( 151123 )  2024/03/20 15:17:45  
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経済アナリストの森永卓郎氏は、日銀のマイナス金利政策の解除について不安を表明しました。

日銀が大規模な金融緩和策の柱だったマイナス金利政策の解除を決定し、金融政策が歴史的な転換点を迎えたことに対して、森永氏は2008年のリーマンショックを挙げて歴史が繰り返される可能性を指摘しました。

彼は金融村以外でも同様の見解を持つ人が多いと述べました。

(要約)

( 151125 )  2024/03/20 15:17:45  
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経済アナリストの森永卓郎氏 

 

 経済アナリストの森永卓郎氏(66)が20日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」にスタジオ生出演。日銀のマイナス金利政策の解除について不安点を口にした。 

 

 日銀は19日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の柱であるマイナス金利政策の解除を決めた。2007年以来17年ぶりの利上げで、約11年に及ぶ大規模緩和策の正常化を始め、金融政策は歴史的な転換点を迎えた。 

 

 これを受け、リスナーから「せっかく上昇しかけた景気の腰を折るなんてことにはならないんですか?」と質問を投げかけられた森永氏は「前は2006年だったかな。ゼロ金利解除っていうのをやって、一気に景気が失速して、そのあとリーマンショックになったんですよ」と2008年に起きた世界的な金融危機を挙げ、「また歴史は繰り返すかもしれない」と見解を示した。 

 

 パーソナリティーの垣花正アナは「いや~まあホントにそれぐらい大きな転換点を迎えてしまったんですね。リーマンショックって聞くと、みんな苦い記憶があるわけじゃないですか」と驚きを口に。森永氏は「でも、それでいいと思っている人がいっぱいいるっていうこと。金融村以外でも偉そうな人がみんなそう言ってる」と指摘した。 

 

 

 
 

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