( 145605 )  2024/03/04 14:36:56  
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「日本の水産物」中国向け消失も“輸出増加”のなぜ ホタテや他の魚種はその後どうなったのか?

東洋経済オンライン 3/4(月) 9:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/01c06d83de70ba761c786b59b2a1a94ea884edad

 

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中国が処理水の放出をめぐり、2023年に日本からの水産物輸入を停止したことが大きな話題となりました。

しかし、日本の水産物輸出金額は前年を上回り、過去最高を更新しました。

中国向けの輸出が止まったにもかかわらず、他国や国内での消費が増えたことが要因とされています。

ホタテなど一部の魚種は減少した一方で、真珠やブリなど他の魚種では増加が見られました。

中国向けの輸出金額が減少した反面、香港やアメリカなど他の国への輸出が増加しています。

中国の水産物輸入量は過去最高を更新しており、中国自体が加工能力を向上させることで、水産物加工の位置づけを強化しています。

世界全体の水産物輸入需要は増加している中、日本の水産物輸入量は減少しており、輸入単価は上昇しています。

水産資源の持続可能な管理が重要であり、輸出だけでなく国内への供給も考慮される必要があります。

(要約)

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放流前のホタテの稚貝(筆者:提供提供) 

 

 2023年8月に中国が処理水の放出をめぐり、日本からの水産物輸入を停止しました。中国は日本の水産物にとって最大の輸出先であり、その輸出シェアは22.5%ありました(農林水産省2022年の数値、以下同)。さらに香港の19.5%を加えると42%にも及び、その影響について大きく報道されていました。 

 

【図表でわかる】中国が輸入停止した2023年の日本の水産物輸出量は増えていた 

 

 特にホタテガイは、中国向け輸出が51.3%を占め、輸出が止まった影響がクローズアップされていたのは記憶に新しいのではないかと思います。 

 

■中国向け輸出が止まったのに金額は「過去最高」 

 

 ところで2023年の水産物輸出金額は結局どうだったのでしょうか?  農林水産省が発表したデータによると、結果は減少どころか、3901億円と前年の3873億円を1%上回り「過去最高」更新でした。魚種や輸出国によって金額や数量の凸凹はありますが、全体としては減少ではなく増加でした。 

 

輸入停止が始まった2023年8月の記事「『中国がダメなら他国に売る』が難しい納得理由」で、2014年にロシアによるクリミア半島の併合で、ロシアがノルウェーから水産物の輸入停止をした件を紹介しました。 

 

 ノルウェーは、世界第2位の水産物輸出国。そのノルウェーにとって最大の輸出先がロシアでした。同国向けシェアは当時13%でした。それがゼロに。大きな影響が懸念されました。しかしながら、輸出金額は減るどころか過去最高を更新するという結果でした。 

 

 中国による輸入停止の影響を受けた日本も同様の展開になったと言えます。 

 

■ホタテや他の魚種はどうなったのか?  

 

 農水省のデータの内訳を見ると、ホタテガイの輸出金額は689億円と24%減少しました。その他にサバが35%減の122億円、イワシが15%減の99億円などとなっています。サバについては、水揚げ量の減少で、輸出数量が4割も減少しています。 

 

 一方で、輸出金額が増加したのは、輸出重点品目の真珠が456億円と92%大幅に増加したほか、ブリが15%増加して418億円、カツオ・マグロも27%増加して227億円となっています。 

 

 増減はありますが、トータルでは1%の増加という結果でした。世界の水産物貿易は増加を続けていますので、どこかの国の輸入が止まってもその分は、ほかの国々や自国で消費されていくのです。それだけ水産物に食料としての価値があり、また貿易商材としてのポテンシャルは高いのです。 

 

 

 国別では中国が30%減の610億円と輸出金額が大きく減少し、その他では韓国で7%減の228億円、台湾で5%減の330億円となっています。 

 

 一方で、香港が35%増の1016億円と大幅増。アメリカが14%増の612億円、ベトナムが10%増の238億円。タイが4%増の245億円となっています。 

 

 中国同様に、香港でも東京・福島・千葉・栃木・茨城・群馬・宮城・新潟・長野・埼玉の10都県からの水産物の輸入禁止措置をしました。ところが香港向けの輸出は減るどころか大幅に増加しています。 

 

■迂回ルートなしでも消化される水産物 

 

