( 151093 )  2024/03/20 14:44:48  
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クリスティーズで競売にかけられた葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」シリーズ全46図が355万9千ドルで落札された。

これは、2002年以来21年ぶりに全図が競売に出品されたことであり、落札者は明らかにされていない。

このシリーズは北斎が70歳を超えてから制作され、昨年の競売では「神奈川沖浪裏」が276万ドルで落札された。

村上高明氏によると、全図が揃うことは珍しいという。

(要約)

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競売にかけられた「富嶽三十六景」全図(クリスティーズ提供・共同) 

 

 【ニューヨーク共同】江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849年)の代表作「富嶽三十六景」シリーズ全46図が19日、米ニューヨークのクリスティーズで競売にかけられ、355万9千ドル(約5億3700万円)で落札された。同社によると、全図が出品されるのは02年11月のパリでの競売以来、約21年ぶり。落札者は明らかにされていない。 

 

【写真】葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」ドイツ図書館、数億円で購入 23年 

 

 葛飾北斎が70歳を超えてから発表した「富嶽三十六景」は人気を博し、10図が追加制作された。昨年3月の競売ではシリーズで人気の高い「神奈川沖浪裏」が276万ドルで落札された。 

 

 同社の村上高明さんによると、全図そろうのは珍しいという。 

 

 

 
 

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