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“障害者は税金を払わない”に反発した女性経営者の野望「給料を支払うためにアルバイトも」

週刊SPA! 3/6(水) 8:53 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad73297a98944672a46e43ac1891a581714f33cc

 

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埼玉県越谷市にあるココロスキップは、障害や年齢、体力面で一般就労が難しい人が通所する就労支援施設であり、点字名刺を作るサービスが有名。

施設長の大政マミ氏は、点字名刺を視覚障害者が手作業で作ることで障害者雇用の促進を図り、その取り組みが広く支持されている。

経営は苦難もあり、紆余曲折を経て、給付金を受けながら事業を継続する道を選び、現在は内職作業も行い、ますます選択肢が広がりつつある。

大政氏の使命感と柔軟な立ち回りが、障害者雇用の促進に貢献している。

(要約)

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大政マミ氏 

 

 埼玉県越谷市に就労継続支援B型事業所を構えるココロスキップ。就労継続支援B型事業所とは、主に障害や年齢、体力面において、一般就労が困難な人が就労する施設のことである。同じく障害や病気を抱えた人が通所する就労継続支援A型と異なり、雇用契約に基づく就労が難しい人たちが通所する施設となる。 

 ココロスキップの取り組みとして有名なものに、“点字名刺”がある。社会人が使用する名刺に点字を刻印するサービスだ。刻印は、ココロスキップに通所する視覚障害者による手作業だという。 

 

⇒【写真】大政氏が実際に使用する点字名刺 

 

 施設長の大政マミ氏がココロスキップを立ち上げたのは2007年、20代半ばでの起業だった。最初の2週間はまったく注文が来ず、落胆したと話す。 

 

「起業から2週間くらいはまったく仕事がなくて、『ダメだったか』と思いました。その後、大手から受注があり、会社が動き出しました。それ以前も点字名刺はありましたが、個人でやっているものがほとんどでした。私は、点字名刺の作製を視覚障害者などのハンデをもつ方々に担ってもらうことによって、障害者雇用の裾野を広げたいという思いがありました」 

 

 抱える障害によっては、雇用の幅がどうしても狭くなる。ココロスキップ創設にあたって、大政氏はその現実を直視した。 

 

「視覚障害者を支援するNPO法人などで歩行訓練のボランティアなどをさせていただきました。そこで、私は視覚障害者が生活において大変なことは漠然と理解していましたが、細部まで具体的に想像が及んでいなかったことを思い知りました。たとえば食事の際なども、どこになにがあるのか、すべてきちんと伝えないといけません。また、出社をするだけでも危険が伴い、さまざまな配慮が必要になってきます。しかも視覚障害者が就く職業としては鍼灸、あん摩などがポピュラーですが、誰でも就労できる職種ではありません。もっと社会で働いてもらうために、何か自分にできることはないかと思い、点字名刺を思いついたのです」 

 

 

 さらに大政氏にはこんな動機もあった。 

 

「過去に叔父が交通事故に遭ってしまい、障害を負ったことから、働ける選択肢が極端に狭まってしまったのを見たことも無関係ではないかもしれません。当時から、障害を持った人がいきいきと働ける社会になれば良いと思っていました」 

 

 ビジネスの場で点字名刺を用いることは、意外な効果があるのだという。 

 

「実際に点字名刺をご利用いただいているお客様の話なのですが、ある大きな商談の場で、クライアントから『最終的に御社と取引をすることに決めたのは、視覚障害を持つ人にも配慮できる会社なのだという信頼からです』と伝えられたそうです。点字名刺ひとつでここまで大きなビジネスチャンスを掴めることは珍しいとしても、会話の糸口になることは確実ですし、障害者を間接的に支援しているという姿勢を名刺ひとつで伝えることができます」 

 

 あるいは点字名刺の作り手からも、こんな声が聞こえる。 

 

「通所してくれているある視覚障害者の御婦人は、社会で働くことを希望していましたが、ハローワークへ行った際に『全盲の方にご紹介できるお仕事がありません』と言われてしまって落ち込んでいました。工賃は少ないのですが、いつも『お金よりも、社会で必要とされていることのほうが嬉しい』とおっしゃってくださいます」 

 

 顧客にはビジネスを円滑に進めるツールを、通所者には社会との接点を提供しているココロスキップだが、順風満帆できたわけではない。創業から10年目を迎えた当時、大政氏は苦悩していた。 

 

「ココロスキップは株式会社として起業しました。株式会社として設立したのは、自治体からの給付金に頼らずに事業をやりたいという私の理念によるものでした。障害者に対する差別のなかには、納税ができない=社会のお荷物という図式からくるものがあります。私は、障害者を納税者にすることで、こうした根強く残る差別を払拭したいと考えていました」 