 2023年の水産物の輸出金額は、中国向けが約260億円減少し、香港がほぼ同額増加していました。中国向けがその分香港を経由して輸入されているのでは? と状況を調べたところ、昔と異なり罰則が厳格化しているとのことでした。 

 

 レストランや飲食店の水産物は、輸入先がきちんと証明できなかったり、輸入停止命令後に日本から輸入したと疑われたりした場合、厳しい罰金刑や営業停止などの処分を受ける可能性があり、迂回ルートでの中国向けは、ほぼ無理な様子でした。 

 

 また、上述した2014年にロシアによるクリミア半島の併合で、ロシアがノルウェーから水産物の輸入停止をした後に、迂回ルート、ベラルーシ経由でロシアに輸入されるケースがありました。 

 

 ノルウェー、アイスランド、EUから水産物の輸入制限をしたことで、これらの国々の水産物がロシアの隣国ベラルーシが水産原料を輸入して、そこで加工してロシアに再輸出されるケースが急増し、ベラルーシの水産業は活況を呈することになりました。 

 

 しかしながら、ノルウェーからベラルーシ向けに輸出された数量の推移を示した次のグラフをご覧ください。ノルウェーからのベラルーシ向けはクリミア半島併合前の2013年には2.1万トンから2017年には4.8万トンに増加しました。 

 

 ところが2023年は1.4万トンと併合前の数量さえ下回っています。迂回ルートなしでも、水産物は世界各国で十分消化されているということなのです。 

 

■中国の魚介類輸入量はどうだったのか?  

 

 

 中国の輸入数量を見てみましょう。日本からの水産物輸入を停止した2023年の輸入数量は、日本からの輸入を8月から停止しても、467万トンと過去最高数量を更新しています。日本食レストランでの日本食材不足がクローズアップされていました。ところが全体数量でみれば、中国側は日本からの輸入が止まっても数量面では問題なしで、右肩上がりに輸入数量が増加していることがグラフからわかります。 

 

 中国の水産物輸入はもともと自国消費が主ではありませんでした。日本を先頭に欧米諸国が、水産原料を持ち込み水産物の加工場として利用していたのでした。商社側がノルウェーなどから原料を持ち込み、加工賃を中国側に支払って製品を再輸出するというパターンでした。 

 

 それが、日本をはじめとした国々の加工ノウハウが中国に移っていきました。そして他国のトレーダーなどに原料を持ち込んでもらわなくても、すでに中国側が独自で買い付けができるようになっています。 

 

 また、自国の輸入水産物に対する需要も増えています。こうなってくると、中国の水産加工の位置づけは、「世界の水産加工場」から、自国と輸出先の両方を見ながら水産物原料を買い付ける強い立場に変わってきます。 

 

■水産物の輸入はどんどん減少 

 

 次の表は世界の水産物輸入金額を示しています。オレンジ色の折れ線(赤い矢印)グラフが日本です。2006年まで、日本は世界最大の水産物輸入国でした。現在では、EUを個々の国とした場合、アメリカ・中国に次ぐ第3位です。 

 

 傾向を見れば一目瞭然ですが、今後も世界全体の水産物輸入の需要増を背景に、日本の水産物輸入量は減少していきます。そして中長期的には、輸入単価は上昇を続けることになります。 

 

 世界の水産物需要は今後も確実に増えていきます。水産物輸出は成長産業です。しかしながら、そのもとなる水産資源があってこそです。自国の水産資源管理を科学に基づいて行い、付加価値の高い水産物を輸出して行くことが重要です。 

 

また、輸出だけでなく国内への供給も同時に重要であることは言うまでもありません。そしてその両者を実現するためには資源の持続性・サステナビリティが不可欠であることを最後に付け加えておきます。 

 

片野 歩 :Fisk Japan 

 

 

( 145607 )  2024/03/04 14:36:56  
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(まとめ) 

日本の水産物輸出の動向について、中国市場に依存することのリスクや新たな販路の開拓の重要性、中国への対応策など様々な意見が寄せられています。

中国市場以外にも需要があることや、中国市場に依存しない取引体制の構築が必要であることが指摘されています。

一方で、中国や香港に関する懸念や批判、中国の輸入規制に対する対抗策なども示されており、多角的な視点で問題が議論されています。

中国への依存を減らし、多様な販路を確保することが、安定した水産業の発展につながるという指摘もあります。

( 145609 )  2024/03/04 14:36:56  
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・以前から、中国が輸入を禁じても香港がそれを上回って増えていることは水産庁の統計を見ても明らかでどうしてこれを記事にしないのかおかしいと思っていた。やっと記事にはなったが結局香港分がどうして増えてその分がどうなったかは書かれていない。香港から中国ヘは流れていないようだとしか書いていないが、実際は偽って流れているか、あるいは富裕層が香港まで行って食べているのか。更なる解析を願う。 

