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欧州委、中国の鉄道車両大手に「調査発動」の背景 中国政府の補助金を受け、EU市場を歪めた疑い

東洋経済オンライン 3/5(火) 10:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d00b92d4900a159ad54ce9e5033ec5c0eabf9ad

 

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CRRCはヨーロッパの鉄道市場での攻勢を強めており、欧州委員会は中国の鉄道車両メーカーである中国中車四方に対する詳細調査を開始することを発表した。

詳細調査の対象は、EU域内の市場を歪める外国の補助金に関するものであり、中車四方がブルガリアの政府調達入札に応札する際に人為した資金提供を受けている証拠があるとされている。

欧州委員会は7月2日までに最終判断を下す予定であり、違反が認定されれば中車四方は契約条件の是正や契約締結の禁止が可能性として考えられる。

(要約)

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CRRCはヨーロッパの鉄道市場に食い込もうと攻勢を強めている。写真はマケドニアに納入された同社製の車両(CRRCヨーロッパ法人のウェブサイトより) 

 

 EU(欧州連合)の政策執行機関である欧州委員会は2月16日、中国の鉄道車両メーカーの中国中車青島四方機車車両(中車四方)に対して、EUの「外国補助金規則(FSR)」に基づく詳細調査を開始すると発表した。 

 

【写真】欧州委員会は鉄道車両にとどまらず、中国製のEV(電気自動車)やスマホアプリに対する調査にも着手している(写真はイメージ) 

 

 FSRは、EU域外の政府の補助金を受けた企業が事業活動を通じてEU域内の市場を歪めるのを防ぐために制定され、2023年1月に発効。同年7月から適用が開始された。中車四方は、その詳細調査対象の第1号となった。 

 

■ブルガリアの政府調達に応札 

 

 中車四方は、世界最大の鉄道車両メーカーである中国中車集団(CRRC)傘下の上場子会社の1つだ。 

 

 CRRCは中国の中央政府直轄の国策企業で、国有大手の「中国北車」と「中国南車」が2015年6月に合併して発足。機関車や客車などの一般車両から、高速鉄道車両、都市交通システム、鉄道用建設機械、各種設備や部品まで、ありとあらゆる鉄道車両および関連製品の開発・生産を手がけている。 

 

 欧州委員会による詳細調査は、ブルガリアの運輸通信省が2023年5月に公表した鉄道車両の大量調達計画に関わるものだ。そこに含まれる動力集中方式の列車20編成および15年間のメンテナンス契約の競争入札に、中車四方が応札。この入札の(発注者側の見積りによる)予定価格は約6億1000万ユーロ(約987億円)となっている。 

 

 FSRの発効により、EU域内の政府購買に応札する企業は、欧州委員会に対して規定に基づく事前通知を行わなければならなくなった。その条件は、入札の予定価格が2億5000万ユーロ(約405億円)を超え、かつ当該企業が過去3年以内にEU域外で1カ国当たり400万ユーロ(約6億円)を超える資金提供を受けている場合だ。 

 

 この規定に従い、中車四方は1月22日、ブルガリア政府の入札に参加する意向を欧州委員会に通知していた。欧州委員会はそれを受けて予備調査を行い、中車四方が「EU市場を歪める外国の補助金を受け取っている証拠が十分にある」として、詳細調査の発動を決めた。 

 

 調査の焦点は、中国政府の資金提供が中車四方に直接的または間接的に利益を与える補助金に相当するかどうか。また、それによって中車四方は不当に有利な応札が可能かどうかなどだ。 

 

 

■中国のEU企業から懸念の声も 

 

 それらについて、欧州委員会は7月2日までに最終判断を下すとしている。仮に規則違反と認定されれば、中車四方は契約条件の是正を求められたり、契約締結を禁じられたりする可能性がある。 

 

 今回の欧州委員会の動きについて、中国外務省の毛寧報道官は2月19日の定例会見で、「中車四方のいわゆる『補助金問題』に関する調査に対し、中国政府は懸念を持っている」とコメントした。 

 

 また、在中国欧州連合商工会議所(EU商工会議所)も2月16日に声明を出し、中車青島に対する欧州委員会の詳細調査の決定について「深い失望と深刻な懸念」を表明した。 

 

 (訳注:EU商工会議所の声明は、欧州委員会が中国企業を狙い撃ちにする差別的対応を取ることで、中国に進出しているEU企業が報復の対象になることを懸念したものとみられる) 

 

 (財新記者:杜知航、鄒曉桐) 

※原文の配信は2月19日 

 

財新 Biz&Tech 

 

 

( 145917 )  2024/03/05 14:47:20  
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中国の国有企業や補助金による市場歪曲に関する意見や批判が多く見られます。

