( 152110 ) 2024/03/23 14:21:43 2 00 いったい「異次元緩和」をする必要はあったのだろうか?壮大な実験の失敗ではっきりしたこと東洋経済オンライン 3/23(土) 6:32 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/fb65b4257aa09395c57bcdabe6f53d16a7ccc931 |
( 152111 ) 2024/03/23 14:21:43 1 00 日本銀行の植田総裁は、「異次元緩和」「イールドカーブコントロール」「ETFやJ-REITの買い入れ」を一気にやめて「普通の金融政策」に移行し、金融正常化を実現したと評価されている。 | ( 152113 ) 2024/03/23 14:21:43 0 00 「異次元緩和」「イールドカーブコントロール」「ETFやJ-REITの買い入れ」をいっぺんにやめ、「普通の金融政策」に移行した日銀の植田総裁。筆者は「すでに金融正常化は実現した」と評価する(写真:ブルームバーグ)
すばらしい。
植田和男・日本銀行総裁は期待どおり、「腹を据えて静かに闘う」という彼の本領を発揮し始めた。
【写真】2013年4月、黒田東彦日銀総裁(当時)は就任早々、異次元の金融緩和策を打ち出した。
■いっぺんに「イレギュラーな政策」をやめた植田総裁
3月18~19日の日銀政策決定会合で、日銀はマイナス金利を解除しただけでなく、異次元緩和を一気に終了してしまった。ついでに、これまでの大規模緩和の中で最も異常な枠組みであるイールドカーブ・コントロール(=YCC、長短金利操作)、さらにはETF(上場投資信託)およびJ-REIT(不動産投資信託)の買い入れまでも、いっぺんにやめてしまったのだ。
これまでの数年間、われわれを含めた外野は、金融政策正常化の道筋として、この3つのイレギュラーな政策をどのように、どの順番で解除していくのか、散々議論してきた。それを事もなげに、3つ同時にやめてしまった。記者会見で、新しい金融政策の枠組みをなんと名づけるか、コメントを求められ、「普通の金融政策です」と。
カッコいい。
しかし、まさにそのとおりだ。これこそが正常化だ。ある意味、量的緩和も半分は終わったといえる。あるいは、植田総裁の頭の中の枠組みでは、もはや量的緩和ではないのかもしれない。
実際、マネタリーベースの拡大に関する「オーバーシュートコミットメット」は外された。植田総裁の言う「短期金利を操作手段とした普通の金融緩和」になったのだから、マネタリーベースを目標とする量的緩和(日銀による元祖量的緩和)は終了したのだ。
あとは、日銀が国債などのリスク資産を抱えるバランスシートポリシーをどうするかだ。現在ではこれが量的緩和だと思われているが、アメリカのベン・バーナンキFRB(連邦準備制度理事会)元議長は、自身では決して量的緩和という言葉を使わず、バランスシートポリシーと呼び続けた。まさに今、日銀はこの政策による、バランスシートに残ってしまっている遺産をどう処理していくかということが残っているのである。
したがって、量的緩和は終了し、日銀は長期国債を一定程度買い続けるが、それはあくまで緩和ではなく、過去の遺産の処理のための調整手段だから、これからは「普通の金融緩和」と過去の負の遺産の処理(まさに負債処理)のみ、ということだ。
■これから日銀は何をするのか
つまり、正常化をもう実現してしまったのだ!
メディアや金融関係者は「正常化はまだ第一歩にすぎず、これからの道のりは長い」などと言っているが、植田総裁も、私と同じように正常化は終わったと考えているのではないか。記者会見では、「正常化が何を意味するかによるけれども」と留保条件をつけ、はっきりと正常化が終了したとは言わなかったが、彼の説明の全体を見渡すと、「普通の」というのは正常化したあとの姿ということではないだろうか。
これからは、景気と物価を見ながら利上げをしていくだけのことだ。つまり、本当に本当の「普通の」金融政策になったのだ。そして、負の遺産の処理は、それとは別に、金融緩和や引き締めのための金利の上げ下げとは別のものとして、景気や物価とは別の観点で、金融市場と向き合いながら、(おそらく淡々と)処理していくのだ。
この負債処理、言い換えれば、含み益がある株式と含み損が出始める国債という「負の遺産」に関する「ある種の不良(普通ではない異常状態という意味で)」資産処理、これを行っていくことになる。
これが完全に終了するまで、完全な正常化は果たせないという見方もある。だが、アメリカの中央銀行にあたるFEDも量的引き締めのペースを調節しながら、現在、「普通の」金融政策として、雇用と物価をにらみながら金利の上げ下げをしている。だから、21世紀の中央銀行は、「普通の」金融政策と同時に、つねにバランスシートポリシーも調節し続けるのが常態化するのかもしれない。それが、21世紀の「普通の」中央銀行の姿になるのかもしれない。
いずれにせよ、植田日銀は、一瞬でほとんどの正常化を完了してしまったのだ。大絶賛だ!
