( 149407 )  2024/03/15 13:38:35  
00

クルマの運転では、アクセル、ブレーキ、クラッチ(MT車の場合)を足元にあるペダルで操作します。

教習所では一般的に右足でアクセルとブレーキ、左足でクラッチを操作することが教えられていますが、左足ブレーキを使う人もいます。

左足ブレーキは主にモータースポーツやスポーツ走行などで使われ、右足でアクセルを踏み、左足でブレーキを操作することで高速走行をサポートする方法として知られています。

しかし、日常的に左足ブレーキを使う人も存在し、意見は分かれています。

自動車教習所では基本的に右足でアクセルとブレーキ、左足でクラッチを指導しており、自動車メーカーの取扱説明書にも左足でのブレーキ操作は危険であると記載されています。

(要約)

( 149409 )  2024/03/15 13:38:35  
00

 クルマを運転する時、足元にあるペダルでアクセル・ブレーキ・クラッチ(MT車の場合)を操作します。 

  

 多くの教習所などでは「右足でアクセル・ブレーキを。左足でクラッチを操作すること」を教えられますが、一部で左足ブレーキを行う人がいます。 

 

【画像】「えっ…!」これが足元に「ペダルが無い」斬新なランドクルーザーです(19枚) 

 

「左足ブレーキ」はアリなのか? 

 

 クルマを運転する上で大切なのがペダル操作です。 

 

 前進または後進する場合は周囲の状況に応じて、踵を床に付けアクセルペダルを必要量踏み込んでいきます。 

 

 減速や停止するためには、周囲の状況に応じて、ブレーキペダルを必要量踏み込んでいき、停止時はしっかりと奥まで踏み込みます。 

 

 またMTしゃの場合は、クラッチペダルというシフトチェンジ時に使用するものが、必要に応じて踏みます。 

 

 このようにAT車ではアクセルとブレーキ。MT車ではそれに加えてクラッチというペダルがあり、多くの教習所などでは右足でアクセルとブレーキを。左足でクラッチを操作することを教えています。 

 

 一方でモータースポーツやスポーツ走行などでは意図的に左足ブレーキを使用することがあります。 

 

 これは右足でアクセルを踏みつつ、左足でブレーキを操作することで、少しでも早く走るための運転方法として知られています。 

 

 しかし、日常的に左足ブレーキをするという人も存在するようです。 

 

 安全運転の知識・上達するための運転方法・事故につながる危険な運転例などを紹介する投稿をX(旧Twitter)に行っている現役教習指導員・技能検定員の「ユズリアイ|安全運転補完計画」さんは、「AT車で右足アクセル、左足ブレーキ操作する人も少なからずいらっしゃるようですね※教習では指導していません」と投稿。 

 

 これに対して様々な声が寄せられており、「私左足ブレーキです」や「もうずっとATは左足ブレーキです」「自分AT今乗ってますけど(免許はMT)、左足ブレーキ踏んでます。なので、右足ブレーキ踏まなくなったので、今は踏むのが怖いです」と、左足でブレーキ操作をする人もいます。 

 

 また他のSNSを見ると「2つのペダルなら左はブレーキ、右がアクセルで良いのでは?」、「両方で踏み分けるほうが効率的」などという投稿も見受けられました。 

 

 一方で左足ブレーキに対して「カックンブレーキになりそう」「踏み間違いをしそう」などという声も多く、ブレーキの踏み方には様々な意見が見られています。 

 

 では、実際の自動車教習所ではどのように指導しているのでしょうか。首都圏にある教習指導員のA氏は次のように話しています。 

 

「基本的に教習所では右足でアクセルとブレーキ、左足でクラッチと教えています。 

 

 実際の運転教本の図解にも右足で操作する姿が描かれているほか、アクセルとブレーキの踏み変えに関しては、右足全体で移動して踏むようにと指導しています。 

 

 その場合の左足は、運転姿勢を安定させるためにフットレストに置くことを推奨しています」 

 

※ ※ ※ 

 

 またクルマのペダルレイアウトとしても、2ペダルのレイアウトでは、運転席に腰掛けた際の右足で操作しやすい位置にアクセル・ブレーキのペダルが配置されています。 

 

 さらには自動車メーカーの取扱説明書には「ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急時の対応が遅れるなど、思わぬ事故につながる恐れがあり危険です」と記載されています。 

 

くるまのニュース編集部 

 

 

 
 

IMAGE