特に中国が他国の技術を盗用し、補助金やダンピングによって市場を支配しようとする姿勢について不満や懸念が寄せられています。

一方で、補助金をめぐる議論や国際競争において、各国が補助金を利用している現実も指摘されています。

 

 

また、中国に対する批判だけでなく、日本やEUなど他の国や地域に対する警戒や競争の現れも見受けられます。

国際社会における各国の意見の相違や対立が露わになっている様子がうかがえます。

 

 

(まとめ)

( 145919 )  2024/03/05 14:47:20  
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・中国国有企業なんて、そもそも、中国政府からの補助金だけではなく、有象無象の援助を得て存在しており、市場経済の原則を根本からゆがめている。かの国では銀行も、大手はすべて国有銀行であり、国有企業は党を背景とした無限ともいえる「信用」を持っている。 

したがって、EUが本格的に市場の公平性を担保したいなら、国有企業や国有企業傘下企業の参入をシャットアウトしないと効果的な抑制策とは言えない。他方で、在中のEU商工会の言っていることは、自己の利益しか考えず、EU市場に不公正な企業が参入することに「目をつぶれ」ということにすぎない。 

 

 

・「安すぎるオカシイ」というのは非常に難しい問題。当然、市場を破壊して支配しようとする行為は取り締まるべきだけど、「何が原因で不当に安いのか」を公平に判断することが不可能に近い。 

単純に高額の補助金が駄目とすると、熊本に工場作るのに多額の補助を受けた半導体の会社もアウトになってしまう。税制優遇を受けている企業も世界中に山ほどある。結局は政治的な問題になっちゃうなぁ 

 

 

・補助金以前に日本の新幹線技術の盗難で開発コストを下げており、この観点からも是非日本も加わって調査して頂きたい。 

もう一度中華戦略を思い出しましょう。ダンピングで敵国の市場を独占し、経済的支配を進めて、政治的経済的な支配を進めていくのです。公正などと言う言葉はありません。超法規的にでも早期に対抗しないと、支配されて国が滅びます。ウイグルやチベットの様になったら手遅れなのです。 

 

 

・中国政府がダンピングして異常な安値で、鉄道や高層ビル、EVを売り、後に約束を破ったり値上げしてくるのは、常套手段。各国が国内市場を守る為に、中国にのみ、高い関税をかけるのは当然。 

 

中国も、同じやり方で関税をかけている。 

 

 

・欧州は中国製品が鼻につきましたか。で、対応を変えて来たのですね。 

中国さん、欧米は日本がスキージャンプで表彰台を独占したらルールを変えて日本選手が勝てないようにした過去があります。それが欧州ですよ。 

 

 

・補助金を受けてって言うけどその国の政府が良いと言うなら良いのでは? 

その後のことは知らんけど。 

ただ世界各国は今までとりあえず安く安くって中国に依存してた現実はあるからな。 

まぁ全ての国が余りにも中国と中国人を甘やかし過ぎたんだよ。 

 

 

・今どきの世には、また補助金を理由に他国企業を叩くことは通用しません。 

先進国を含めてみんなは企業にいろんな理由により補助金を出してますからね。 

 

 

・中国にしても韓国にしてもダンピングが酷いですからね。 

自国が儲かれば世界市場ぶっ壊すのも無関係スタイル。 

日本もダンピングで造船業潰されたり、産業スパイも沢山送り込まれました。 

 

 

・よくもまあさんざん中国から美味しい思いをさせてもらってコロッと手のひらを返すね。 

地理的に距離が離れてると手玉に取れるとか思ってるのだろうね。 

 

 

・まぁインドネシアで中国の高速鉄道が日本の新幹線の受注を横取りしたようには行かないわな 

 

 

 

・中国は社会主義なんだから補助金とか関係ないでしょう。全てが補助金です。 

 

 

・中国企業は全て国営で自由国企業との正常な競争はあり得ない。 

 

 

・安物買いの銭失い 

あとで後悔するよ 

 

 

・中国企業は信用ならないから。 

EVのBYDも胡散臭いよねー 

 

 

・中国の補助金における鉄道車両輸出の国際市場のゆがみ 

鉄道より電気自動車の補助金が数倍デカいだろう!! 

EUが日本のハイブリッド車排除の切り札がEV車。 

EUに雪崩のようにEV車輸出攻勢をする中国。EUは中国排除か? 

それにしても、日本の政治は2時間数十分の演説をしている野党とお金の使途を明らかにしない盗人与党で、情けなさすぎる!! 

 

 

・日本にはこんな国にほぼ技術を無償提供した 

JRの馬鹿社長も居るけどな 

 

 

・あんたの国や!  

まぁ~気の済むようにぼちぼちやんなはれ!  

ケ・セラ・セラですわ 

 

 

・中国人に今頃気づいたの、遅い。 

 

 

 

 
 

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