しかし、同時に衝撃的なサプライズでもある。そして、政策議論としては、深刻な大問題を提起しているのだ。それはどういうことか。
こんなに大胆に、一気に「三段跳び」をしてしまったのに、市場はまったく動かなかった。もちろん「事前のリークがあったから」という見方もあるが、そもそもリークされたときも「多少波立った」くらいだった。
■なぜ「無風」という「事件」は起きたのか
ほぼ無風。これは、植田日銀の大成功であると同時に「金融市場とは何なんだ?」という疑問が生じる「無風」という「事件」である。金融市場がこの2年騒いできたこと、とくに「黒田(東彦)日銀」の末期、YCCをネタに締め上げ続け、為替で仕掛け続けたのは何だったのか。
それは、金融市場で仕掛けたがる奴らが日銀ネタに飽きてしまったから、なのだ。つまり、日銀ネタで仕掛けるのは賞味期限切れで、盛り上がらないから、誰もついてこない。ついて来なければ、乱高下が起きなければ、仕掛けても儲からない、だからやめてしまったのだ。
むしろ、この1年は日本大ブームで、日本を何かの理由にかこつけて、とにかく「買い」たかったのだ。だから今回も、日本を売るという方向では材料にしづらいから、日本株を暴騰させてみたのだ。
これまた、植田総裁の成果、彼の静かな忍耐強さの勝利ではある。私たちが、植田新総裁に「すぐにでも正常化に進んでほしいのに、何モタモタしてやんでえ、さっさと正常化しちまえ!」と怒鳴っていたのに、まったく静かに時機を待った植田氏の殊勲である。
しかし、である。ということは、投機的トレーダーにおもちゃにされるという問題だけが正常化の障害だったのか? という政策議論上の問題がある。異次元緩和の副作用の1つは「出口戦略が難しくなる」というものだったのだが、その副作用は市場(の悪いやつらに)にもてあそばれるということだけだったのか? という問題である。
すなわち、異次元緩和は実体経済に対しては副作用すらなかったということだ。そして、副作用すらないということは、そもそも実体的な効果はそもそも存在しなかったということだ。
もちろん、日銀はETFの買い入れは実質的にもう止めていたし、YCCも植田日銀になってから2度の変更で関連はなかった。つまり、YCCの上限金利のメドである1%とは無関係に長期国債の金利が市場で決まっていた、ということがベースにはある。しかし、それにしても、それならば、やっぱりあってもなくても最初から同じだったのではないかという疑問が生じてくる。
■そもそも異次元緩和をやる必要はあったのか
問題は2つである。第1に「中央銀行は金融市場との対話が重要だ」というが、それは本当なのか、という問題だ。金融政策を投資家の都合のいいように変更することを強いるような催促相場になったり、過去2年間のように政策変更を食い物にするようなトレーダーが多かったり、という状況においては、そもそも対話というものが成り立つのか。
中央銀行の金融市場への対峙の仕方に関する日本の金融関係者やメディアの常識は間違っていたのではないか。そのような「悪い」トレーダーや投資家に対しては、支配するあるいは相手にしないという考え方で臨まざるをえないのではないか。そして、植田日銀は、丁寧に静かに、しかし本質的には「相手にしない」というアプローチで、今回成功したのではないかということだ。
第2に「そもそも異次元緩和には、出口でもてあそばれるリスクを高めただけで、何のメリットもなかったのではないか」という根本的な疑問だ。
副作用は、国債市場の機能低下、政府財政への規律の低下、民間経済主体へも長期の低金利による規律低下および資源配分の効率性の低下という明らかな弊害がそもそもあるのに、それ以外にも出口リスクという大きな副作用があり、それにもかかわらず、実体経済には効果がゼロだったのはないか。つまり、そもそも異次元緩和をやる必要は最初からなかったのではないか、ということだ。
これが実は当たり前のことではあるが、今回の政策変更において総括をしておかなければいけない最重要のことなのではないか。植田総裁は「それはレビュー待ち」と記者会見で返答したが、待ちきれないので、今回の記事の最後に整理しておこう。
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( 152114 ) 2024/03/23 14:21:43 0 00 ・多少収入が増えようとも、将来の生活、収入に不安を持つものは、出来るだけ貯蓄し出費を抑えようとする(同じものであれば安いものを求める)。一方、供給サイドは経済のグローバル化をより生産コストが国内より安い所へシフトして、GDPの生産部分を海外に移転し、円高の下では国内への資金移転しはせず、海外で資金を回す。例え国内に収益移転したとしても、個人と同じで内部留保に努めて人件費を抑えてきた。過度な円安で大手企業は漸く海外収益を国内に移転する動きが出てくるか、収益移転で貯め込んだ内部留保の取崩しで賃上げを始めた。しかし、就労者のほぼ4割強が非正規雇用の格差社会では賃上げの便益は社会に還元されないのでインフレ下でも消費マインドの出費を抑える方向は変わらない。従って生産の国内移転と非正規雇用の構造が変わらない限り、GDPが成長することは期待できないだろう。
・なんで日銀当座預金のプラス金利について触れないんだろう。マイナス分の5倍もあって民間銀行は2000億も受け取っている。当座預金に利息がつくのもおかしな話。 いずれにしても金融政策だけの検証は意味ないと思うよ。金融緩和と消費増税をセットでやったらそりゃ景気は良くならないでしょう。財務省や地方も含めて財政も税制も国民が国や地方に付託してる金の全部を点検して欲しいよ。
・平成は金利は低かったが、国民負担率が高まった。
金利でも、税金でも、社会保険料でも、同じサイフから出ていることに差はない。
金利と聞くと銀行金利が貰えることばかり考えてしまうが、当然払っている人が居るから貰えるわけで、その支払う人の大多数は現役世代である。
現役世代のサイフが税金や社会保険料で直撃を受ければ、当然金融引き締めと同じ効果が発生し個人消費は下がり景気は抑制される。
つまり、金利が低い理由は国民負担率がこの30年間で爆増したからで、金利を上げなくても消費が抑制されていたからだ。
国民負担率を高めた少子高齢化構造は今後加速するので、さらに消費は抑制されるが、今回は国外の要因で金利が上がってしまった。
今後、増税、増社会保険料、増金利のトリプル負担が現役世代を襲う。実質賃金が下がる。
少子化の加速は避けられそうにない。
国民負担率を無視して金利だけ考えても仕方がない。
・グローバル経済の中では日本の異次元緩和の役割は果たせていた。 100円/ドルより高い円高当時からスタートし、この時の信用度をテコに日本の市中銀行でカネを借り、海外の有益な将来性のある事業、企業に投資する。 日本の市中銀行も国内では低利過ぎて稼げないから海外への投資を積極的にやった。 国内では少子高齢化が進行するので、税収を上げなければ国債(も市中銀行のローンも)信任が得られないと海外から騒がれ、その反証として福祉税制としての消費税率増を行なった。 政策が求める物価上昇、賃金上昇は「日本で借りて海外で稼ぐ」形で経済が回っているので延々に実現せず、「安い日本」ブランドが確立。 コロナでの財政出動からの収束でも「物価上昇の約束を果たしていない」として意固地になった黒田総裁は結局退任まで機動的な政策変更はしないまま植田総裁に託した。 普通の金融政策への進化は評価するが、では次はどうか?