 

 

 だが現実には暗雲が立ち込めた。 

 

「創業当初から、ビジネスとして綻びがあることはわかっていました。点字名刺はすべてアナログで行ううえに、その刻印が正しいかを責任者である私がチェックする必要があります。マンパワーが足りていないことは明らかでした」 

 

 悪化していく業績を何とか立て直そうと、当時の大政氏はなりふり構わずに行動した。 

 

「会社を続けるために、大手飲食チェーン店でアルバイトをしました。大手企業が積極的に取り組んでいる障害者雇用に携わらせていただくなど、そこでの経験も有意義なものでした。とはいえ、もともとは少しでもお金を稼ぐためのアルバイトです。社員に給料を支払うためにはこの方法しかありませんでしたが、“悪あがき”も虚しく、いよいよ個人の貯金が底を尽いてしまいました」 

 

 理念を諦めるか、障害者事業そのものを諦めるか。二択を迫られた大政氏は理念を一旦捨てた。 

 

「本当にさまざまなことを考え、悩みました。もしここで事業を辞めれば、10年間のすべてが無に帰することになります。それに、通ってくれている障害者の方々の居場所を奪うことにもなりかねません。給付金をもらいながら、持続可能な形で事業を行うことにしました」 

 

 冒頭で紹介した通り、現在は就労継続支援B型施設として稼働しているココロスキップ。給付金が入ることにより、創業当初よりもむしろ選択肢は広がったと大政氏は話す。 

 

「看板商品の点字名刺は、会社としてやっていた当時早々に諦めた通信販売が軌道に乗りつつあります。障害者の方々が作ったハンドメイドを売ることで、ひとつのブランドとして捉えてもらえるようになればいいと思っています。また、ココロスキップでは内職作業も請け負っているので、通所者がより通いやすくなったと思います」 

 

 まだ世にないものを障害者が作り、世の中に価値を見出されること。その瞬間に立ち会う大政氏は、喜びをこう表現する。 

 

「ココロスキップでは、視覚障害者の方が点字名刺を作り、精神障害のある方がそれをチェックするなど、ペアで仕事をしてもらうことが通例です。お互いを補完し合いながら社会で必要とされる製品を生み出すことによって、社会と積極的にかかわり続けられる。たとえ障害があっても、残りの人生をそのように生きていける場所になれたら、素敵だと思います」 

 

 立派な大義名分も実行できなければ絵に描いた餅。大政氏は流儀に凝り固まることなく、柔軟に立ち回ることで障害者雇用のバリエーションを広げる目的を達した。社会から隔離されがちな人々を巻き込んで社会を活性化させる企みの底に、氏の揺るぎない使命感と優しさが滲む。 

 

<取材・文/黒島暁生> 

 

【黒島暁生】 

ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki 

 

日刊SPA! 

 

 

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(まとめ) 

これらのコメントからは、障害者に対する偏見や差別が根強く残っている一方で、障害者が働いて納税していることや社会参加していることの重要性が議論されています。

障害者支援において、給付金や助成金の重要性や不足を指摘する声も多く見られます。

また、障害の種類や程度によって生活や就労状況が異なることについても触れられています。

障害者に対する理解や支援のあり方について様々な意見が寄せられており、その多様性が浮き彫りになっています。

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・自分は脳の癌(膠芽腫)で手術、入院、リハビリ、退院しました。 

先生,看護士、リハビリ等の方たちが懸命に見てくれたおかげで仕事に 

復帰でき職場の方々の助けもあり無理なく働けています。 

確かに障害手当や年金を使う気になれば使えたのでしょうけど国や制度に甘えたくなかったので自分で頑張れるうちは頑張ります。自分は病気だから出来ないとか働けないとか言えば言い返せないし楽なんでしょうけど人として何か違うな。堂々と街を歩けないなと思い家族のためにもがんばります。 

 

 

・障害にも身体、知的、精神と多種に渡りますが、私の知人の知的の方は生活保護を受けて、役所の斡旋で保護の許容範囲内の収入を得て作業施設で働かれてます。 

何でも給料からの天引きで昼と夜の弁当が支給されてるそうで、軽作業だからと納得してたので、興味から給料を聞いて時給換算したら300円も無いのに驚いてると、本人が送迎があり作業も仲間も居るから楽しいと仰っていたから、それはそれで良いかと思ってます。でも社長の親子は高級外車に国産車で、病院に来てるのがいまいち納得出来ませんけど? 

