( 146766 )  2024/03/07 23:01:32  
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岸田文雄首相の在職日数が886日で、田中角栄元首相と並んだ。

ネット上では、岸田首相に対する厳しい意見が出ている。

田中元首相は若くして就任し、国交正常化などを実現したが、金脈問題やロッキード事件で退陣した。

岸田首相も支持率低迷が続き、国民の怒りが積み重なっているとの声が上がっている。

 

 

一部からは岸田首相を応援する声もあるが、厳しい意見も多く、在職期間の長さよりも実績が重要だという声もある。

岸田首相は、災害対応や政治の信頼回復などに取り組む日々が続いており、在職期間の長さには特に意味がないと述べた。

(要約)

( 146768 )  2024/03/07 23:01:32  
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岸田文雄首相 

 

 岸田文雄首相の首相在職日数が7日で886日となり、戦後では9位となる田中角栄元首相と並んだ。支持率低迷が続く岸田首相が、「今太閤」と呼ばれて功罪でさまざまなインパクトを残した”角さん”と肩を並べることに対して、ネット上には「実績らしいものは何も無い」「無駄に長いだけ」など厳しい意見があがった。 

 

 田中元首相は1972年7月、当時としては戦後最年少の54歳で就任。同年9月には北京を訪問し、周恩来首相(当時)と日中共同声明に署名して、国交正常化を実現した。また、人口の地域分散化やそのための高速道路や新幹線網の整備など「日本列島改造論」を掲げたが、激しいインフレに見舞われた。自身の金脈問題で74年に退陣した後の76年にはロッキード事件で逮捕された。 

 

 インフレや政治とカネなど岸田政権と田中氏の在任中と重なる部分はある。X(旧ツイッター)では「国民の怒りは、積み重なっていますよ!」「どれだけ存在感ないんだ」「角栄と比べると、岸田はかなり小粒な政治屋だし、比べるなんて角栄に失礼だ」「安倍の時もそう、在職日数ではなく、在職中の内容が最重要なのに」など手厳しい声が目立った。その一方で、「よく頑張られたと思います。偉大な先輩と並ぶというのは偉業と思います」「支持率下がって叩かれてる時は大体大事なことやってたりする」と岸田首相を応援する声も一部から挙がった。 

 

 岸田首相は6日夜、記者団に対して、「災害対応や政治の信頼回復、賃上げ、厳しい国際情勢など、先送りできない課題に取り組む毎日が続いている」「毎日が積み重ねなので、在任期間の長さには特段申し上げることはない」と語った。首相在職日数は8位(932日)の橋本龍太郎さんに迫っているが、7位(1241日)の岸信介さんに並ぶには、9月の総裁選などを含めて1年近く先になる。1位は故安倍晋三さんの3188日。 

 

中日スポーツ 

 

 

 
 

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