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京都名門企業の象徴「オムロン」苦境…純利益予想98%減、中国依存が徒に【経済ニュースの核心】

日刊ゲンダイDIGITAL 3/9(土) 9:06 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/300bae5441a99a965583939f25e9c0a915f06348

 

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オムロンは2024年3月期の業績見通しを下方修正し、純利益予想を前年度比98%減の15億円に引き下げた。

これは昨年の予想から大幅な落ち込みで、株価も影響を受けた。

創業家の立石氏が名誉顧問に退き、求心力の不安が広がっている。

オムロンの主力は制御機器事業であり、中国市場の依存度が高い。

中国の景気減速により業績が低迷し、2000人規模の人員削減を行う方針を示している。

(要約)

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オムロン本社(C)日刊ゲンダイ 

 

【経済ニュースの核心】 

 

 体温計・血圧計などで知られる京都の名門企業、オムロンが苦境に陥っている。 

 

インキ最大手DICの決算が真っ赤っ赤に…ドイツ企業からの買収は失敗だった? 

 

 オムロンは2024年3月期の業績見通しを下方修正し、純利益予想を前年度比98%減の15億円に引き下げた。昨年4月の年度初めには純利益745億円を見込んでいただけにその落差の大きさに驚かされる。しかも下方修正は昨年10月に続き2回目で、オムロンの株価は一時ストップ安に沈んだ。オムロンに何が起こっているのか。 

 

 昨年6月に辻永順太氏が社長に就任するのと同時に、創業家の立石文雄会長が名誉顧問に退いた。 

 

「会社設立以来、初めて創業家出身の取締役がいなくなり、求心力に不安が感じられる」(メガバンク幹部)と心配する声も聞かれる。 

 

 オムロンは1933年5月、大阪市都島区東野田で立石一真氏が「立石電機製作所」を創業したのが始まりで、1948年5月に「立石電機」となった。「立石一真氏は京都財界の重鎮で、独自のサイニック(経営)理論を提唱するなど、戦後に起こった京セラの稲盛和夫氏や日本電産の永守重信氏が最も尊敬する企業家だった」(メガバンク幹部)とされる。 

 

 その立石家からオムロンを託された辻永氏は、1966年生まれで、京都産業大学理学部を1989年に卒業し、オムロンに入社。インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー商品事業本部長やインダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長を経て、2023年4月に社長兼CEOに就任した。 

 

 辻永社長は今回の大幅な業績低下について、「価格変動の高いデジタル、環境モビリティー業界に加え、中国市場の投資需要に依存している」ことが主因であると指摘した。 

 

 実は、オムロンの収益構造は、いまや工場のラインで使われるロボットやセンサーなどの制御機器事業が全体の8割超を占める。体温計や血圧計などヘルスケア関連の収益は2割にも満たない。かつ、「オムロンの制御機器は、同業のキーエンスなどに比べ大口顧客の依存度が高く、かつ中国の需要に左右されやすい」(市場関係者)という。とくに今年度は中国の景気減速から、大口顧客による設備投資の延期や縮小が相次いだことが響いた。 

 

 オムロンが2月26日に発表した構造改革方針では、事業ポートフォリオの再構築を図るとともに、国内外で計2000人規模の人員削減を行い、固定費約300億円を圧縮するとした。 

 

 辻永氏は、中核の制御機器畑出身だけに、どこまで身を切る改革ができるか。創業家から託されたバトンは重い。 

 

(小林佳樹/金融ジャーナリスト) 

 

 

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(まとめ) 

日本の企業には中国市場への依存が大きく、そのリスクが現在明らかになっています。

一部の企業は中国市場への依存を脱し、他の市場へのシフトを進めるなどの対策を取っていますが、まだまだ対応しきれていない企業も多いようです。

特にキーエンスのように自社製品の開発や製造にこだわり、多様な市場で競争力を持つ企業が評価されています。

経営判断やリスク管理が重要視される中、日本の企業は今後、中国市場以外での成長に注力する必要があるようです。

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・中国市場に過大依存、しかもその中でも投資需要に依存・・・少なくとも5年前には見通せた筈です。市場ポートフォリオの入れ替え、商品の転換の道を経営方針に確立していれば投資需要の旺盛な米国インド東南アなどへの転換を図れて中国激減の影響をカバーできた。特に米国市場へ注力すべきでした。中国の投資市場は長期的に停滞縮小は誰もが認知するほど今や明白化しています。遅いが転換するしか生き残る道は無い。 

 

 

