( 148357 )  2024/03/12 13:25:43  
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加藤鮎子男女共同参画相が、自民党青年局の懇親会で肌の露出が多い女性によるダンスショーが行われたことを厳しく非難し、「多様性やダイバーシティ」という言葉が用いられたが、女性の参画が確保されていればあのような演出はなかったかもしれないと指摘した。

加藤大臣は、多様性が尊重される社会の実現に向けて尽力をする考えを強調した。

(要約)

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FNNプライムオンライン 

 

加藤鮎子男女共同参画相は、12日の記者会見で、自民党青年局の近畿ブロックの会議後の懇親会で、肌の露出が多い女性によるダンスショーが行われ、口移しでのチップ渡しなどがあった問題について、厳しく非難した。 

 

【画像】過激パーティーの様子 

 

加藤大臣は、青年局の役員経験者の立場でコメントするとした上で「会の趣旨にそぐわない極めて不適切な内容の余興が企画・実施され、国民の不信を招いたことは誠に遺憾だ」と述べた。 

 

さらに、懇親会を企画した和歌山県議がダンスショーは多様性の観点で発案したなどと説明したことについて「ダイバーシティや多様性という言葉が用いられたようだが、政府が目指すこれらを尊重する社会とは文脈も次元も異なるもので、仮に女性の参画がしっかりと確保されていたのであれば、あのような演出にはならなかったであろうということを考えると、自民党の組織のダイバーシティやインクルージョンが十分に進んでいないという問題が今回の事案の根底にあると認識をしている」と指摘した。 

 

その上で「大臣としては、政府の目指す多様性が尊重される社会は、全ての人が自らの意思に基づき個性と能力を十分に発揮できる公正で多様性に富んだ活力ある持続可能な社会であり、その実現に向けて引き続き尽力をしていきたい」と強調した。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

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