( 147932 )  2024/03/11 13:04:48  
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今日は東日本大震災から13年目で、最近も福島県や石川県、能登地方で小さな地震が観測されている。

過去の震災を教訓に、地震への備えが必要だ。

非常用グッズはリュックに入れておき、使用期限や消費期限を確認しよう。

ラジオを用意しておくことで情報をすぐに入手できる。

急な地震に備え、水や食料の備蓄や家具の固定、連絡手段や集合場所の確認など、普段から対策をしておこう。

(要約)

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画像:tenki.jp 

 

東日本大震災から今日3月11日で13年。今朝も福島県沖や石川県能登地方、能登半島沖で震度1の地震を観測。9日には千葉県東方沖で震度4を観測。日頃から地震に備えて。 

 

東日本大震災は、今から13年前、2011年3月11日14時46分頃に発生しました。マグニチュード(M)は9.0。これは、1952年のカムチャッカ地震と同じで、日本国内観測史上で最大規模でした。本震による震度は、宮城県北部の栗原市で最大震度7が観測された他、宮城県、福島県、茨城県、栃木県などでは震度6強を観測しました。また北海道から九州にかけて、震度6弱から震度1の揺れが観測されるなど、広範囲に渡り影響を及ぼしました。 

 

震災から13年となる今日11日も、福島県沖や石川県能登地方、能登半島沖で未明から最大震度1程度の地震が相次いで発生しています。 

3月9日には千葉県東方沖で、マグニチュード4.5、最大震度4の地震が発生するなど、ここ7日間(3月4日10時~11日10時まで)だけでも、地震観測回数は56回、震度3以上の地震観測回数は8回など、北陸地方や千葉県を中心に地震が多くなっています。 

 

地震は突然襲ってきます。過去の教訓をもとに、日頃から地震に備えて行動するようにしましょう。 

 

画像:tenki.jp 

 

万が一に備えた非常用グッズをリュックにまとめておきましょう。非常用グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認してください。 

 

情報をいつでも入手できるように、電池式のラジオを用意しておきましょう。地震による停電や通信回線が集中しても、いち早く正しい情報を入手できるようにしておくことが大切です。緊急警報放送に対応しているラジオは、緊急時に自動的に電源が入るようになっています。 

 

画像:tenki.jp 

 

また、いつ揺れに見舞われても身を守ることができるように、日頃から以下のポイントを確認し、備えましょう。 

 

①非常時の水・食料の備蓄、非常持ち出し品を準備しておいてください。備蓄には使った分だけ買い足していく「ローリングストック」をぜひ活用してください。 

②家具の固定をしましょう。万が一、倒れてきた場合でも通路をふさがないような配置にしておくと安心です。また、ガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、日頃から家の中の安全対策を徹底しましょう。 

③地震が発生したときの連絡手段や集合場所について、あらかじめ家庭で話し合っておきましょう。 

④普段通る道に危険な場所や物がないか確認しておきましょう。また、地盤の弱い場所や地震によって地盤の緩んだ場所は、雨などによって土砂災害が発生することがあります。前もって周囲の状況を確認しておいてください。 

 

日本気象協会 本社 日直主任 

 

 

 
 

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