・景気の下支えとしてゼロ金利は理解できる。経済部門は一定の復活を果たした。国債の大幅買入を行なったこと結果としては政府部門の財政規律の一層の緩みをもたらした。それは今でも続いている。通貨の価値を守るべき日本銀行が国際的に禁じ手とされている国債の実質引き受けをすることで通貨価値の下落を政府部門の思惑に抗えず容認してしまった。 短期的に見れば海外への輸出企業にとっては良いが海外への生産拠点移転が進んだため以前ほど効果がない。通貨の価値が下落することは自給率が低く食品から輸入せざるを得ない国においては国民が窮することになってしまった。
・私は日銀に責任は無いと思います。では誰の責任か?それは、企業と政府だと断言出来ます。まずリーマン・ショックの時、企業はビビって、内部留保ばかり増やし、従業員の給料を増やしてこなかった責任。ドイツなんかは、内部留保より従業員の給料を上げてます。次に政府の責任ですが、税金を上げて減税しない。その割に、アメリカみたいに、新しい産業を育てない。家電がだめになってから、いつまでも自動車一本足打法。分かりますか?こんな状態だから、日銀は大規模緩和するしかないんです。
・物価上昇2%やったー!←狂ってるのか
視点はちょっと違いますが、まさにその通りと思います。しかもこれ、なぜか日銀も政府も触れないですが利益増の物価上昇じゃなくてコストプッシュの物価上昇。インフレじゃなくてただのスタグフレーションでしょ。
企業に入る金は見かけほど増えてない(便乗値上げもあるだろうけど)=利益はさほど増えてない=給料に反映されるわけがない=必需品以外は物が売れない。
みんなが単純に金持ちになって金払いが良くなったから価格を上げる、後追いの物価上昇2%なら、好転してるなぁ、とも思うんですけどねぇ…
・金融政策は効果に時間差がありますので、その影響はまだまだこれからで長く長く私たちの社会に残るでしょう。結果がどうであれ当初の目論見通り2年で出口へと動き出したならば一定程度の評価はできたかもしれません。 しかし現実には長期に及び、途中から目標がおかしくなっていった気がします。中央銀行の独立性について今一度考え、戒めとしなければなりません。
・色々あるが書かれていることは大体そうだと思った。 安倍政権になって1ドル80円ぐらいの円高を戻したことで、輸出企業を救うことができたのは本当に良かった。少し遅かったけれど。でも良かったのはそこまで。その後の大規模緩和はやる必要があったのかと思う。試してみるのは良かったが、効果が見えないなら2年ぐらいで終わらせるべきだったのではないか。意地になって続けることで、経済構造がそれに合わせたものに変化し、戻すのが大変なリスクになってしまった。 賃上げだと言ってここしばらく騒いでいたが、異常な事態だと思う。政府に言われたから賃上げしましたとは、一体何事か。これまでどれだけ搾取してきたのか?従業員はなぜもっと激しく賃上げを要求してこなかったのか?皆んなもう飼い慣らされてしまっているということですね。 >日本社会の人々、経済主体の構造的な行動原理の欠陥に問題があった まさにこういうことだと思います。
・異次元緩和の間に日本は確実に貧困化が進んだ。 産業の稼ぐ力が衰え、特に経済的に弱い人たちに貧しい生活を強いた。 本来はどんどん稼げる産業が創生され、給与がどんどん上がれば消費は拡大し、景気は良くなって富を実感する人は増えたはずである。廃業しなければならない企業が低金利、金融緩和で生きながらえ、新陳代謝は遅れた。日本は時間を無駄にした。その間に少子高齢化が進み、いよいよ状況は悪くなった。
変革に対する苦痛に、ただの点滴で痛みを緩和させるだけで、根本的対策をしなかったアベノミクスは歴史的愚策だった。変革の遅れた日本はグローバルサウスの国々にも先を越されるのか?悲観的になってしまう。
・海外が軒並み大規模緩和策を実行する中、無為無策で円高デフレを放置し、産業の空洞化を招いて失業率や自殺者数が高止まりした白川時代の方が良かったと本気で思ってるんだろうか。 2013年の段階で、実質GDP成長率もCPIもプラスに転じ、株価も7割上昇。 特に、有効求人倍率、失業率、雇用者数、雇用者数報酬といった雇用統計はたった1年で軒並み改善した。 その恩恵を全て吹き飛ばしたのが消費増税。 金融緩和に意味がなかったのではなく、増税という誤った財政政策によって無効化してしまったというのが事実。 仮にも経済学者を名乗るなら金融緩和を批判する前に、まず失われた30年をもたらした財政規律優先の誤った財政政策を批判するのが筋。 黒田日銀が正しかったというつもりは毛頭ななく批判すべき点はあるが、それ以前と比べれば遥かにマシ、という話。 経済政策は比較優位の視点で評価しなければフェアではない。
・金融緩和は間違いではない。いじってすぐに結果が出るなら経済政策なんて簡単だ。 緩和してから消費税を上げたりしたからその影響がかなりある。後は法人税を減税したから内部留保は積み上がっている。 バブルの時はちゃんと普通に税制をしていた。だから所得税が安くて法人税が高かったので、儲けた分は使わないと持っていかれるという思いが強かった。そうすると接待費や人件費にお金を回す方がお得となるので、トリクルダウンも起きやすかった。しかしこの20年くらいで法人税が安くなり内部留保してる方が安心出来るとなっている。 今回の利上げはかなりの失敗だ。それが効いてくるのは1年後くらい。その前に住宅ローンの変動の人は締め付けられることになる。 過度なインフレはいけないが、適度なインフレはないと成長できない。デフレは駄目です。 賃金も増えないし設備投資も増えない。 この人はインフレを過度なインフレとしか見ていない。