・キーエンスはシステム寄り、オムロンは部品寄りなのでどっちがいい、悪いとも言えません。私は自分でいろんなものを設計できるのでキーエンスの高価なシステム寄り製品を購入しようとは思いません。ただしオムロンの製品は一般に低付加価値、大量販売という戦略になります。キーエンスのコントローラを購入するよりTIの評価ボードやContecのI/Oモジュールを購入して自分でプログラムを書くほうが自由度があって好きですが。 

 

 

・この会社の今年度の売り上げは、昨年度と比較して大幅には減っていません。 

 

営業利益の減少は大幅ではありませんが、昨年度に比べて経費支出が多くなったという原因だと読み取れます。 

 

純利益が98パーセント減という書き方は、読者に誤解を与えると考えます。 

 

純利益が減った原因は、投資などその他の要因もあるので、業績を評価するのであれば営業利益の数字を出さないと、読者が誤解する原因となります。 

 

 

・オムロンは中国競合企業とのコスト競争には昔から強い危機感を持っていて、10年くらい前の展示会で、「中国企業とのコスト競争はますます今後激しくなり、10年後にはオムロン製造が売れなくなる可能性がある」と幹部の方が発言していました。頑張ってほしいです。 

 

 

・コロナ渦で電子体温計がけっこう売れているようでしたが、今はほとんどそちらの利益ではないというのは意外でした。でも、以前に比べて、相当安くなっていました。薄利多売になって来たのでしょう。しかし、設備というのは同じものを作っていれば毎年売れるものでもないでしょうね。富士フィルムだったっけか、アミノ酸を売ったり、化粧品を売ったり、医療分野を売ったりして、ぜんぜん別の分野で己の経験を活かして、何か新分野とか新用途の提案しているように思います。そういった思い切ったことなども、必要でないでしょうか。 

 

 

・中国企業の依存度に左右されるとあるが、私のような生産業からみると、中国生産に依存しすぎと感じる。昨年はリレーソケットなど樹脂成形品の入りが非常に悪く、船便やコンテナが無いという理由でフォトセンサーなど低額の小物が手に入らなかった。そうなれば他社に振り返るしか無いので、idecや富士電機、竹中やキーエンスに移行する。スイッチング電源などは納期1年と言われ、他社の選択肢しかなかった。顧客をつなぎ止める商売をしなければ、戻ってきませんよ。 

 

 

・6年くらい前、長年オムロンの体重計を使っていたが壊れたので買い換えた 

でも、不具合が出て保証期間内に問い合わせたら 

最初は使用場所を変えろと言われ、その後初期不良だろうと言われた 

最終的に交換してくれたが、そのあとも同じ症状が出続けた 

その頃から、オムロンの会社があまりよくないという話も聞いたので 

そういうことかと思ったよ 

 

 

・中国依存は脱却するべき、膿を出し切り、国内か、もっと安全な国で、開発製造やるべきだ、結局良いところ盗まれてお仕舞いになる、中国に居たら、従業員でもスパイ禁止法に捕まるかも、そんな濡れ衣で従業員危険に晒すべきでないと思う 

 

 

・オムロンは2021年に発売したACサーボ1Sを大々的に売り出そうとしてきたが、中国の景気悪化、および対抗のローカルメーカー(inovanceなど)にシェアを奪われる形になり、窮地に陥っている。 

パナソニックのMINAS A6、A7も同様。どちらも中国マーケットで成長はしたがここに来て急減速している。 

 

 

・中国市場に依存するのは、日本市場ではダメだからだ。 

欧米はどうか? 

同じだ、当てに出来ない。 

どこもだが、中国の景気回復がどこも頼み綱なのだ。 

 

―中国リスクのもうひとつの見方国民経済計算をベースにみると、中国の貯蓄率は2000年を境に上昇に転じ、GDP 比50%を超える世界屈指の高貯蓄国となった。 

金は持っとる。 

 

 

 

・中国製造業は、地政学的なリスクから厳しい状況が長期的に続くのではないかと思います。中長期的な低迷に備えて、リストラなどの規模縮小で対応していくのでしょうかね。 

 

 

・京都在住です。こういう話はめっちゃ残念で、なんでそこまで中国に依存してたのか!と思いますが、それだけ国内にも他国にも需要がなかく、事業拡大には当時の中国しかなかったということですね。今後、国内需要や東南アジア需要が出てきそうですが、そレへのシフトまでオムロンが持つかどうかですね。ブランドだけ残りそうですが、京セラが吸収・・てのもあるのかな? 

 

 

・良質な製品を世に送り出している 

会社であると信頼していました。 

コストの考え抜きは企業はありえないと思いますが 

中国の低賃金労働力に依存し過ぎたのでしょうか? 