 

 

・タイトルと中身が曖昧な関係で、中身のない字数だけ多い記事が増えてますね。「輸出増加」がこの記事の看板とすると、それは真珠の輸出が大幅に増えた事が要因ですね。真珠は食用ではないと思いますが、あえて水産物にいれているわけで、それ以外の本来水産物は減っているのが実態ですね。 

印象として残るのは、ノルマがあるのか、何か記事を出さねばならないので、思い付きで字を並べたのかな、ということです。 

 

 

・中国向けはやめりゃいいじゃん 

もしくは中国向けのウェイトは下げる 

販路は複数で多ければ多いほどいいんだから 

中国頼みの一本足打法でやってるとどんな業界でもそうだが即倒産につながる 

チャイナリスクは昔から言われていて周知されてることなんですから 

リスク管理が甘いとしか言いようがない 

 

 

・中露と決別の時が来ているのです 

商売の基本は信頼です信頼に足る相手を選んで商売すればWin-Winになれるので信頼できない相手には頭を下げてきた時だけ他よりも割高にして商売すればよいのです 

 

 

・要は何も考えてなかった 放っといても中国が高く大量に買ってくれるから努力しなくて済んだってことでしょ これからは考えて努力してマーケットを広げチャイナリスクを減らし安定した生産を目指して下さい 商売の基本です。 

 

 

・おそらく、香港経由で中国に輸出しているのだろう。 

中国人は、当局の規制を搔い潜って対策する事、これを当たり前にするからだ。 

正規の統計情報には表れないが。 

 

 

・増加は真珠だろ! 

 

全体見てはそうたけど、真珠業者はいいか 

じゃーホタテ業者はどうなるの? 

他の水産業者は? 

 

言ってる事が極端過ぎて話にならん、負け惜しみもここまで来ると感心するわ 

 

 

・今こそ中国とはデカップリングを進め間違っても現地駐在員が共産党に拉致される事の無い様にしたい。安心して企業活動出来ないし長期拘束になり会社も本人も家族も一生を台無しにしてしまう。 

 

 

・日本の漁獲量は底を打っている、魚資源を求めて 水産庁は もっと真剣に 資源探査をするべきだ 広大な海での魚の群れを最新鋭のAI探査を行なう様に進言する ~バカげた話しだがやるしかないのです、それ程 業界は疲弊しています。 

 

 

・処理水がーと言いつつ日本近海に中国漁船がたくさん魚を取りに来てるんでしょ?その魚は中国産という事にしてるらしいじゃん。その数字を調べたらどうかね。 

 

 

 

・ホタテに関しては減少分の売れ先がまだ見つかっていないと言う事ですね。 

ここをクローズアップしてどのように奮闘しているのか知りたいです。 

 

 

・中国も各国と合同で海水調査しているじゃないですか持ち帰って結果はどうなったんですかね報告して欲しいですよね。 

異状がなかったなら輸入解除してどんどん輸入して欲しいです。 

 

 

・おそらくだが、中国の輸入禁止措置で日本の水産物は行き場を失ったが、結局は日本人の胃袋の中に入った。 

そう書けないのですよ。国内需要でも十分やっていける。 

 

マスコミはグローバリズム礼賛だから、国内需要が供給を若干上回った、とは書けないのです。おそらく修正された文章だ。 

文章題と内容が一致していない。曖昧で変な文章です。 

 

 

・中国は厳格な輸入管理をしていて、香港経由の輸入は難しいなんて書いてあるけど、そんな事はないらしいよ。中国は食の大国だから 

食に関しては我慢しないのですよ。当然抜け道はあるんです。 

 

 

・輸入解禁されても輸出制限するのが宜しい。ナマコ等は日本での勝負が限られてますので台湾等経由に限定し、台湾に利益が落ちるようにできないものか。 

 

 

・中国向け消失しても、世界の「華僑」の人々は、日本に好印象 

神戸は、香港から移ってきた「華僑」で賑わい、不動産価格も上昇 

最近の神戸経済を牽引しているのは、中国習政権嫌いの華僑たちと 

弾圧下で自由が消えた香港に見切りをつけたインドなど外国人 

 