・まやかしが続く。賃上げと騒いでるが大企業だけ。経済活性化を目的とするなら、大企業がやるのは仕入値を上げることではないのか。今回の賃上げの原資をどこからもってくるつもりか。値上げと仕入値を叩くのではないか。中小企業と非正規の賃金は下がるだろう。社会構成はここの人数の方が多い。 行き詰まりが見えている。歴史は繰り返す。いったんゼロになるような出来事がなければどうにもならないところに、いずれ行く。現在は一部の官僚や議員が私腹を肥やす時代だと思う。一部の大企業勤務の人が恩恵を受ける。しかも優秀というより運が良いという人たちになっている。 無闇に受け入れた異民族が反乱を起こし内乱になるのか、他国が占領しにくるのか。 賛成したのは、植田和男、内田眞一、氷見野良三、安達誠司、中川順子、高田創、田村直樹(敬称略)。戦犯の名は覚えておこう。 反対したのは、中村豊明氏、野口旭氏。 財務省と岸田氏が後ろにいる。
・大きな経済恐慌に陥らずに景気回復させたことが異次元緩和の狙いであり結果ではないかと。最初に指摘されているとおり、何もなかったのが価値あることだと思います。
・「異次元緩和」はやらなくても一緒だったんじゃね、というのは論じる価値がある問題だ。一方で、「異次元緩和」をやれば円が暴落し日本国債が暴落し、円が消滅し日本国債がデフォルトになる、みたいな予想が当たらなかったのも事実だからそちらの観点からの検討も必要だと思う。 金融を緩和して通貨供給量を増やせば物価が上がるから早く物を買った方が得と考える消費者が増えて消費が増えるから景気が良くなる、という理論が正しいのならこの世から不景気はなくなるはず、という理屈を多くの人が顧みなかったことは今も不思議だと思う。
・デフレから抜け出したことは大きな功績で、それによって雇用環境が大幅に改善しました。景気はアベノミクス前と比べて明らかに良いんですけどね。副作用が少なくて効果が高いきわめて真っ当な金融政策だったと思います。 実際インフレ率が上昇したので金融政策に効果がないと言っているのは支離滅裂だと思います。
・異次元の金融緩和って言うけど、マイナス金利を導入したのは欧米の中央銀行を追随しただけだし、中央銀行の国債買い入れも珍しくもない ETF買い入れくらいだよね、日銀独自の政策って
どちらかと言うと、金融緩和が長く続きすぎて、設備投資を急がなくてもいいような風潮ができてしまったような気がしなくもない
・今回の日本のデフレ脱出の要因も、海外要因のインフレとそのインフレ退治の為の海外の金融引き締めだからね。結局アベノミクスはカンフル剤を打ち続けて痛みから逃れ、富裕層をドーピングで水膨れさせて格差を増大させ、その負債を国と日銀に負わせ、どうにもならない程の負の遺産を残し、稀にみる急降下の低賃金の日本にしただけ。こんなのを長期に渡って支持し続けたのは国民だけど。
・異次元緩和は当初円高だったので円安にして 輸出企業の競争力を高め、雇用を増やすことには成功したと言える
諸悪の根源は政府が増税したことや社会保険料をあげたこと これで一気に消費が冷え込んでしまった ブレーキとアクセルとを同時に踏んだおかげで節約志向だけが高まった
・失敗ではないでしょう。
そもそも、リーマンショックで世の中がお金をじゃぶじゃぶやっているときに、日銀の頭が硬くて緩和が出来ず、円高になったのじゃなかったっけ?
ドルやユーロの供給量が増えなのなら、円の供給量も増やす。 これは素人的に見ても正しい判断でしょう。
「する必要はあったのだろうか?」と聞かれれば、あったでしょう。 緩和してなければ、逆に円高の最高値(1ドル85円くらい)を超えていたかもしれないね。 一気に円の供給量を増やしたのは正解だと思うね。
彼らはリーマンショックのときは思いっきり公的資金を注入した。
でも、日本のバブル崩壊のときに公的資金を注入することに外国の目は傷口に塩をなすりつけるような厳しさだったよね?
当時の日本はセオリー通りにしか対応できず、結果、何十年も不況に喘いだわけだ。バブル崩壊のときのそれができていれば。もっと違ったわけだから。
・この記事の筆者「小幡績」を検索するとわかる通り「デフレが望ましい。同じ所得で安く物が買えるから」といったデフレ信仰派なんですね。 経歴も華々しく東大主席で財務省入省(当時は大蔵省)道理で政府の批判が一言も入らないわけです。 つまりは、失われた30年を引き起こした張本人の一人なわけですね。 過去に高橋洋一氏に主張を論破されたこともありますね。 つまりは「異次元緩和」は成功だったといこうとでしょう。
・もともと金利のある世界で生きていけない体質の日本経済だ。30年かけてそうなった。今、普通の世界に戻ったと喜んでいるが、すぐに痛みはやってくる。その痛みに対して、自民党がいい例だが、日本にこれといった打開策を示せる政治家はいない。我々は金融緩和に頼らない選択をし続けることができるのか? 外的要因に基づく物価上昇のため金融を引き締めなくても庶民の生活は喉首に縄がかかったような状態であるのに、この金利上昇によって更に家計は苦しくなる。株価は一時の期待感から上昇し、円は対ドルに限定せず下がった。政治屋は支持率のため株価を更に上昇させようとする。外貨を呼び込めないのだから、その対になる事象は更なる円安だ。数年も経たない内に結果が出るだろう。異次元緩和の衣を剥ぎ取られた普通の日本の姿がどれほど貧弱なのか。真っ当な政治、真っ当な発展がいかに大切で本質的なものなのか。
・途中で読むのをやめたが、筆者はやはり小幡だったか。株価や雇用統計を見れば、金融緩和は全く失敗なんかではなく、十分に効果を上げた。
物価と賃金は遅行指数なんだから、これらがまだ十分に上がってないのは、当然のこと。むしろ、この小幡乗古巣の財務省が緊縮財政を続けて、デフレスパイラルを長引かせ、「値上げは悪、賃金は上がらないのが当たり前」という思考様式を定着させたことの方が問題なんだよ。
・本質を見ない駄記事。
