( 147415 ) 2024/03/09 14:51:27 2 00 村上ファンド「あおぞら銀行」に触手を伸ばす意図、あっという間に筆頭株主に、「あの銀行」との再編も東洋経済オンライン 3/9(土) 5:21 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/ec15f425ef2994302072f7ad2e9a3ef5b64e89c0 |
( 147416 ) 2024/03/09 14:51:27 1 00 2月初旬に株価が急落した後、旧村上ファンドがあおぞら銀行の株式を急速に買い増しています。 | ( 147418 ) 2024/03/09 14:51:27 0 00 2月初旬の株価急落後、旧村上ファンドがあおぞら銀行の株式を急速に買い増している(記者撮影)
あおぞら銀行がアクティビスト(物言う株主)に狙われている。大量保有報告書によれば、2月27日時点で旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスと野村絢氏の保有比率が計8.9%に達し、筆頭株主に躍り出た。
〔写真〕SBIホールディングスは2021年に新生銀行を子会社化した
シティらによる急速な株式取得の背景には、何があるのか。アクティビストに詳しい関係者間でささやかれているのは、「とある銀行」との再編劇だ。
■1カ月で急速に買い増し
シティらがあおぞら銀株の取得を始めたのは2月2日。前日に発表された赤字決算を受けて、株価が3年ぶりの安値圏に突入した日だ(経緯はこちら)。
翌日以降も市場内でほぼ毎日買い進め、2月27日までに推計200億円以上を投じている。
急速な買い増しの狙いは何か。典型的なのは、経営改革や株主還元の強化を求めて経営陣と対話をしたり、株主提案を提出したりすることだ。あおぞら銀と同様に、シティおよび野村氏が株式を取得した、石油元売り大手のコスモエネルギーホールディングスはその好例だ。
シティらは2022年4月に大量保有報告書を提出後、コスモ経営陣と対話を繰り返すが平行線をたどる。その後コスモ株を約20%まで買い増し、役員選任をめぐって会社側と激戦を繰り広げた。株主総会では会社提案が可決され、シティらは2023年末に持ち株を岩谷産業に売却し、手仕舞いした。
シティらによるあおぞら銀株の取得スピードは、コスモ株よりも速い。「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行う」という保有目的も同じだ。だが、あおぞら銀はコスモなど過去の投資先企業とは異なる事情を抱えている。
1つ目が「銀行法」の壁だ。議決権ベースで20%以上の株式を握るには、金融庁の認可が必須だ。50%超なら銀行持ち株会社に移行する必要があり、難易度は一層高まる。アクティビストが20%のハードルを突破できる可能性は低く、株式の買い増しによる経営権の奪取をちらつかせ、会社側に譲歩を迫る戦略は採りづらい。
■自己株取得の余力なし
2つ目が出口戦略だ。例えばジャフコグループは2023年2月、自己株取得によってシティなどが保有していた株式約19%の大部分を買い戻した。買い付け価格にプレミアムを付与して株式を手放させる手法は、アクティビストに狙われた事業会社がしばしば用いる。
ところが、あおぞら銀は前述の赤字決算が原因で、自己株を取得できるほどの財務余力に乏しい。2024年3月末の自己資本比率(CET1比率)は6.6%程度となる見込みで、会社側が規律とする7%を下回る。同行は財務基盤の強化を理由に、今2024年3月期の下期配当を無配としており、アクティビストの保有株を高値で買い取る道理も立たない。
買うにも売るにも壁が立ちはだかる、あおぞら銀への投資。それでも、シティらは株価が反発した2月21日以降も市場内で取得を続けており、現在の株価で売却しても大きなサヤは抜けそうにない。
アクティビストに詳しい関係者は、「当初から第三者への転売が念頭にあるのだろう」と指摘する。買い手候補として名前が上がるのは、SBIホールディングスだ。
SBIHDは子会社としてSBI新生銀行を抱え、同行が抱える公的資金の返済に追われている。そこであおぞら銀との協業を通じてSBI新生銀の収益力を高め、公的資金返済への道筋をつけるという見立てだ。
SBIHDはSBI新生銀の株式を62.5%保有している。前述した銀行法の20%ルールはおろか50%ルールさえ突破した実績のあるSBIHDなら、将来あおぞら銀をグループに取り込むことも不可能ではない。
■過去にも筆頭株主の受け皿に
SBIHDには、筆頭株主から多量の銀行株を引き取った過去がある。2020年、福島県郡山市を地盤とする大東銀行の株式約17%を都内の不動産会社から取得した。
