( 146110 )  2024/03/06 00:36:08  
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世界で一番稼ぐ年金基金、それが日本のGPIFだ。3月末~4月初めに約2兆円のリバランス売りを想定。株式市場への影響は軽微で押し目買いの好機とせよ

ダイヤモンド・ザイ 3/5(火) 21:01 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef886e29304a50eea50d6c760accb83a932cb725

 

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日経平均株価が過去最高値を更新して4万円台に突入し、金曜日には744円高で3万9910円まで上昇。

GPIFの2023年の収益が34兆3077億円と過去最高を記録し、運用資産額も2割増加。

GPIFは運用方針を変えて世界トップクラスの運用資産額と収益力を誇っている。

マーケットではGPIFのリバランスが話題になっており、大規模な売り圧力が株価に与える影響が注目されている。

投資助言のWebセミナーも好評で、投資戦略や個別銘柄などについての情報が提供されている。

(要約)

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●日経平均株価は過去最高値をあっさり更新し、4万円の時代に突入 

 日経平均株価は744円高となり、4万円台乗せ間近に―。 

 

先週のコラムにおいて、日経平均は1989年12月29日に付けた3万8915円を抜き、過去最高値を更新して3万9098円となり、「2024年2月22日にとうとう歴史的瞬間の日が来た」と述べた。実に34年2カ月もの長い長い時間を要して「私にとって右肩下がりの証券人生にピリオドを打つ瞬間」でもあった。先週金曜日には744円高となり終値は3万9910円。わずか1週間で4万円台乗せ間近のところまで来た。凄まじい躍進ぶりである。 

 

 金曜日夜間の先物取引ですでに4万190円まで上昇したため、今週の寄り付きから4万円台に突入することになる。夢の4万円時代。わずか2.5%の株価上昇で日経平均は1000円も上昇する世界。5万円達成もあっと言う間に来そうだ。日経平均自体が値がさ株と言える。 

 

●GPIFの2023年の収益は34兆3077億円。年間ベースで過去最高を記録 

 さて、今回のテーマは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)だ。2023年の収益が34兆3077億円のプラスとなり、年間ベースとしては過去最高を記録した。2022年末に189兆円だった運用資産額は2023年末に224兆円となり1年間で約2割増加した。資産別の増加額は外国株式が14兆2973億円と最も多く、次に国内株式が12兆8773億円と続く。円安・ドル高による外貨建て資産の評価額も上昇した。 

 

 GPIFは将来世代のための年金積立金を運用している。高齢者への公的年金給付の財源は勤労者からの保険料収入と国庫負担で9割が賄われている。そして残りの1割が年金積立金から賄われる。年金財政の補完的な役割との位置づけだが、運用収益の積み上がりは年金財政基盤の安定につながる。 

 

●GPIFの運用方針転換が奏功し、運用資産額、収益力とも世界トップクラス 

 GPIFは従来、安全重視で国内債券を中心とした資産配分で運用を行ってきた。だが、国債利回りが極端に低下し「年金財政上必要な運用利回りを確保できない」との結論を下し、アセットアロケーションを「国内株式、外国株式、国内債券、外国債券に25%ずつ均等に投資する」とのスタイルに改められた。これが奏功して大きなリターンを叩き出せるようになった。 

 

 世界の年金基金におけるGPIFの地位は堂々の第1位である。2番手がノルウェーのGovernment Pension Fund(政府年金基金)、3番手が韓国のNational Pension(国民年金公団)である。先ほど述べたように2023年末のGPIFの運用資産額は224兆円で年間リターンは34兆円。年率で19%ものリターンを出し34兆円も稼いでいる年金基金は他にない。世界で一番稼ぐ年金基金、それが日本のGPIFである。2001年からスタートした累積運用収益は132兆円に達している。もの凄い金額だ。 

 

●残念なメディアの偏向報道。四半期成績が少しマイナスで責任論を大騒ぎ 

 運用成績は四半期ごとに開示されるが、わずか3カ月の運用成績が少しでもマイナスだと「GPIFの運用がマイナス」などと大々的に報道し、「年金支給額が減らされる! 」「何でマイナスの運用なんかしているんだ! 」「責任者出てこい! 」との世論が毎度起こるが、2023年のような順調な成績だと小さく報道されるだけである。メディアは国民の不満や不安を煽ることばかりに躍起で、バイアスをかけずもっと公平な報道ができないものだろうか。私はいつもそう思う。 

 

 ここから重要な話になるが、GPIFは「国内株式、外国株式、国内債券、外国債券に25%ずつ均等に投資する」というルールで運用していることは述べた。4つの金融商品はそれぞれ違う動きをするため、ほったらかしていると投資比率が25%から次第に乖離してバラつきが生じる。それを是正するのがリバランスという元のウェートに戻す作業だ。毎四半期ごとに丁寧に行われる。 

 

●GPIFの大規模なリバランス売りが実行されると、株価は暴落する?  

