国は厳しい状況が続くJR北海道に対し、経営改善に向けて指導し、新年度から３年間で1092億円の支援を行うことを決定した。

これは、前回の指導命令から５年間にわたる財政支援の結果であり、JR北海道は観光列車を運行して収支改善に取り組んでいたが、新型コロナの影響も受けていた。

（要約）

HTB北海道ニュース 

国は厳しい経営が続くＪＲ北海道に対し、経営改善に向けた取り組みを進めるよう「監督命令」を出し、新年度から３年間で１０９２億円を支援する方針を固めたことが分かりました。 

国は６年前にＪＲ北海道に対し経営改善へ取り組むよう「監督命令」を出し、２０１９年度から今年度までの５年間財政支援を行ってきました。ＪＲ北海道は観光列車を運行するなど、単独で維持困難な赤字８区間で、沿線自治体と共に収支改善に取り組んできました。しかし、新型コロナの影響もあり、今年１月、国に対し「抜本的な改善策」の取りまとめ時期を３年、先送りすることを申し入れていました。 

国は申し入れを受け入れ、ＪＲ北海道に対し経営改善の監督命令を改めて出すとともに、来年度からの３年間で１０９２億円を支援する方針を固めました。 

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