SBIHDの取得理由は表向きこそ純投資だが、自らの地銀連合に組み入れたい意図は明白だった。だが、「大東銀がSBIHDとの連携を頑なに拒んだ」(地銀関係者)ために交渉は進まず、SBIHDは2023年2月に全株を別の事業会社に転売した。
一方、あおぞら銀とSBI新生銀は同じ旧長期信用銀行として”兄弟関係”にあるだけでなく、2009年7月には「合併」で合意もしていた。実現すれば当時の資産規模で国内6位の銀行となるはずだった。
だが、思惑のズレから翌2010年5月に交渉は打ち切られた。2010年3月末時点の自己資本比率は、あおぞら銀の15.2%に対して新生銀(現SBI新生銀)は6.3%。資本の厚いあおぞら銀に主導権を握られることを新生銀が懸念した。
地方銀行との連携を深めたいあおぞら銀と、リテール業務を拡大したい新生銀という路線の違いも浮き彫りになった。
破談から14年が経ち、両行の立ち位置は一変した。あおぞら銀の自己資本比率が6%台にまで落ち込む一方、SBI新生銀は3月に第三者割当増資を行い約10%まで回復する見通しで、主導権は後者に移った。加えてSBI新生銀はリテールのほか、SBIグループが出資する地銀との協業も推進しており、あおぞら銀との相乗効果は当時より生み出しやすくなっている。
■村上氏と北尾氏、浅からぬ付き合いも
村上世彰氏と北尾吉孝氏には浅からぬ付き合いがある。2021年にSBIHDが新生銀にTOB(株式公開買い付け)を行った際には、株主だったシティも応募している。2023年9月の非公開化後には、同じく旧村上ファンド系のエスグラントがSBI新生銀の株主として名を連ねる。
関係者によれば、村上氏はSBI新生銀の非公開化に先立ち、株主として残る旨をSBIHDの北尾氏に伝えていたという。あおぞら銀株の取得についても、「すでに村上氏は北尾氏に売却の話を持ちかけている」(市場関係者)と指摘する向きもある。
アクティビストの暗躍によって、メガバンクでも地銀でもない第三勢力の結集となるか。
一井 純 :東洋経済 記者
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( 147417 ) 2024/03/09 14:51:27 1 00 (まとめ) 複数のコメントをまとめると、以下のような傾向や論調が見られます。
- 新生銀行やあおぞら銀行について、公的資金返済や村上ファンドによる影響に関する議論があります。 - 資本主義や投資に対する考え方について、村上ファンドや株主還元のあり方に対する懸念や批判が見られます。 - 銀行再編や経営統合に対する期待や懸念が述べられています。 - 村上氏やSBIに対する意見や批判、期待が含まれているコメントもあります。 - 株価や投資リスク、経済の将来に対する不安や展望についてのコメントも見られます。
これらのコメントから、株主利益や資本主義、投資家の行動、銀行業界の動向などに関する多様な意見や懸念が示されています。 | ( 147419 ) 2024/03/09 14:51:27 0 00 ・いや、新生銀行があおぞら銀行を自己資本比率を上回ったと言っても、あおぞら銀行は大分前に公的資金完済してるけど、新生銀行はまだ数千億も残ってるでしょ。まあ村上ファンドからSBIの流れは十分あり得ると思うけど。
・そうすれば営業効率上がって企業としては躍進できても、経営陣の感情的問題からその手段はとれないということもあるだろうね。 転売するにしても掛かったコスト以上に儲かる見込みがないと売買が成立しないのだから、経営陣が二の足を踏む「そうすれば儲かる手段」をとらせるための筆頭株主だろうね。
・アクティビストの暗躍って、悪者みたいに書いてるけど、いやいや違うでしょ。低PBRの大半が地銀ですよ。この体たらくは何の手も打って来なかった経営陣の責任であることは明白だし、SBIの戦略も一理あります。
・何というかSBIみたいな経営手法はどうなのかと思ってしまう。 というかあおぞら、新生・・・・よくももまあ以前に破綻した銀行が全身の銀行の名前が続く・・・・ 地銀連合みたいな構想は良いのだが。経営が容易ではない一部の第二地銀などを傘下に入れて資本提携、経営統合進めても、母体の銀行も提携先の銀行も良くなるのかどうか・・・ 厳しい経営の銀行を吸収しても生き残れる算段があるのか疑問に思ってしまう。
・コスモ石油は経営陣が全くやる気無くて株価が低迷してたが、村上が株を持って尻を叩いたおかげで株主還元などをまともにやって株価が上昇 物言う株主が居ないとダラダラ経営してる企業は沢山あるからね
・私も2100で拾いましたが村上ファンドはかなり良い買い物した。経営に口出しもできるし元々株主に50%以上の配当性向出す企業だから持っててもインカムキャピタルどっちでも取れる