 「私が投資を始めてから起きた大規模なリバランス(去年の6月末と9月末)の際は、太田先生からリバランス売りだと教えていただくまで理由が分からず、不安になった経緯があります」とのコメントが会員から寄せられた。2つの質問を受けたので、皆さんとも共有したい。 

 

 ①リバランスの規模はどこかのサイトで事前に公開されるのでしょうか?  

②今年に入ってから日経平均は約17%上昇、米国株は約3.4%の上昇なので、この状態のままだと3月末のリバランスでは日本株が売却されると思っていますが、先生はどうお考えですか?  

 

 まず①については事前に公開されることはない。機関投資家が「これから○兆円売りますよ」などと対外的に手の内を明かすことなどありえない。 

 

●3月末から4月初めにリバランス売りが想定されるが、市場への影響は軽微 

 ②については3月末から4月初めに行われる可能性が高い。直近の運用資産割合(2023年12月末)は国内債券58.3兆円(25.77%)外国債券55.3兆円(24.44%)、国内株式55.8兆円(24.66%)、外国株式56.9兆円(25.14%)となっている。各プロダクトのリターンを考慮してリバランスさせると、国内株式は2兆円程度の売りが必要と試算される。 

 

  「2兆円は大きい! 」と思うかもしれないが、直近では1兆5000億円前後の売りを出しており、今回もほぼ同じレベルである。もちろん1日で売り切ることはなく、市場へのインパクトを考慮しながら売却する。最近は相場が活況だ。東証プライム市場の日々の売買代金は5兆円を超え、仮に5日間で売却すれば1日あたり4000億円。全体の売買代金の10分の1程度で収まるため市場への影響は軽微だと考えている。 

 

  マーケット参加者の心得としては、このような売りに気を取られることなく、淡々と企業に向き合って株式投資を考えていただきたい。GPIFのリバランスはあくまでテクニカル的な売り圧力の一部に過ぎず、これによってマーケット動向が決まるわけではないからだ。 

 

●8週連続最高値の「勝者のポートフォリオ」。極意を6日セミナーで伝授 

 さて、太田忠投資評価研究所とダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ(DFR)がコラボレーションして投資助言を行っている「勝者のポートフォリオ」は8週連続で過去最高値を更新した。投資戦略が的確に決まっており好調だ。 

 

 3月6日(水)20時より毎月恒例のWebセミナーを開催する。テーマは「日経平均史上最高値更新後の投資戦略」。投資戦略だけでなく本コラムではお話できない個別銘柄やテンバガー(10倍株)などの話も満載。会員限定だが10日間の無料お試し期間を使えば誰でも参加できる。締め切りはWebセミナー当日の14時まで。15時にセミナーのURLを配信する。毎回300名を超えるビッグイベントであるが、太田流『新NISA活用法』のスペシャル講義も完結し、このところ本当に多くのお申し込みを頂いている。資産運用になかなか踏み出せていない読者も多くいると思う。ぜひ「勝者のポートフォリオ」を活用し、大事な第一歩を踏み出していただきたい。 

 

 ●太田 忠 DFR投資助言者。ジャーディン・フレミング証券(現JPモルガン証券)などでおもに中小型株のアナリストとして活躍。国内外で6年間にわたり、ランキングトップを維持した。現在は、中小型株だけではなく、市場全体から割安株を見つけ出す、バリュー株ハンターとしてもDFRへのレポート提供によるメルマガ配信などで活躍。 

 

太田 忠 

 

 

( 146112 )  2024/03/06 00:36:08  
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- 運用収益の重要性を強調し、年金財政基盤の安定に繋がることを認識している意見が多く見られました。

しかし、日本のマスコミや一部の政治家に対する不満や不勉強さ、報道の偏向などが指摘されています。

 

 

- 日本のGPIF(年金積立金運用機構)や年金財政に対する様々な提案があり、中には現状に対する批判も見受けられます。

運用益が上がっても職員報酬が下がらないことや、年金受給者への還元が不十分だという指摘もあります。

 

 

- 一部の人は、運用益の大きさを評価し、GPIFの運用手腕を褒めています。

また、将来の年金支払いや運用益の使途について懸念を示す声や提案も見られました。

 