問題は日銀が異次元緩和に進まざるを得ないような経済環境を作った財務省の方だ。「デフレ下でインフレ対策」のような頓珍漢政策を続ければ景気は悪くなって当然である。そこを指摘しないのでは意味がない。
筆者が言うように、異次元緩和の必要性は疑問符がつくかも知れないが、実態はそれにすがるしかなかったと言うこと。他に手がなかったのである。
黒田前総裁の「需要ではなく供給が問題」という言葉だが、個人的には日本の将来への警鐘だったと解釈したい。財務省の緊縮政策が続けば供給力が低下していくのは明らかだからだ。実際にそうなっている。さまざまな技術力の低下が著しいのは誰が見てもそうだと思う。前総裁は「このまま緊縮財政が進めば」と言う話をしたかったのではないか。
・30年間のデフレからの脱却がコロナという自然災害に引き起こされた世界的ばら撒きかつコストプッシュ型のインフレによるという皮肉。30年間市場を歪め続け、その後処理がほぼ不可能、未知の世界という、専門家が存在しない暗闇を四つん這い手探りで進むような、巷に溢れるのは自称専門家の実際はコメンテーターばかりの詰んだ日本。潜在成長率マイナスで金利を上げ、金融機関に国債の買取を促す政策に方向転換だがうまくいくわけもなく、外貨を稼げる人間だけが富み、貧富の格差は今後広がるばかり。悪い状況下では個人は利己的になるので、他人の幸福など望めるべくもなく、日がまた登ることを妄想するだけの日本。
・これからバブルが崩壊へ向かい、バブルがはじけて株価や不動産価値が下落して行く事だろう。これは正常な価格に戻ると言う事で、良い現象とも言え、円安も減速するだろう。でも、円安の流れを円高の方に変えたいのならば、プラス金利にした方がいいかも知れない。
・異次元緩和は小泉改革の一環である。平成になって停滞していた日本経済に喝を入れるためだった。これを待ち望んでいた財界も賛同を得て一気に燃え上がった。国民も何とな良さそうだと思った。背後にある新自由主義も大きな影響力を持っていた。これだけの応援団に支えられ安倍さんも意気揚々とアベノミクスを立ち上げた。しかし、これは財界を潤し、国民を疲弊させるものだと初めから分かっていた。それでも、国民はトリクルダウンを信じていた。結局最後までそれは起こらなかった。でも、まだこの甘い汁に酔った勢力はこの継続を諦めていない。隙あらば国民に気合を入れている。
・アベノミクスの一環としての「異次元緩和」は短期であること、効果の発現に伴い直ちに構造改革を行うことだったはず。また、初期にはデジタル元年とかの言葉もあった。が、すべて成せず。「異次元緩和」のみズルズルと残った印象があります。その間に好不況の影響をあまり受けない社会保険料が爆上がりしており、特に中小企業に大きな負担になっています。自民党に都合の良いお金がだぶついた状態は解除したくなかったのだろう。
・この金融緩和自体は アメリカの後追い政策なので必要でした
問題は異次元の金融緩和やってる ブースト中に消費税増税という フルブレーキを二度もやったこと
アメリカ見ればわかるように 景気に水をさすのは慎重にやる必要ある それを日本は景気回復しかけの初期段階で 消化する勢いで消費税増税して勢いとめたからね これはITバブル始まりかけだったときの 消費税増税も一緒
・とても長い文章ですが、ほぼ同意します、植田総裁の会見での"普通の金融政策"は名言と思いました、皆がこの言葉で気づいたと思います
異次元緩和が何のメリットかと問われれば、結局は何もなく弊害ばかりなのだが(バーナンキも決して量的緩和とは言わなかった)、かなり皮肉めいた話になるが、マイナス金利や量的緩和、YCC等は効果がないことを実証実験で証明したことでしょう、今後は世界の中央銀行が日本の政策とその結果を参考にします、一つの論文が完成したのです、学者肌の植田さんや白川さんでは2年でやめていたと思います、黒田総裁だから10年やれたのです、皮肉な結果ですが、これが誰にもできなかったであろう偉業だと思います
・失敗となぜいえるのでしょうかね? 緩和していなければよかったとどうやって証明するのでしょうか。 この様な極端な書き方をする場合、その人間が偏った考え方を持っているか、人間として浅墓、未成熟なことが多いです。 もう少し人間性を高めることからスタートしましょう。
・なぜ殊更、金融緩和だけを叩く記事を見るが政府の政策を精査する記事は少ないのだろう。
そもそも金融緩和は財政出動とセットで行わなければ意味がない。日銀がいくら量的緩和で金利を下げ、民間金融機関の貸出しを促しても、政府が増税し国民負担を上げれば個人消費、国内需要は縮小し、企業の設備投資は進まない。
更にBIS規制によって民間金融機関の貸出しを絞り、安い労働力の確保の為の非正規雇用や技能実習制度を推進し、インフラが老朽化しても投資リターンである公共事業予算の社会割引率4%を要求し、長年予算の執行を厳しくしている。
国内需要を促すのは政府の政策。 財務省曰く、『多額の国債を発行している』のに、長年経済成長率が止まっている事が異常であり、公共投資のような経済成長に関わる予算、減税や給付等の消費活動に関わる部分を緊縮し、行政独立法人のような天下り基金に予算を中抜きされている事はなぜ報じないのか。
・「異次元緩和」など最初から誤った政策である事は明白である。「役割を終えた」のではない。政治家の保身の為の単なる問題の先送り。若者の雇用を増やしたと言っても、出口戦略がなければ正常化の過程で失業者が出る。どこかの世代が割を食う。企業ではゾンビを増やしただけ。退場すべき者は退場するべきなのが自由市場経済。その上で救うべき者は政府が救済策を市場外で講じるべきもの。今の生活費負担増は異次元緩和の副作用による円安が原因。価格据え置きに見見せかけた量の減少を考慮すればインフレ率は20%を越える。 インフレターゲットに至っては貨幣流通速度の低下を考慮しない、中学生数学すら理解出来ていない者の浅はかな政策。「理論」と言うにはあまりに稚拙。敢えて言うなら稚拙な心理策。 黒田氏も安倍氏も、その経済政策支持者も小学生並みだったという事だ。
