( 148041 )  2024/03/11 15:00:17  
00

ツルハがイオン傘下へ「ドラッグ2兆円連合」の波紋、イオンがファンドから全株取得し急接近の背景とは

東洋経済オンライン 3/11(月) 5:21 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7cccf9eaf2f5cb96ed7c533570ae46f6329329

 

( 148042 )  2024/03/11 15:00:17  
00

イオン子会社のウエルシアホールディングスが、北海道地域で2位のツルハHDと経営統合を進めることを発表した。

ツルハがウエルシアの親会社になり、売上高2兆円のドラッグストア連合が誕生する見通し。

イオンはツルハの株を取得すると同時に、経営に積極的に関与している。

この統合により、ドラッグストア業界の再編が進む。

イオン傘下入りが決まったツルハの将来には不透明な点もある。

(要約)

( 148044 )  2024/03/11 15:00:17  
00

ツルハ、ウエルシアともにM&Aで全国区へと規模拡大を続けてきた(撮影:今井康一、編集部) 

 

 ついに北海道の雄がイオン傘下に入る――。 

 

 イオン子会社でドラッグストア業界首位のウエルシアホールディングス(HD)は2月28日、北海道地盤で2位のツルハHDと経営統合の協議を開始すると発表した。実現すれば、売上高2兆円規模のドラッグ連合が誕生する。ツルハはイオンの子会社、ウエルシアはツルハの子会社となる見通しで、2027年末までの合意を目指す。 

 

【画像】イオンとウエルシア、そしてツルハの3人の社長それぞれの思惑とは 

 

 2番手のツルハが首位のウエルシアの親会社になるスキームだが、記者会見では「あくまで精神は平等。早期にシナジーを発揮するのが目的」と、ツルハの鶴羽順社長は説明した。人事権は親会社のツルハが持ち、買収後も互いの屋号(看板)を残す方針だ。 

 

 昨年12月に行った東洋経済のインタビューでウエルシアの松本忠久社長は、ドラッグストア業界の展望について「初代社長は規模拡大を優先してきたが、2代目は『どんな価値を提供する店を目指すか』を重視する傾向が強い。これがガッチリはまれば、大きな再編が起こるのではないか」と語っていた。 

 

■イオンがオアシスから株取得 

 

 経営統合に先立ちイオンは、アクティビスト(モノ言う株主)として知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントからツルハ株約13.6%を1023億円で取得する予定。イオンの出資比率は約27.2%となり、ツルハはイオンの持ち分法適用会社となる。 

 

 オアシスは、ツルハの持ち分比率を12・8%まで高めたうえで、昨年8月のツルハ株主総会で株主提案を行っていた。創業家が会長と社長に就き、父親が息子を監督する関係を取り上げて「ガバナンス不全」と批判。経営陣が自身の保身を優先することで、大手同士の経営統合など、適切な検討ができていないと問題視していた。 

 

 株主提案では鶴羽樹会長(82)の退任などを求め、ツルハとの委任状争奪戦が繰り広げられた。鶴羽家側の持ち分比率は1割以下と少なく、ツルハにとって苦しい戦いが想定される中、カギを握るのが大株主として13%超を有するイオンだった。 

 

 

 イオンは1995年からツルハと資本提携を結んできたが、経営に積極関与する姿勢ではなかった。イオンを中心に医薬品のPB供給等で協力するハピコムグループにツルハが所属する程度で、緩やかな連携にとどめてきた。 

 

 しかしツルハ株主総会の9日前、イオンは「会社提案に賛成する」と表明。同時に「大手同士の再編の重要性や、地方のドラッグストアの再編の重要性は、当社も認識している」と言及した。結果的にツルハは株主総会で勝利を収めたが、「イオンはツルハにかなり恩を売った形」(競合大手幹部)となった。 

 

 その頃からイオンは、ツルハに急接近していく。「昨夏から関係をもっと深めることについて協議を始めた」と、記者会見でイオンの吉田昭夫社長は明かした。オアシスの株主提案の時期と重なるが「オアシスがどうこうではなく、理念が合わさったため」(吉田社長)と答えた。 

 

■ツルハは独自路線を貫けるか 

 

