( 149437 )  2024/03/15 14:11:46  
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2024年3月16日、JR北陸本線の敦賀~大聖寺間の運行が第三セクター「ハピラインふくい」に移管される。

特急列車「サンダーバート」「しらさぎ」が敦賀駅止まりとなり、ハピラインふくい内では特急列車の待避がなくなり、新たに快速列車が追加される。

快速列車は朝・夕とも4本ずつ運行され、通勤・通学の利便性が向上する。

福井駅周辺の普通列車も増便され、現在よりも29本多い131本/日になる。

所要時間も短縮され、例えば福井~金沢間の移動時間は77分になる。

また、午前9時から15時台のデータイムでは、パターンダイヤが導入され、分かりやすいダイヤとなる。

(要約)

( 149439 )  2024/03/15 14:11:46  
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ハピラインふくいの車両イメージ(画像:ハピラインふくい)。 

 

 JR北陸本線の敦賀~大聖寺間は2024年3月16日(土)、北陸新幹線の敦賀駅延伸に伴い、運行が第三セクターの「ハピラインふくい」へ移管されます。これにより大阪・名古屋~金沢間などを結ぶ特急「サンダーバート」「しらさぎ」が敦賀駅止まりとなるため、ハピラインふくい内では特急列車の待避がなくなります。 

 

つまり… けっこう便利になる新ダイヤ(図解) 

 

 新ダイヤでは、朝・夕時間帯の敦賀~福井間に快速列車が新設されます。本数は朝・夕とも4本ずつ。通勤・通学の利便性向上を図るとしています。なお、最終「しらさぎ」廃止に伴う代替列車に接続する列車としても、敦賀発 福井行きの快速が1本設定されます。 

 

 快速は途中、南条(もしくは今庄)、武生、鯖江の各駅に停車。現行のJR北陸本線に快速はないため、敦賀~福井間を料金券不要の列車(普通)で移動すると約50分かかりますが、ハピラインふくい開業後の快速では約40分となります。 

 

 普通列車は福井駅周辺を中心に、上下合わせて20本が増便されます。快速との合計では現行より29本増の131本/日に。また各駅間の所要時間も短縮され、例えば福井~金沢間の移動では、現行の103分から77分となります。 

 

 午前9時から15時台のデータイムでは、毎時一定時刻に発着する「パターンダイヤ」が導入され、分かりやすいダイヤに。なお、IRいしかわ鉄道との相互直通運転、JR越美北線の福井駅乗り入れは継続されます。 

 

乗りものニュース編集部 

 

 

 
 

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