・株は買ってるのですから口だけですよ やるべきことはマネーゲームを終わらせ実体経済をしっかりさせることです つまり国営化した企業を救うのではなく自由主義経済を取り戻すために株を売り続け国民生活を支える政策を講じ株を売却して得た資金を政策に費やすことですが止める気はないのでしょうね
・金利の上げ下げ、税金の上げ下げ、社会保障費の上げ下げでは経済成長せん、言う事やと思うよ。政府の壮大な家計部門から企業部門に収益付け替えて、企業部門でレバレッジ効かせて経済成長させるいう実験も、レバレッジ効かんから実験失敗やった。 あんまり政府のできる事無いんと違うかな。レバレッジ効かんのは企業の問題や。生産性向上もイノベーションもないのも企業の問題や。その源泉となるエンゲージメントはダダ下がりや。なぜか役員報酬はうなぎ登りや。 日本の企業や資本主義が古くなったんやろな。エンゲージメント向上させて収益上げる経営せんと従業員と取引先いじめ倒して役員報酬上げる経営してたら、そら経済のパイはどんどん小さくなるよ。そら結婚もせんし、少子化になるやろ。これ、企業の問題や。
・読んでて途中から、あーこの記事書いてる人は財政緊縮派なのかなと思ったらやっぱりそうだったw 大規模金融緩和がそもそも間違ってるとかよう言えるな。 全く間違ってない。2013年の黒田日銀から始まった大規模金融緩和がなければ日本は今もデフレだったろう。 大規模金融緩和「だけ」ではどうにもならないのは当たり前で、アベノミクスもそれに財政出動と成長戦略を併せてデフレからの脱却を狙ったものだった。 確かに今のドル円150円水準の円安はデメリットだと思うが、そもそもコロナのころドル円は105円~110円だったし、黒田日銀の金融緩和が始まった後もコロナによる世界同時金融緩和に伴うインフレと政策金利引き上げが始まるまでは130円くらいが天井で長い間安定的だった。 今の円安は根本を正せば成長戦略を自国内で進められなかった国内情勢にある。それが出来てれば日本はもっと早くに金融正常化に舵を切れていたので。
・マネーサプライの増加だけで経済環境が好転するはずがない、需要側の問題、すなわち実体経済を担う企業の保守化や人口減少等に対処する抜本的な構造改革・イノベーションを怠ってきた不作為によって、国民経済全体が半病人状態に陥り回復不能になってしまった。単細胞・リフレ派の罪は万死に値する。
・筆者の主張は矛盾してる。筆者は「中央銀行が望ましいインフレ率(インフレ目標)にコミットすれば、市場参加者の期待を変化させ行動を変化させ、そのインフレ率を実現できる」の標準的な考え方を否定する。 でも記事中では同時に、「市場は結局、その場の雰囲気で何となく動いてる」も認めてる。つまり、・異次元緩和が12年までの異常な株安を終了させた ・最近企業が値上げできるようになった理由は、「皆、値上げしてるから」 ・企業が賃上げしてる理由も、「皆、賃上げしてるから」
だったら結局、世の中は理屈では動いてない。そして「期待に働きかける金融政策」も世の中の雰囲気を変える一助にはなってて、従って実際の効果もあったのでは。 「異次元緩和が無ければ日本経済は-200点になってた。でも異次元緩和のおかげで-100点だった。万歳」だから効果が見えにくいだけで。でも超高齢化する衰退国では、効果はせいぜいそんなもの。
・「イレギュラーな対策」いっぺんに止めたのではなく、もう使われていない看板を外しただけです。但し、マイナス金利だけはまだ生きていましたので、これだけは止めたことなりますが、内容が0.5%とあまりにも貧弱で益々円安が進んでおります。恐らくは、財界や政府に忖度したのでしょう。所詮植村さんもサラリーマン、体を張ることはしないと思います。
・これはいい記事で的を得ていると思いますね。金融政策に対する政治家や業界の反応が何か文化人類学のいい材料になりそうです。コストインフレによる実質値上げに便乗する値上げとか賃上げみんなでやりましょうとか。そういうのがおかしい。しかし需要はやはり大事でコストインフレが収まればまたは除けば結局、需要の問題になってくる。それがまた問題。需要無ければ成長なしかと。
・異次元緩和自体は間違っていないが、2回にわたる消費増税がその効果を減衰した、というのがもはや結論付けられているとさえ思うが… 黒田前総裁は大蔵官僚出身だったこともあったのだろうが、いずれにしても本来なら増税には体を張ってでも反対すべきだった。そこがまずかった。財務省とは対峙したくなかったのかもしれないが…
・諸悪の根源はプライマリーバランス。国の歳入と歳出を一致させるために赤字国債の発行を抑えて税収を増やすことをやったために、民間投資は冷え込み、国民消費は落ち込んだ。その結果が30年以上続いた日本のデフレ経済ということ。アベノミクスは3本矢がセットだったが、1本目の量的緩和しか打たれなかった。2本目の財政出動は、PB信仰者の財務省と子飼いの政治家によってミニマム化されてしまったからだ。当然、3本目の民間投資は喚起されなかった。これから日本を安定したインフレ経済にするには、まず政府がPB政策の看板を下す必要がある。そして増税なき財政再建と付け替えるべき。つまり、官と民の生産性向上を図ることです。
・今回分かったのは マイナス金利廃止では円安トレンドに全く影響がないということ。現在の円安は金利差要因はほとんどないということ。それは日本の産業活力が低下していること。株価は海外から見たら割安であること。 よって物価高は継続される。 日銀の影響力はゼロに近い。