 イオンによるツルハの子会社化が実現すると、ドラッグストア部門は“稼ぎ頭”となる。イオンの2022年度の営業利益2097億円のうち、総合金融の603億円、デベロッパー事業の452億円に次いで、ウエルシアは448億円を稼ぐ。化粧品や医薬品を取り扱うドラッグストアは、食品スーパーより利益率が高い。同年度のツルハの営業利益は455億円で、のれん償却次第だがイオンのポートフォリオ改善が期待される。 

 

 ツルハがイオンと組むメリットとしては、PB開発やアジア展開の連携などが挙げられる。「上場会社として経営の独立性は保たれるが、今後は3社共同で戦略を検討していくことになる」(鶴羽社長)。 

 

 実際にイオン子会社となれば、独自路線を貫けるかは不透明だ。流通業界を長年担当しているアナリストは「イオンの子会社になり、収益性が改善した会社はごくわずか。資本を握られてしまえば、将来的にツルハもイオンのグループ内再編に巻きこまれる可能性も否定できない」と指摘する。 

 

 

 2兆円規模のドラッグ連合結成で得られるスケールメリットは大きい。電力の一括仕入れや物流の効率化などで採算改善が期待される。さらに両社とも化粧品や医薬品の売上構成比が高く、商品の帳合(仕入れ条件)を一致させれば粗利率の改善も期待できる。 

 

 ある卸売業幹部は「帳合が厳しい方向に流れることは間違いなく、苦しくなる」と懸念する。ツルハの地盤である北海道は、ウエルシアにとって手薄エリアであり補完関係もある。 

 

 一方で「ドラッグストア業界は成熟期になり、価格競争の激化や人口減少により競争は一段と厳しくなっている」(松本社長)。ツルハとウエルシアが主戦場とする郊外はオーバーストア状態で、1店舗当たりの採算性が低下傾向にある。 

 

■コスモス、マツキヨ、スギの三つどもえ 

 

 足元では物価高騰に伴い、食品を軸に「毎日安売り」をうたう業界4位のコスモス薬品が、地盤の九州から猛烈な勢いで北上を進めている。ツルハの店舗が多く利益頭の東北では、中堅ドラッグの薬王堂HDが「毎日安売り」で勢いを増しており、競争環境は厳しさを増す一方だ。 

 

都市部の好立地は、業界3位で2021年に経営統合したマツキヨココカラ&カンパニーが押さえている。利益率の高い医薬品や化粧品が都市部では売れやすく、インバウンドの恩恵も受けやすい。 

 

 顧客データを生かしたマーケティング力にも定評があり、花王は「新ヘアケアブランドはマツキヨココカラなどで先行発売し、顧客IDを活用しながらマーケティングを一緒に行っていく」(ヘアケア第1事業部の野原聡ブランドマネジャー)。ライバルとは一線を画す立ち位置を確立している。 

 

 2月27日には、業界6位のスギHDが阪神調剤薬局などを展開する売上高2200億円規模のI&Hの買収を発表。上位争いに躍り出た。 

 

 かねて鶴羽社長は、ほかの小売業界のように「最終的に2~3社程度になるという気持ちで取り組んでいきたい」と語っていた。2兆円規模の巨大なドラッグストア連合の誕生は、本格的な業界再編の呼び水となるのか。イオン傘下入りを選んだツルハの今後は、波乱含みだ。 

 

伊藤 退助 :東洋経済 記者 

 

 

( 148043 )  2024/03/11 15:00:17  
00

・ドラッグストア業界では、福岡のモリが進出し、私の市では10店舗ものドラッグストアが過剰出店状態となっています。

価格調査をすると、定価販売が主流で特価品以外は安くない状況が見られます。

ポイント還元率の競争や電子マネーの利用が話題です。

価格競争や買収劇に注目が集まっています。

(まとめ) 

 

・イオングループがツルハを取り込むことで、ヘルスドラッグ事業を中核に据え、売り上げや利益の拡大を見込んでいます。

医療健康を主軸としたビジネス展開やショッピングセンター事業の成長に注目が集まっています。

イオンのグループ戦略や各社の競争が話題です。

(まとめ) 

 

・ドラッグストア業界では各社の競争が激化し、イオン系の勢力が拡大していることに対する懸念もあります。

地域ごとに特徴や競争ポイントがあり、顧客の利便性や価格競争が重要視されています。

業態転換や競争力の維持が課題とされています。

(まとめ) 

 