 

 

・障害者は税金を払わない…というのは正しい認識とは言えないし、それを理由に偏見を持たれてるならもっての他。 

 

今は、昔と違って消費税10%取られてる。 

(大昔は消費税がない上に、所得税率も低かった)。 

また、扶養されてなければ健保保険料は免除される制度はない。 

国民年金も支払免除制度はあるも、それは即ち将来の老齢年金が減額されるというだけの事。 

 

逆に、社会保険料免除で100%老齢年金を受給できる扶養配偶者の優遇度合いの高さが良く分かると思う。 

 

 

・差別ではなく事実であることも認識したほうがいい。 

それでいて割合を増やすとしたほうが見つめ直していると思うのですが。 

障碍者は税金を払わないわけではないけど納税者は一握りだと思う。 

20歳以上の1級障害者で非課税でない人の割合を公表して欲しい。 

 

 

・給付金の利用は決して悪じゃない。こうやって新しい可能性や雇用を生み出している。 

もし今後、給付金の類が要らなくなるくらいにまで成長すれば、その際にまた会社組織に戻すのもありだと思う。 

 

 

・収入あるから手当はなしで、税金高い。 

看護師さんに言われました。手当給付されてるでしょ? 

いえいえ。手帳1級でも、 

所得制限超えれば払うけど貰えません。 

控除はあるけどね。 

 

 

・難しいところではあるが、就労継続支援B型施設では、利用料が必要になるし、微々たる工賃では納税者にもなれないのではないか。 

 

 

・精神障害隠れ3級はある程度いるかもしれません。それでも納税はあるだろうけど。 

 

年末調整で障害者控除使わず確定申告で控除して、住民税は普通徴収にすればいいのかな。 

 

 

・大きな会社や自治体、国関連などは障害者雇用で助成があり 

雇用しなければならないようになっています 

なので障害のある方も多く働いて納税しています 

 

 

・べつに納税していないから悪なんて言葉無視しておけばいいじゃん。 

知らない、聞かないが幸せに通じるときもある。そういう言葉を表に出す必要がまずない。 

 

できる人がやる。 

働ける人が社会と繋がりたいということを叶えるで良いと思うけど 

 

 

 

・給付金ありきでいいと思いますよ。 

納税ができるに越した事はないですが、 

それより先ず社会参加。 

やることがない事ほど辛いですからねぇ 

 

 

・働いている障害者の方たちの賃金は微々たるものあまり美談に語られても事業が上手くいっているだけで働いている方は利用されるだけ 

 

 

・障害者=納税してないから悪 

って考えて今の事業してるって言ってたのに、給付金をアテにして、また別のお金までもらってたら納税しない方がマシなんじゃないの? 

 

 

・障害者ですが 

税金普通に支払ってます。 

3級以上ではないでしょうか。。 

悲しいかな 

市からの補助はありません。 

 

 

・車椅子の障害者の自分が言うのもあれだが、自分は労働して一応所得税とか払ってますが、それが何か。 

 

 

・結局、B型作業所なのか。B型作業所だとほとんど賃金がもらえないよ。 

 

 

・就労支援施設の1ヶ月、13000円の、工賃では税金を払えません。 

 

 

・結局、給付がないとやっていけない事を身をもって証明した訳ね。 

 

 

・そんな無知な事言って、今までどう言う生活してきたんだろう。 

 

 

・その人達の納税状況にケチをつけるという後は彼らが公的サービスを享受する事に対して不満があると言うも同然なのに頭が悪そうな意見ですね。 

そもそもん千万の人間の給与明細を調査できるほど暇な人間がどうやって納税しているんでしょう? 

こういう言いたい事がざっくりしている人間って大体他の人間に負担を期待するので自分的には不愉快なんですけど。 

 

 

 

・なんで世の中、障害者を納税してないとか言うのかな? 

多分、精神障害で見た目たいした事なさそうな方とかみてるからかな? 

実際には知的、身体的な障害ある方は移動も大変だし生活保護は致し方ないと思うけど。 

今の世の中、病んでるから弱い人をすぐ叩く! 

明日、貴方は交通事故とかで身体障害になるかもしれないと思ったら叩かないと思いますよ! 

これが今の日本でモラルが無くなってきてる! 

 

 

・えぐいな。 

仕事や病気で健康な人が障害者になっても言われるんやろな。見た目はわからないから。 

 

 

・ネトウヨあるある 

 

障害者をディスる 

移民をディスる 

男女平等をディスる 

人種差別是正をディスる 

市民活動を公金チューチューとレッテル貼り 

 

論破されると、在日認定してアニメを見て憂さ晴らし 

 

 

・そんなに、障がい者になって、「楽したい」なら、誰でも今すぐ、なれるんだから、やればよい。目でも腕でも潰して。 

 

 

・安易に外人入れるぐらいなら障害者雇用しろよ、増税メガネ 

 

 

 

 
 

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