・そもそもが、金融政策で経済成長を実現するなんてことができやしない、これもまた「正常」な考え方である
異次元緩和でお金を増やせばみんなじゃんじゃん使うから好景気になんだろ!っていうのは自分以外の全ての人の判断能力を低く見積もった考え方である 将来の経済成長に不安があって実質賃金が下落基調なのにいくらマイナス金利だからって投資や消費を積極的に行う企業や消費者がいるか? 当事者が自分だったら絶対しない、でも他人は自分ほど深く考えないからきっとするだろう、これはyoung sibling syndromeっていう心の錯覚、バイアスの一種である
・無風、そりゃ何も変えて無いからね。 金利は0.1%上げたがゼロ付近を維持するし、YCCは止めたが国債買入れは継続し、長期金利は依然として抑圧するのだから。
異次元緩和はその表皮を脱いで中身はそのまま見た目だけ変えた様に見せかけているのだから無風なのは寧ろ当然、為替と国債の市場は円安と金利低下でそれを証明した。
結局今回も必要な金融政策は行われず、財政ファイナンスも継続される、保有しているETFの売却もいつになるのかわからない。
政治家を含む一部富裕層には素晴らしい玉虫色の光だろうが庶民はここから戦争による更なるインフレの影響を直接受ける、税収増の結果となる政府はこれまで通り放置するので庶民は極限まで疲弊する。
賃金上昇は焼け石に水、庶民が貧困化すれば日本の景気が上昇する理由は無い、主たる市場参加者=消費者の力を奪っているからね。
景気浮揚の名を借りた略奪政策は今後も続く。
・>リフレ派が主張する「マネーが増えればインフレになり、全部解決する」という安直な認識が間違っていただけではなく、まっとうな正統派のマクロ経済学者の認識も間違っていたことがはっきりした。
クルーグマンが間違いだったと言っても、日本はそのまま突き進み続けた。
>金融政策による解決というアプローチは根本的に間違っており、壮大な実験をする前からわかっていた。黒田氏講演が示すとおり、需要不足から生じる問題ではなく供給側の構造問題だと、わかる人にはわかっていた。
分かってはいても、強い権力に負け続けていた。
>賃金を上げようと思えばもっと前から上げられたのに、雰囲気に流されて上げているだけである。
日本の横並び意識もここまでくるとマズかった。
それと、財政出動をもっとすべきでした。というか、消費税を上げたことでアベノミクスはとん挫した。財務省恐るべし。まさに「ザイム真理教」ですね。
・自分で事業を展開している人なら異次元緩和の恩恵は身にしみてるけど、大学から毎月決まった給料を配ってもらってる学者さんには異次元緩和の有り難みを体感する機会はないかもね。
・金融緩和それ自体は、コロナ禍対策などもあって世界のトレンドでした。 問題は財政赤字とそれを気にする財務省、利権無駄遣いの自民党によって、日本だけ出口戦略が無かったことです。 異次元の金融緩和とは、自民党と日銀による異次元のワガママ政策のツケだったと思います。 それが出来たのは自民党の一党独裁があったからで、そのためには旧統一教会さえも利用していました。元よりまともでは無いのです。
・デフレマインドに尽きる。戦後、節約貯蓄を美徳である風潮がある中で、さらに貧乏人根性で1円でも安く買いたい。と言うマインドが溢れていた。 デフレは、むしろ現金をたくさん持っている富裕層と預金で暮らしている高齢者の方が得するのに。 これからビックマックが700円超えてもガタガタ言わない。 宵越しの銭は持たない。江戸時代の江戸っ子気質に憧れよう。
・財政出動を伴わない金融緩和は失敗だったと日銀も認めて以降も、金融緩和解除による国債暴落を怖れて二の足を踏んだ。 因って失敗のうえに失敗を重ねて失われた30年+αが醸成された。 総括は既に終わっているのに、誰も説明していないし、責任もとっていない。 民主党政権下で成立したトリガー条項も自民党はガン無視。 補助金政策も、献金相手だけへの利益供与だし、税金の再配分も失敗。 この無責任な体制を続ける限りは、日本に裕福な未来は無い。
・結局物価高に転じたのはコロナとウクライナ危機が要因。異次元緩和の結果上がったのは不動産価格と株価だった。株とタワマンを保有した資産家は勝ち組。一方これらの資産を買わなかった多くの人たちは恩恵を受けられずより苦しくなったね。これがやりたかったことなのかしら。
・やる必要はあったけど、1番の問題は出口戦略の失敗。 運良くコロナで他国がマイナス金利を始めたのだから、他国がマイナス金利を止める時に便乗して止めるべきだったんだよね。
そうすれば、今頃1ドル110円とかでしたよ。
・中央銀行の政策コントロールに意義が無いと言うことです。 盛大に利上げしても通貨価値は下がるし、インフレは収まらない。マイナスにしてもデフレだったし、物価は上がらなかった。 市場原理には勝てないと言うことがハッキリしました。
・異次元緩和を壮大な実験と表現するあたり、すぐに小幡 績氏だと分かった。 私は異次元緩和しなければ、失われた30年は40年、50年と続いていたと思います。 高橋洋一先生、この小物教授に授業してあげてください。
・異次元の金融緩和は失敗どころか大失敗。 政府、日銀の負債は漠増。金利ある世界に戻せば更に増える。 首を吊って足に重りを着けてるようなもの。 10年もやってたのに効果はほぼ無し。。本来は数年で終わらせなければダメだったのに効果がなくズルズルとやったのがいけない。安倍、黒田は意地になってただけ。自分達の政策の間違いを認めたくなかった。 法人税を減税した時に給与をアップしたり派遣労働の禁止をしてれば普通にデフレ脱却は出来ていたのでは?プラス消費税を上げて無ければ。
・異次元緩和の間に、低金利の住宅ローンを組んで、自分の家やマンションを買えた人にとっては、助かったんじゃないの?