健全な会社運営される事を願っています 

 

 

・液晶に固執したシャープ同様、自分出身の中国部門を大事にし過ぎて、次に従業員を食わせるための商品開発を怠った反動がモロに出た感じだね。 

人員を削減してスリムにしてから他の企業に買収されるとかって展開になりそうだが、知名度のある名門企業として何とか持ちこたえて欲しい所ではあるな。 

もう遅いとは思うけど、これを見て中国にしがみついてる企業がいるなら、早期に脱中国を進めた方がいいだろう。 

習近平が権力にしがみついてる間の中国は産業の芽が出ないだろう。 

 

 

・前はユーザーのほうがリレーはオムロン指定するくらいだったけど 

品切れでモノタロウリレーに全部置き換わっちゃったね。 

最初はこんなの大丈夫なのかとも言われたけど、代わり無いんですから装置諦めますか?といって無理やり使用。でもその後クレームなんて全然ないよ。 

今更、倍以上の値段するオムロンには戻らんでしょうね。 

 

 

・先見力のある企業はこの国へ進出しないしすでに撤退か縮小をしている。目先の利益とおかしな親中・媚中派的発想でダラダラやっているからそうなる。地政学リスクだけではなく、国政と国民性等を考えて現状を予測出来なかった経営判断の誤りでしかない。技術ノウハウを盗まれ、スパイ容疑をかけられ、それでもマーケットだけは欲しい、二兎を追う者は一兎をも得ず。 

 

 

・オムロンという社名は、京都の仁和寺がある御室に由来すると聞いたことがあります。本社は、京都駅の駅前にあります。創業は大阪なんですね。 

 

 

・オムロン等中国の経済衰退にも関わらず、それを無視して依存を続けた結果が現在の状況。数年前に予想できたにも関わらず、中国依存を続けた。誤った判断を行った創業一族が事業から退くのは当然だと思う。 

 

 

・2019年から2023年の売上: 

8,500億円→6,700億円→6,500億円→7,600億円→8,700億円 

2019年から2023年の純利益: 

540億円→750億円→430億円→610億円→730億円 

総資産:1.01兆円、自己資本比率75.3% 

 

2020年、2021年は売上が少し減ったけど、純利益は売上げの10%近くもあるし、自己資本比率は75%もあるし、超優良企業やないか 

 

 

・私有財産権を認めない一党独裁の中国共産党政権が統治する中国に依存する日系企業は、当然苦境に陥るでしょう。中国はいまだに人治社会なので、政府高官が変わると、政策も法律もころころ変わる。リスク予測不能。 

 

 

 

・コロナ以降オムロンのセンサー類を商社に発注かけるとおかしな納期しか返ってこない、それでも発注かけてみたら2-3か月前倒し納入とか正直使いにくい 

 

 

・名門に胡坐をかくからだ。 

創業者は確かに優秀だがそれを継ぐもの任された者の器量はどれぐらいか分かったものではない。 

守りに入ったら企業は終わりだぞ。 

中国依存を今も続けるとは愚策。依存をしながら次を探す。当然だろうが? 

バーバリーに依存した三陽商会の失敗を見ろ。 

利益を上げている内に捨てる側にならなくてはいけない。 

恋愛と同じで捨てる側に立たなきゃいかんのよ。 

 

 

・基本技術が高いなら中国依存から脱却の好機でもあるのだけど、中国側に核心技術を抜かれてたりすると、他の市場でも苦戦は必至だろうね。 

 

 

・オムロンのリレーとか24v電源とか無いと制御屋が詰んでしまう…近接センサーやリミットスイッチも無いと困る! 

制御屋が詰むと自分達機械屋も詰む 

キーエンスじゃ賄えない部分も担っているオムロンは国宝レベル、消えたら日本の産業自体が一気に後退するよ 

 

 

・創業家の立石家のカラーが薄くなり、会社の考え方が変わってしまったのも大きな原因ではないの?。近年、いろいろな問題があったよな。 

 

 

・リレーやリミットスイッチ、電極などはオムロンのを買うけれど、光電センサやシーケンサーはオムロンを買う理由がない、客先指定があれば別だけど。 

単純に中国のせいだけではないと思う。売上が減っているのではなく利益なので、リストラして値上げが上手く行かなければ来年度も同じことになりますね。かと言って年度初めに2025年3月期のショボい予想は出来ないですし。 

 

経営って難しいですね。 

収益がなければ、将来に向けた開発投資も出来ないですしジリ貧です。あのオムロンが。 

 

 

・新社長がリーダーシップが無いのか? 先代への忠誠心が高い重鎮たちのフォロワーシップが低いのか。後者なんだろうな。重鎮たちを一掃するのがベターですね。抵抗勢力にしかならないだろう。 

 

 

・国内PLCはほぼ三菱1強になってしまった。 

リレーの需要も減ったし、センサーは海外勢やキーエンスにシェアを奪われて、何が売れてるのかわからない。まあそうなるだろうな。 

 