 

・結局その時痛みはあるけど、チャイナリスク離れはできないことは無い、って話よね 

水産に限らず、リスクはどんどん外していかないと取り返しのつかないところで痛い目見るよ 

 

 

・牛肉もカンボジア経由で大量に入ってるらしいからね。市場経済だからいくら国が規制しようとも需要に応じて値段がついて流通する。商魂には敵いません。 

 

 

・あんまり中国に依存しないのと、漁獲量の変動に備えるために、陸上養殖がもっと普及すればいいですね。 

 

 

・嫌いだろうが何だろうが、中国やロシアが日本にとっての貿易先として重要な事は説明するまでも無い事実。 

政治と経済は別なのが、実際の数字から判る。 

 

 

 

・まぁ相変わらず日本のマスコミやテレビ局や親中派の評論家は騒ぐよね️中国人の爆買いなくなった️中国への水産物減ったと騒ぎたてるよね️日本経済は中国一本で成り立ってません️中国が駄目なら他の国に輸出しています️ 

 

 

・他に売れば良い。 

中国をあてにするのはリスクが高いと理解すべき。 

人口の多さに惑わされてはいけない。 

 

 

・香港の海鮮酒家は味を競って日本とは比較にならない繁盛ぶり 各地から入ってるわなあ 

 

 

・中国に需要がないんだから需要の有る所を開拓するだけで国を挙げて日本の海産物をアピールしているのに水を差す様な記事だ、不安を煽る反日ライターの記事だ。 

 

 

・国内には輸入魚が氾濫し、国内で生産した魚は輸出される。地産地消はどこ吹くかぜ。 

 

 

・中国を工場代わりに使うとノウハウだけ吸い取られてポイ捨てされる事例がここにも有りましたね。 

 

 

・ウォッチ必要なのは 処理汚染水が 放出され続ける事 誰でも気づく頃は 後の祭り 利権受益者は もういない 

 

 

・中国を相手にしたらマトモな取引はできない事は当たり前だし、そんなリスクは最初から考えて置けよ、 

 

 

・ホタテは 北米に輸出しているらしい 中国よりも高値で買って貰ってるらしい。 

 

 

・需要があれば売れるでしょ? 

 

今までは簡単だから中国に依存し過ぎてたって事。 

 

 

 

・>輸出重点品目の真珠が456億円と92%大幅に増加したほか 

真珠は海産物扱いなの!? 

 

 

・接続詞の使い方がおかしいのかわかりにくい 

 

 

・日本に叩き売りしてくれよ! 

食べたけど高いんじゃい! 

 

 

・販路はいくらでもある。 

 

 

・その真珠は中国が爆買いしてるけどね 

 

 

・真珠は水産物なの? 

 

 

・それでいい。 

やれば出来るじゃん。 

 

 

・もう中国はええのと違いますか? 

 

 

・たぶんそうだと思っていた。 

 

 

・日本勝ちVV 

 

 

 

・中国が輸入禁止措置をしたら、もう二度と中国に売らなければよい。 

これは中国の常とう手段で、自分たちの言うことを聞かない国にはいつもこのようなことをする。 

このような国は最初から相手にしない方が良い。 

日本企業は輸出したいものは中国以外の国へ営業をかけること。 

 

 

・台湾は中国の嫌がらせでパイナップルの禁輸措置を受けて日本に販路を拡大したところ、対日輸出は8倍にまで増えた 

 

日本も「中国とは対話で仲良くしよう」なんていう一部のお花畑思考をいい加減やめて、台湾を見習って中国に依存しない、頼らない貿易体制を作らなければいけない 

 

中国も韓国もいらないって言ってるんだからこちらから無理して頭下げてまで売る必要はない 

 

中韓も、中国の原発から排出されるまさに汚染水まみれの海産物を食べてればいいんじゃないの? 

 

 

・中国は最終輸出国の日本を禁止 

韓国経由で迂回輸出して韓国産に 

すれば問題ない 

中国は賢い国。 

 

 

・香港経由で中国に出してるんですよ。香港も中国なのに、意味が分からない。漁連も汚い。 

 

 

・中国人は自分たちの国にも原発があって、処理水を海に流してるのを知ってるのだろうか? 

 

 

・China(47)「レアアース輸出規制な」「AUS鉄鉱石買わね」等々自らの首絞め政策おもろ 

 

 

 

 
 

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