( 151640 )  2024/03/22 01:11:37  
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札幌高裁で同性結婚を認めないことが違憲という判決が下り、原告側が喜んでいます。

札幌地裁での判決に続き、2審の札幌高裁も憲法違反であると判断しました。

原告側は最高裁の判断を待たずに上告することを決定しました。

この裁判は全国で初めてのものであり、同性結婚を巡る裁判が増えている中で注目されています。

(要約)

( 151642 )  2024/03/22 01:11:37  
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違憲判決を喜ぶ原告(14日午後、札幌高裁前) 

 

 同性どうしの結婚を認めないのは、憲法に違反するという14日の札幌高裁の判決を受け、同性カップルの原告側が「最高裁の判断が出ないと、国会が法改正に動かない」として、上告することがわかりました。 

 

 この裁判をめぐっては、同性どうしの結婚が認められないことについて、2021年3月、1審の札幌地裁は「法の下の平等」を定めた憲法14条に違反すると判断。 

 

原告の1人、中谷衣里さん 

 

 2審の札幌高裁も14日、憲法14条だけでなく「結婚は両性の合意のみに基づいて成立する」などと定めた憲法24条にも違反すると、全国で初めて判断しました。 

 

違憲判決後、弁護士2人と会見した原告の中谷さん 

 

 同性カップルの原告側の弁護団によりますと、同性カップルの原告側は「最高裁の判断が出ないと、国会が法改正に動かない」として、25日付けで上告することがわかりました。 

 

札幌高裁の廷内 

 

  

 

札幌高裁の斉藤清文裁判長 

 

 同性どうしの結婚をめぐる裁判は、全国で相次いでいますが、起こされていますが、2審の判決が出たのは、札幌高裁が初めてでした。 

 

北海道放送(株) 

 

 

 
 

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