・ウェルシアやツルハ、ツルハ傘下の福太郎など、各ドラッグストアの利点や客層についての意見が寄せられています。

ポイントや価格に関する比較や顧客の利用動向が重視されています。

イオングループの展開や各社の独自性に関する懸念もあります。

(まとめ) 

 

・ドラッグストア業界は競合激化や価格競争の影響で、各社の戦略や差別化が焦点となっています。

ポイント還元や安売り戦略など、消費者へのアプローチや顧客獲得が重要視されています。

業界全体の動向や個別企業の展望に関するコメントがみられます。

(まとめ)

( 148045 )  2024/03/11 15:00:17  
00

・福岡のドラッグストアモリも進出してきて私の市では4万人の人口に対してドラッグストアが10店舗もあります。もはや過剰出店状態ですね。 

しかし冷静に価格調査をしてみると、どの店も定番棚の商品は定価販売で、通路などに並んでる特価品以外は安くないのが現状。 

医薬品を売る為の呼び込み商品と考えれば当然なんでしょうけど。 

特価品の値段も横並びなので、あとは購入ポイントの還元率争いですかね?その店でしか使えないポイントだと厳しいかな。 

WAONみたいな電子マネーに替えられて、他店舗でも使えるポイントの方が私は便利です。 

 

 

・イオングループとしてツルハを取り込むことでヘルスドラッグ事業で売り上げ2兆円、営業利益1千億円が見込まれグループ事業の中核にすることができる。医療健康を切り口にしたビジネスは東南アジアで展開するショッピングセンター事業でも成長ビジネスに位置付けることができる。祖業であるイトーヨーカドーのグループ外への売却を「モノ言う株主」から迫られているセブンアンドアイグループとは対照的。サラリーマン時代にダイエー、ヨーカドー、イオンなどに営業で通っていた時代には想像できなかった光景です。ドラッグストアーでは食品の取り扱いもフツーに行われており既存の小型スーパー・マイバスケットとの相乗効果も見込める。イオンも祖業のジャスコ・大型総合スーパー事業では売り上げに見合う利益は出せていないが顧客をイオンカード、WAON決済で取り込み株主優待の3%値引きなどで個人株主を90万人確保などセブンに比べ着実に市場を確保。 

 

 

・不景気だ不景気だと言っても,病院には待ちの長い列。 

ドラッグストア調剤薬局部門と広大な駐車場を備えるショッピングモールと病院の組み合わせはイオンにできて多くの他社には難しいので,イオンとしてはドラッグストア部門全体の拡大(他グループの拡大抑制)はいろいろな意味で勝算があるのだろう。 

利用者としてもショッピングモール内だと便利だし。 

 

 

・イオン系が独占してきてるからマズいな。 

ハックとかツルハも元々は出資あっても距離は遠い存在だったけど、ここ急に支配を始める。 

いなげやも支配を強めたから当然そこ系列のウェルパークもつながってくるだろう。いつのまにかコクミンもウェルシア傘下になってたし。 

イオン系じゃないが、メジャーなあるドラッグストアで田舎にもあったが、流石に競合がないためかやはり高かったのを覚えてる。イオン系列だらけになると、同じことが起きないか怖い。 

九州発のコスモスに頑張って欲しいけど、あそこはほぼドラッグより食料品、日用品の方が力を入れてる。 

そう言う意味ではどっちも強いサンドラッグが1番ありがたいしよく利用してる。サンドラッグはどこに買収劇で巻き込まれるんだろう。 

 

 

・普通に考えたら業界一位のウエルシア傘下に業界2位のツルハが入るパターンを考えますが今回は業界2位のツルハ傘下に一位のウエルシアが入る構図ですね 

 

やはり創業家がいるのといないのとの差なんでしょうかね 

ウエルシアは既に創業者の手を離れてイオンの子会社になっていますからイオンが好きに出来ますからツルハの顔を立てるじゃないですがそんなイメージでしょうかね 

 

 

・ドラッグストア業界は、 

全国区のチェーンからローカのルチェーンまで、大小様々な乱戦状態。 

ウェルシアが天下統一を果たそうにも、 

如何せん地方の店舗網が足りてないから、 

ツルハドラッグを取り込むことで、 

その不足を一気に補うことが目論見な気がする。 

 

 