・結果的に再編はあるかも知れませんが関心あるのは利益だけでしょう
無理をふっかけて従順なら搾り取り、反発されたら手切れ金を貰うか第三者に転売するのが基本戦力です
・村上ファンドは転売ヤーだから売り先としてはSBIが真っ先に浮かぶが旧長銀より規模も格も財務も劣り相互補完や相乗効果が見込めない旧日債銀をSBIの北尾天皇が買うだろうか?売り先としては外国人投資家だろう。儲かるなら相手が中国人だろうが喜んで売買する親子です
・村上ファンドにお金を預ければ必ず儲かる 投資はあくまでも自己責任なので絶対に儲かるものではない これが今の日本人は分かっていない 今の新NISAのブームで新しいものにすぐに飛びついて乗っかったら 後々痛い目に遭います リーマンショック並みの暴落を経験した人じゃないと分からないと思います
今はウハウハでバラ色だけど、リーマンショック並みの暴落は必ず来ます これは断言できます そうなったときに平常心に保たれますか。
・SBI新生銀行は想定の範囲内だけど関係を清算したいGMOグループにとっても渡りに船かな。 踏んだり蹴ったりの三井住友アセットマネジメントはどう判断するんだろうね。
・バグ?じゃねえよ。少しでも合理化余地あればこういう資本の動きがあるのは当然。ダイナミズムだ。皆自分の利益しか考えてないがそれが正しい。結果として全体最適であれば生き残る。無理ならポシャるだけ。労働者なんか雇用さえ守ってくれればいいんだから。
・旧村上ファンド系によるあおぞら銀行株取得の目的ってなんだろうって思っていたところでの解説記事。内容がすべて正解とは限りませんがとても参考になりました。さすが東洋経済。
・旧興銀と長銀の合併、アベノミクス時代の終焉にふさわしい銀行になるんじゃないのかな。両行を中核に、地方銀行を巻き込んでの第4のメガバンクを目指す。 日本国民にとっても悪い話ではない。
・だから、銀行は儲かると言ってたんだな
ゴールドマンサックスが撤退するぐらいだから日本は独特だと思う
それに、何をしても遅いので、本人が生きている間に儲かることは、難しいと知ってんじゃない?
・SBI 新生銀行 の時だっけ 税金投入した分の お金 村上ファンドに まんまと 全部 利益で 取られちゃったんだよね 詳細はググってください こういうさ 税金 食い物にしてる 村上ファンドみたいなのはどうなんだろうね
・村上ファンドみたいな自分の利益のためなら他人を蹴落としても構わないという発想の株主が増えてから日本の労働者搾取が酷くなった。
・村上って人、ライブドア事件の時に投資家引退とか言ってたのにな。もちろん、投資する自由はあるけど。当時はそう言って世論に許しを乞うたし、ホリエモン一人を悪者にしたヒールなので気に入らないわ。
・村上が出てきたってことは株価が無価値になることはなさそうで安心。ただしMBOとかで上場廃止とかはありそう
・資本主義である以上、この手のバグが生じてしまうのも相場は織り込み済みなのだろう。
・金の成る所に顔を出す村上氏。金を借りたら即奴隷扱い。金はあるけど心が無いと誰かが言ってた。
・散々国民の血税がつぎ込まれまくったあおぞら銀行も新生銀行も海外機関投資家のおもちゃになってるのがほんと馬鹿らしい
・株主還元・・・よく聞く言葉。本来企業の利益は誰に還元されるべきなのか??
・村上ファンドは、村上ファンドだかラ、今更それ以外の経営手法を取るとは思わない。
・今回は、アメリカ次第で破綻もあるからパスだな。 普通にメガバンクで行くよ。
・銀行は公共性が高いので、私利私欲で自由に動かすことはできない
・単純に…買い取ってもらうのを前提に買い増していたってわけですね……。
・SBIはあおぞら銀行を買収する体力があるなら、まずは新生銀行の公的資金を全額返済しろ。
・SBIを必死に絡めたがるのは、筆者個人の勝手な想像じゃないの?
・そんなにお金好きなら自分で好きなだけ印刷すれば良いのに
・まあ旧長信銀の あおぞら と 新生は、既に存在意義を失っているからね
・雲行きが怪しい銀行
・メモ 村上世彰氏と北尾吉孝氏には浅からぬ付き合いがある
・っていうより 北尾の指示で村上が動いてるんちゃうのw
・SBI新生あおぞら銀行になるのかな。
・儲け話なんでしょう。
・村上に北尾。 相変わらず、胡散臭い連中が暗躍している。
・で、あおぞら銀行の株価は上がるの?下がるの?
・まだこんなことやっとんのか、汗水流して真面目に働けよ
・20年前の
堀江つき マスゴミこねし 株価餅 座りて食うは 村上なり
に、今が重なる??
・恨まれる事が好きな性分。 足下気にしながら生きて下さい。
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