( 150138 )  2024/03/17 22:16:31  
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自民党の党大会が開催され、派閥の政治資金問題についての批判が続く中、岸田首相が裏金問題の「けじめ」をつけないまま謝罪する展開となった。

党大会では党則の改正が決定され、岸田首相が議員処分の基準について言及した。

公明党の山口代表も納得感が得られていないと指摘し、連立政権の試練と述べた。

4月の補欠選挙が焦点となり、国民の納得が政権運営の鍵となる。

(要約)

( 150140 )  2024/03/17 22:16:31  
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FNNプライムオンライン 

 

自民党は、派閥の政治資金問題をめぐる批判が続く中、党運営の節目となる党大会を行っている。 

 

【画像】来賓挨拶で公明党・山口代表も苦言を呈した 

 

東京都内の会場前から、フジテレビ政治部・木村祐太記者が中継でお伝えする。 

 

自民党大会は、安倍派議員への処分など裏金問題の「けじめ」をつけないまま開催され、岸田首相が登壇直後に謝罪する異例の展開となっている。 

 

岸田首相「深刻な政治不信を引き起こす結果となっております。党総裁として、国民の皆さまに心からおわび申し上げます」 

 

党大会では、裏金問題を受けた党則の改正などが決定され、岸田首相は17日午前、議員の処分の基準について初めて言及した。 

 

「不記載の金額や程度、これまでの役職などの議員歴や説明責任の果たし方など状況を総合的に勘案し、厳しく対応していく」と述べ、茂木幹事長に結論を出すよう指示したことを明らかにした。 

 

また例年、祝辞を述べる公明党の山口代表が「国民の納得感が得られるところには至っていない」、「連立政権最大の試練」と苦言を呈したのも異例。 

 

今後は、4月に行われる衆議院の補欠選挙が焦点で、国民が納得できる処分がなされるかが、政権運営の大きなカギとなる。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

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