・自分とこはウエルシアが一番店舗数多いけど客が多いのは 

ツルハ傘下の杏林堂。目玉商品は安い。 

サンドラッグはクーポン配ってくれるけど 

最近は最低金額設けるようになってしまった。 

コスモスは全体的に安い商品が多いが知名度からか客は少ない。 

アオキやVドラッグは苦戦してる感じ。 

 

 

・イオンによるツルハの救済という意味合いが強いだろう。 

本州ではドラッグストアは各社がしのぎを削る激戦区だから厳しかっただろうが、ウェルシアなら競争力あるからいいだろうね。 

 

 

・ツルハ傘下の福太郎を利用しています。近隣のドラッグストア全店買い回りしましたがポイントの付与が福太郎が一番だったので今は他チェーンには行きません。今回イオン傘下となりツルハの独自性が失われるのではないかと危惧します。 

 

 

・そんなに薬局ばかりいらないよってくらい、周囲に薬局だらけ。繁華街ならわかるが、会社の近くなんか、住宅街なのに、1キロ圏内に薬局4軒プラススーパー2軒もある。 

さすがに、どこかしら潰れていく日も近いだろうなぁ。 

 

 

 

・まずウエルシアとの競合地区のツルハを閉店して、ゆくゆくはウエルシアに看板を掛け替えて行くんだろうね、たぶん。 

 

安さでいくとコスモスとかアオキだよ。ウエルシアには滅多に行かない。 

 

 

・イオンは小売業の王者を目指している。 

ツルハドラッグを薬店専門からスーパー等コンビニの中間に位置する店舗へ業態転換させるのではないかと思う。 

 

 

・こないだマツキヨでベビーオイルを買おうとしたら、マツキヨベビーオイルしか無いと言われてそれを買った。定番商品もPBに置き換わるって驚きました!わたしも株主なんで頼もしく感じましたねw 

 

 

・規模はあるけど、弱者連合かな。 

近くにできた生鮮に強いアオキの方が賑わっているのが現実。 

ライバルが出るまでは頑張れるかもしれないけど、いずれはもろに小判鮫商法をやられそう。 

 

 

・ツルハはイオンの傘下になるより、スギかクリエイトを買収した方が良かった。ツルハは独自路線で行って欲しいから。 

 

 

・イオンとイトーヨーカ堂は、昔は同レベルの量販店チェーンでしたが、全く違う方向性になりましたね。 

 

 

・日本の小売り業にはイオンしか選択肢が無くなるのか?って位イオン系の店舗増えてて同じ様な品揃えばっかりなんだけど。 

 

 

・コスモスなんて初めて知った。地方にはないよ。1番安いのはダイコクドラッグ、次にツルハ。ポイント5倍とか7倍で上手くやってる感じ。次がマツキヨかな。でもツルハより高い。アーケード街はドラッグストア戦争になってるけど、品揃え値段客入り見てもこの3店舗だけ。 

 

 

・IYと違い 

目の付け所が違う。 

 

コンビニ並みの営業時間に 

コンビニ以下の値段で大盛況。 

 

まあ、ドラッグストア自体、飽和状態だけれど。 

 

 

・神戸・湊川公園駅近くでは、ダイコクドラッグが向かいに引っ越し、元の場所にスギ薬局が入居するという、カオスな状態。 

ドラッグストアは戦国時代ですね。 

 

 

 

・ドラッグストアより、 

Amazonの方が品揃えも良く、価格も安い 

品を探すのめんどいんだよね 

あと、アプリとかクーポンが乱雑し過ぎてよくわからん 

 

 

・イオンのツルハ株、27%・・・。他の70%近くは他人の利益。イオンって完全子会社が少ないよね。何の戦略なのか・・・。 

 

 

・イオンはホームセンターのDCMの株も買い増ししていますね。 

 

 

・イオン化したとたん、値段も、品ぞろえも均一化されてつまらなくなる 

 

 

・ツルハもウェルシアもセルフレジが無い?ので、アオキに行く事が多い!! 

対人レジとかお互いにダルい。。 

 

 

・やったら競合が減って価格上がる? 

 

 

・コレって一週間以上前の記事だけど 

なんで今、掲載されてんの。情報遅すぎ 

 

 

・イオンの隣にツルハがあるけどどうなるんだろう 

 

 

・ドラッグストアも群雄割拠状態ですからね。 

 

 

・世の中みんなトップバリュー 

 

 

 

・どうせやるならクスリのアオキも加えろ 

 

 

 

 
 

IMAGE