( 147431 )  2024/03/09 15:04:52  
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和歌山県串本町のスペースポート紀伊から打ち上げ予定だったカイロス初号機のロケットの発射が延期になった。

初号機は小型の人工衛星を搭載し、スペースワンが開発したものである。

打ち上げは時間変更が何度かあり、原因は明らかではない。

次回の打ち上げは3月13日以降と予想されており、海上警戒区域に船舶が入るなどの理由から周知を図る必要がある。

(要約)

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MBSニュース 

 

和歌山県串本町にある日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から9日午前11時17分ごろ、ロケット「カイロス」初号機が打ちあげ予定でしたが、打ち上げ日程変更になったということです。 

 

【LIVE】今の発射台の様子は? 

 

小型ロケット「カイロス」の初号機はここからおよそ2キロ離れた日本初の民間ロケット発射場から打ち上げられる予定でした。 

 

初号機は東京の宇宙ベンチャー企業、「スペースワン」が開発したもので、機体には政府の小型の人工衛星が搭載されていました。 

 

スペースワンによりますと、当初の予定では午前11時1分過ぎに打ち上げられる予定でしたが、数分前に打ち上げ時刻が17分すぎに変更と発表。 

 

さらに午前11時15分頃スペースワンから「日程を変更する」と発表されました。原因は分かっていません。これで延期は5回目となります。 

 

「スペースワン」は「新しい打ち上げ日程は決定次第お知らせします」としています。 

 

打ち上げの見学に訪れた人からは、「残念だ」などの声が聞かれました 

 

(見学に訪れた人) 

「(子どもが)将来宇宙飛行士になりたいと言ったので初めての体験を一緒にできたらなと思って、ちょっと残念ですけど次またチャレンジしてもらって子供たちに夢与えてもらえたら」 

 

(和歌山市内から来た男性) 

「めっちゃ残念ですわ、せっかく待ってたのにね。(Qいつから待ってた?)2日前です」 

(見学に訪れた人) 

「ほんまめっちゃ残念ですね。楽しみができたんで、楽しみにしています。次に成功するのを祈って」 

 

スペースワンは会見を開き「事前に周知していた海上警戒区域に船舶が入り、打ち上げの10分前になっても船舶が残っていたため」ためと明らかにしました。 

 

また、次回の打ち上げは天候や海外で有人宇宙船が帰還すると周知されているため、3月13日以降を想定しているということです。打ち上げ2日前にまでには周知したいとしています。 

 

 

 
 

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