 

(まとめ)

( 146114 )  2024/03/06 00:36:08  
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・>運用収益の積み上がりは年金財政基盤の安定につながる 

 

まったく同感。日本人はマスコミ含めて「運用」という概念がゼロなので年金基金がどういう考えで「長期運用」されているかすら何も知らずに「株高なんて関係ない」と平気でTVなどでも言い放つが本当に不勉強だ。 

ついでに言うと日本銀行も日本株を軽く50兆円はもっていて過去の急落時にばかり買っているので「ぼろ儲け状態」である。いずれも国民皆の資産である。 

もちろん公的部門があまりに大量の株式をも保有することは正常ではないのでいずれ何らかの方法で「実現益」を出し、国庫に収まる事を期待したい。 

 

 

・これだけ円安が進めば、名目上の利回りは、そりゃ良くなりますよ。 

いつも思うんだけど、他国と比較する際は、通貨を合わせた方が良い。 

実際、投資信託の基準価格で比較すると、日経平均よりS&P500の方が利回り良いしね。 

 

 

・年金受給時期が来たら受給者にjpifの運用実績に連動するかさせないで一定額か選択させるのを義務化したほうが良いです。俺様は迷わす連動性あるのみです。なぜならインフレに対応できるのは資産運用だからです。 

 

 

・ふ~ん、23年で130兆円以上稼いでいるのかぁ…。 

それなら、リバランスなんてケチなことは言わずに医療・介護、育児・教育に3割ぐらい使ったらどうだい?将来の給付ためにってコツコツため込んでいるばかりじゃ上手くゆかないよ。無駄遣いはダメだがこういったことに使うなら世間も賛成だろう。きっと長期的に見れば年金財政にも良い影響を与えると思う。安心すればみんな金使うから。そうなれば企業も賃金上げるから。 

 

 

・日銀のETF買いも昨年度で約1兆円の分配金を国庫に納めている 

これが無いと予算編成に大穴が空いてしまう状態 

今年は好業績だから1兆円を軽く超える分配金があるでしょう 

 

 

・>残念なメディアの偏向報道。四半期成績が少しマイナスで責任論を大騒ぎ 

 

まったくその通りだ。 

マスゴミは繰り返し何度も報道するので、何も知らない国民はずっと損をしていると誤解する。 

反対に利益が出ているときの報道を見た記憶がない。 

とても公正な報道とは言えない。 

 

運用資産が増えていくのは良いのだが、ある程度増えたら年金が少しでも増額するようにならないものか。 

 

 

・GPIFは100年安心とかのプランで100年後を見据えてて、現役の誰も恩恵にはあずかれないのが問題。せめて100年を30年ぐらいにして、その運用益を積極的に活用して欲しいところだが。 

 

 

・そもそも年金の運用だから、リバランス売りで年金を払ってきた人に還元してあげたら良いと思う。 

年金受給より、生活保護費受給の方が多いのがおかしい。 

 

 

・儲かった時しか公表しないことで有名なGPIF。 

コロナ禍で随分と大損したが。そもそも円安で 

儲かっただけ。半分は外国国債と株式だからな。 

しかし日本では官製相場支えるために永遠に売却 

出来ない塩漬け債券。年金は現役世代の保険料では 

足りずに毎年3兆円~4兆円が国家予算から捻出 

されている。本当に詐欺国家だよね。 

 

 

・運用収益が上がろうが下がろうが、職員報酬が下がらないのが年金機構、 

上がれば上がった分反映して、職員報酬も上がる。 

損失出しても、一円も下がらず上がるだけで終わる。 

 

 

 

・GPIFがいくら巨額の運用益を上げようが、日銀が数兆円規模の介入で日本株買いをやろうが、その恩恵を受けるはずの年金受給者には大した還元もされないまま、国民全体にはさらなる年金掛金や消費税の大増税を課すことしか考えてないのがこの国の財務省だ。 

 

 

・リバランス売りと言っても、せっかくの持ち株が下がってしまったら元も子もない。株価への影響を最小限に抑え、うまくやるだろう。 

 

 

・GPIFは運用はじめてめちゃ成功している年金基金 

このマイナスになったときの報道がとにかくひどい。 

莫大なプラスになっていることをそして報じないメディア 

能力がいかにないかがわかる。 

 

 

・為替介入で90円台で仕入れたドルを150円近辺で売るとか、個人だと真似できないことして利鞘を稼いで入んですが。 

批判ばかりで可哀想。 

 

