( 148939 ) 2024/03/14 00:33:52 0 00 (2009年撮影)WBC日韓戦でプレーするイチローさん
2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と09年の第2回WBCに出場した日本と韓国の当時の代表選手による”日韓OB戦”を、今夏、国内で開催する計画が進められていることが13日、関係者への取材で分かった。第1回と第2回WBCで野球日本代表「侍ジャパン」は、韓国との死闘を何度も演じ、連覇している。その伝説の戦いが今夏、よみがえる。
◆イチローさん、勝ち越し打 ダルビッシュ、連覇を決めた瞬間の様子 第2回WBC決勝日韓戦【写真】
今回の日韓戦は、7月22日にエスコンフィールド北海道で予定されている。翌23日は同球場でオールスター第1戦があるが、その前日に、伝説の日韓戦士たちが集うことになる。
王貞治監督(ソフトバンク)が率いた第1回大会の日本は、松坂大輔投手(西武)、上原浩治投手(巨人)、イチロー外野手(マリナーズ)、谷繁元信捕手(中日)、小笠原道大内野手(日本ハム)らが出場した。
韓国とは3度対戦。1次ラウンドは李承燁(巨人)に逆転2ランを打たれて敗れ、2次ラウンドも惜敗したが、準決勝では、不振でスタメン落ちした福留孝介外野手(中日)が7回に代打で先制2ランを放って劇的勝利。実況した松下賢次アナウンサーの「生き返れ福留!」のフレーズとともに覚えているファンも多いだろう。
原辰徳監督(巨人)が率いた第2回大会は、松坂(レッドソックス)、ダルビッシュ有投手(日本ハム)、岩隈久志投手(楽天)で先発3本柱を形成。イチロー、福留(カブス)や、城島健司捕手(マリナーズ)らがいた。
韓国とは5度対戦。5度目となった決勝では延長戦にもつれる死闘に。その延長10回、イチローが林昌勇(ヤクルト)から決勝打を放ち、最後はダルビッシュが締めた。特にイチローの決勝打は、多くの野球選手ファンだけでなく、近年の侍ジャパンの選手たちも思い出の場面に挙げる名シーンだ。
出場選手など詳細は今後詰めるが、ファンにとってたまらない一戦になるはずだ。
中日スポーツ
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