 

・中国依存なら中国と一緒に没落するのは仕方ないです、脱中国が遅れましたね、もう少し早く中国以外にシフトしてれば何とかなったと思いますが、今更どうにもならないので、中国と共に終わるのかな。 

 

中国がこれから良くなるとは思えないしな。 

 

 

・何年も前から中国経済は危ないと言われていたのに、何の対策をしてこなかったんですね。 

哀れとしか言いようがない。 

インテリジェンスを重視しない企業は生き残れないですね。 

 

 

 

・ようは競合するところはキーエンスに全部負けてるんだよね 

ヘルスケアとかキーエンスと違う商品で勝負するしかない 

 

 

・単純にオムロンで作っているロボットや制御機器は、中国でも作っていると言う事じゃないの?もっと言えばオムロンで作っている物は中国製だったんじゃないの?中国人がわざわざ買うわけないじゃない。 

 

 

・ほとんどの日本企業が、中国依存してるから、これを打開しないと、いつまでも中国に舐められると思う。 

 

 

・チャイナリスクを未だに読み取れない経営を続けていると他の企業でもこのようなことは今後も起こりますね。 

投資をするならチャイナ依存度の低い企業でないと怖いんだよね。 

 

 

・人工知能に深く関係する感知系に強いのに舵取りでここまで変わるとは 

良い時代にあぐらをかいてきたかな? 

 

 

・自業自得としか 

一部メディアのゴリ押し除けば人件費の安さでの中国依存は10年以上前から危険って認識されてたじゃん 

きちんと逃げ切るかヘッジしてる企業が殆ど 

 

 

・自身の業績が悪いのは中国のせい 

中国はまだ経済98%減をしてないよ 

そして売り上げは中国に100%ではないよ 

 

 

・半導体製造装置が絶好調の中でこの業績はかなり厳しいのでは。 

 

 

・京都産大、出身者では? 

せめて、工学部出身でシステム管理も強い経営者でないとね! 

 

 

・中国にオンブにダッコ、これ程の企業がリスク分散を念頭に置いていなかったとは…。先代も泣いていよう。 

 

 

 

・オムロンしかり、村田製作所しかり、日本電産しかり。 

京都系は中国ドップリ企業が多いよな。 

 

 

・随分前から中国依存はマズいと知られていたわけですが、経営陣は寝ていたのでしょうか? 

 

 

・中国べったりな企業は他もダメだね 

楽器のヤマハなんか株価が転げ落ちるように下がってる 

 

 

・ようするに、社長の舵取りが失敗して従業員が首を切られたって事で宜しいですかね(笑) 

 

 

・最近のオムロンの体温計は粗製乱造でしたよ。 

 

 

・名門企業社長に 

京都産業大学出の 

社長がいるんですね 

創業家でなく。 

 

 

・この酷い決算で京都産大の社長は責任とらないってどんな神経してるんやろな。 

 

 

・キーエンスって凄いんだなと改めて思うな。 

 

 

・「徒に」という言葉に述語的な使い方があるとは知らなかった。。 

 

 

・名門企業でも、難しい時代が続きますね。 

 

 

 

・オムロン、資生堂。チャイナ依存度が高い企業が軒並み沈んでいく。 

 

 

・中国リスク前々から誰もが言ってたけど。 

皆知ってるし! 

 

 

・京産大卒でオムロンの社長って夢あるなぁ 

 

 

・京都で創業した会社て、なんかクセがスゴイよな。 

 

 

・中国にばかり頼ってる会社は勝手に赤字なれと思う 

 

 

・キーエンスの子会社になれや! 

 

 

・キーエンスに吸収されれば良い。 

 

 

・あれ、全く似た記事をどこかで読んだぞ。 

 

 

・ほれほれ。左巻きさん達は「中国が駄目なら韓国様がある!オムロンは韓国様に頭下げて買ってもらえ」言わなきゃ駄目ですよ 

中国はこのまま沈むとは思わないけどだからと言って日本が得するとは思えない。 

いつでも切るしなんなら「中国に技術渡さなきゃ買わないし作らせない」んで真似され「もういらない中国で作れるから帰れ」 

中韓ってそんな国よ。頑張ってね 

 

 

・>その立石家からオムロンを託された辻永氏は、1966年生まれで、京都産業大学理学部を1989年に卒業し、オムロンに入社。 

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経営トップがコレですか。 

どうせ、インチキのコンサル屋の口車に乗って、コストダウンの成果しか考えない程度の方だったのでは? 

 

 

 

・自業自得。創業者の立石さんが天国で泣いておられるかもしれません。 

 

 

 

 
 

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