 

・株高なんて庶民には実感がないなどと 

マスゴミがやたら喧伝してますが 

これこそ風説の流布ではないでしょうか。 

こういうところに効いてくるんですよね。 

 

 

・年金運用関係者です。GPIFのリバランスは期末月末ではなく、期中・月中に もっと頻繁にやっていますよ。理事長がインタビューでも言っています。 

 

 

・株安になると含み損が意識され、批判も出てくることがある。 

巨額の含み益の場合が出た場合、批判していた人はダンマリ。 

 

 

・運用益が出たときは総スカンで、ちょっとでも損が出ようものなら一大ネガティブキャンペーンをするマスコミ。批判しかできない典型的な評論家状態です。どこの会社にもいますよね、この類の人。 

 

 

・帳簿上の話で稼いだところで、還元しなければ意味がない。 

年金減らし、受け取り年齢上げたら、何のためにやってんのかわからない。 

 

 

・こっそりポートフォリオを組み替えてゴールドやビットコインにぶち込んでおいて欲しい。 

 

 

 

・GPIFさん、今日本株は利益確定の売りですよ。 

ただし、本当に売ってしまったら日経平均は大幅下落してしまう。 

 

 

・GPIFはマジで有能。 

PFも超優秀。 

 

この件と年金の不満を結びつけるのはやめよう。 

 

 

・>それが日本のGPIFだ 

 

5~10年後が楽しみですね。投機と投資は自己責任でお願いします。 

 

 

・数年前まで 

野党議員のSNSで時々 

 

「GPIFが○○円損失!」とか投稿していたけど 

最近は全く投稿されないなぁ~ 

なんでなんだろう? 

 

 

・含み益って、実現させないと「無い」と同じ。 

なんだったら、明日全部売却して利益確定させてみればどうや。 

話はそれから。 

 

 

・世界で一番稼ぐ年金基金、それが日本のGPIFだ。 

 

それでも平均すると年3%か4% 

もっと頑張らないと 

 

 

・かといって年金支給額が増えるわけでも、 

年金保険料が下がるわけでもないというのがね。。。 

 

運用益はどこへ? 

 

 

・前に年金でリゾート作って、巨額の年金溶かしたよね、誰が責任取ったの?ってか戻したの? 

 

 

・2020年度元本1257兆円。松下幸之助さんが、無税国家になると言ってました。財務省は、ハイエナの輩だ。おしまい。 

 

 

・株が上がれば老後安泰(*´-`)年金は運用されている事を忘れてる人が多い。 

 

 

 

・運用益は年金の支払いに用いられない規約だった気がするなぁ・・・なんか不思議なんだが・・・。 

 

 

・とりあえず麻生が投資に失敗して下げた年金を戻すか増やすべきなのでは? 

 

 

・何でもいいけどこのチャンスを生かして減らないようにしてくれ。 

 

 

・年金基金が増えることはいいことです。 

 

 

・そうか、ノルウェー政府年金基金が15.7兆クローネ(222兆円)だから、GPIFが逆転したのか( ̄ー ̄)スゲェ 

 

 

・年金がしっかり支払われなければ、GPIFの存在価値無し 

 

 

・利益を確定させた時のお金は、今株を買った人たちのお金です。 

 

 

・早く利確して、年金の掛け金を減額しろよ。 

余剰金ありすぎだろう。 

 

 

・久々にいい記事を書く人を知った。 

 

 

・この制度、誰が創設したの? 

 

 

 

・文句をいうのは立憲、共産、令和、朝日かな。 

 

 

・将来の年金を減額せずに 

保障できないのか 

儲かってるんだろ 

 

 

・それだけリスクも大きいということです。アベクロで無理矢理上がっている部分は、はてどうなることやら、、、。 

 

 

・儲かっているなら保険料を減らせ。 

 

 

・投資に猛反対してる「節約ジャーナリスト」の荻原博子あたりが必死に批判してますけど、残念ながら実態は記事の通り大儲けできている。 

 

この組織が無ければ今頃もっと年金保険料は上がっているだろうし消費税も15パーセントぐらいになっているだろう。 

 

左翼は害虫でしかない。 

 

 

・年金も税金も、国民に還元されずになってしまった我が国。 

知識もない老害ばかりに投票率を持たせるからこうなる。 

 

みんな!投票しようぜ。 

平和ボケしすぎでない? 

 

 

・GPIFの運用益も一部は一般財源化しますとしないよう岸田の首根っこに縄付けとかなきゃな。 

 

 

 

 
 

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