資金調達に難儀している企業にも、低金利はありがたかったはず。
悪いことばかりではありません。
・思っていることが全て書かれた記事でしたね ただし、リフレ派からは文句が出る記事でしょうか 日本の場合、潜在需要がどうのこうの という問題ではなかったのは間違いのない事です
経済は成長しなくてはいけない 人口ボーナスは期待できない 合理化、カイゼン 生産性をアップしてとか イノベーションをとか DX、GX、SDGs 踊らされていただけかも
どんなに金融緩和しても円高に進み どんなに通貨供給量増やしても 適度な為替レートにとどまりつづけ 海外から安い商品、労働力(デフレ)を輸入し 国内物価も金利も賃金も上がらなかった
資源のない国が開花を稼ぎ出すには 製造業の加工貿易しかなかったけど それに頼りっきりの日本であることを 改めて思い出させてくれたのが コロナ禍以降のサプライショックでしょう これからはインフレの輸入の時代になりますね
・する必要はありました。しかし増税をせずに、国民の所得を増やし、経済成長をする目的に対して、全く真逆の消費税増税2回を含むありとあらゆる増税をしたせいで異次元緩和の意味が無くなりました アベノミクス初期に「国民の所得を10年で150万増やす」という公約は正解でした。けど全く真逆の事をやった。現在はその当然の結果でしょう
それでも日本憲政史上最低最悪の巨悪安倍を処分しかなった国民の責任ですね。むしろ安倍ちゃん安倍ちゃんと騒いていたでしょう?連帯責任で貧しくされる方として非常に迷惑しています。支持者にはきっちりと責任とってほしいです
・こういうのがいるから日本は失われたんだ このままだと日本は失われるのが普通になる 日本は異常だ 普通の政策が異次元で正常時が異常なのだから マイナス金利は銀行に不利だけど、銀行は本来金を貸して儲けるものだ 企業が投資をできず金を借りないデフレが長く続いて、本来の業務を忘れているからそういう発想になる 本質から目を背けた学者と銀行と官僚が失われるのを正常にする
・政権の狂った政策「アベノミクス」の暴走による経済破綻を、日銀が食い止めたと思っている これからも、政権の失策の影響が出てくるであろう 「異次元緩和」を取り止めるなら、政権がそれなりの政策を執り行う必要があるのだが未だそれが見えてこない その結果が、次第にはっきりと生活に現れてくるだろう
・黒田日銀の「異次元緩和」は、多くの人たちは有効策と考えた。しかし、長く続けてはいけないものだった。始めた当初、二年間やってみるという話でなかったか。それが「アベノミクス」という政治がらみでおかしくなった。そんな風に総括する。
・黒田の世紀の愚策が終了したと雖も、負の遺産処理は難航を極めるのではないだろうか。また、この間に何十兆円もの預金利息が失われたことは、万死に値する経済政策に他ならない。初めから世紀の愚策などと奇をてらわずに、まともな経済政策をしていれば、もつとまともな経済成長をしていたのではないのか。またその結果が、円安物価高による庶民の生活苦とは、憤懣やる方なしでしかないだろう。
・日本の長期デフレ(需要不足)の原因は
・消費増税 ・社会保険増 ・法人減税 ・公務員、公共事業、文教費など公的実需削減 ・規制緩和・グローバル化による供給増 ・高齢者・女性・外国人による労働供給増
こういった「インフレ対策(デフレ化策)」が原因です。 いわば【セルフ経済制裁】というべきもので、1997年以来ずっと制裁をかけ続けているのです。
金融緩和自体はあまり関係ありません。 安倍内閣では、上記の「デフレ化策」をカモフラージュする隠れ蓑として使っていたに過ぎません。
壮大な実験とは「デフレ下でインフレ対策をやったらどうなるか」というものであって、それは実験するまでもなく当然の結果となっています。
日本経済低迷の責任は日銀にも金融政策にもありません。日銀には経済をどうこうする権限も責任もありません。 低迷の全責任は「政府」、そして「財務省」にあります。
・資産インフレで格差固定もできたし、昇給さえしなければ実質賃金低下して人件費削減できるし、自動的に社会保障給付や債務も圧縮できるし、労働者や資産なし年金生活者「以外」にとっては最高ですよ
・異次元の金融緩和が失敗した理由は明確で、「2度に渡る消費増税」というアクセルとブレーキを同時に踏むような愚行が前政権から決められていたことと、財務省が予算にキャップをはめて公共投資を含む財政出動を抑えていたことによる。ようするにこの国の景気を財務省が潰してきたわけで、いまも日銀の審議委員をコントロールしてわざわざ景気の腰を折ることをやらせているのが財務省だ。この愚劣な官僚機構を一度解体する必要がある。
・異次元緩和を提唱した者や取り巻きは大金を手にし、その原資は一億総中流と言われた多くの者が下流になりパイが奪われて二極化が進んだのでしょう。
多くの者が老後に貧困に陥る政策は民主主義から社会主義へ移行していると言える事でしょう。
・なんか財政均衡主義者の愚痴に聞こえる。財政規律優先の政策をとっていたら日本経済は崩壊してただろう。異次元の金融緩和は財政規律に捉われずに財政政策をやる基盤だった。それによる副作用などほとんどなかった。普通はインフレになったり円安になるのだがインフレも円安もコロナ後になって起きた事。少なくとも安倍政権時代には起きていなかった。
安倍政権時代に起きた事は失業率が下がり就業者数が増えた事。大規模な金融緩和は当時としてhq間違いではなかった。
・要はアホな安倍晋三第二次政権の愚策の最たるものがアベノミクスであり、その根幹を成した経済感覚ゼロの黒田日銀のノーテンキだ。日銀の何たるかを何ら理解せずに我が保身だけのためだった。 これからマトモな金融政策がはじまるが、アベノミクスの影響をモロに被った一般大衆の疲弊度は半端なく深い。 今、浮かれている株式相場も海外投資家の勝ち逃げでまもなく大暴落するだろう。 税制の面でも法人税や所得税の是正により分配を適切にすべきだ。
・官僚どもの机上の空論 それが異次元緩和の正体 アベノミクスはトリクルダウンという 経済の性善説とも言える、政府官僚の希望的仮説を大前提に 徹底的に大企業を支えた 安倍氏が亡くなり、日銀総裁も交代してしまった今になって やっと中小零細個人といった 経済の下層を支える人々の実態が問題化している それは大企業がすべての恩恵を堰き止めてしまっているがゆえの 経済全体の活力の沈殿にほかならない つまり諸悪の根源は大企業にあるのは明らかなのだ アベノミクスの大前提が絵空事であり そここそが日本経済停滞の元凶なのだ しかしまったく省みられることなく 政府無謬神話に則り、公金注入を10年も続けた そこにコロナとロシア侵攻による物価高が都合よく起こり これを逃す手はないとばかりに アベノミクス成功を取り繕う突貫工作に、政府が飛びついたのである 激しくバカバカしい 笑いも出ない 物価と賃金の好循環? ほざけ
・株価が上がった方がいいか下がっ方がいいかと考えれば上がった方がいいと考えるのは資本主義国家、色々書くがとりあえず株価上がったのだからよしとしたら
・時空間の歪みにお金が停滞して上手く流れなくなります。 この溜まったお金は一般平民には見えない場所にあるので政治家と財務省官僚が好き勝手に私的目的で使うことができました。 これが常識はずれの異次元緩和の正体です。
・>需要不足だと思われていたが、異次元緩和でとことん刺激して需要不足は解消したが、それでも日本経済の問題は解決しなかったから、供給側の問題だったことが幅広く認識された、ということなのだ。
違うんだよな 異次元緩和の需要刺激よりも消費税や社会福祉増税による購買力ブレーキのほうが力が強かっただけ 消費税と年金破綻こそが日本経済の長きに渡る低迷の根源
・タイトルにある『壮大な実験の失敗』は『壮大な実験の成功』の誤植でしょうか? 規模が大きく壮大なので、結果が出るまで当然時間は要したが、時間差を伴ってようやく効果が出はじめてきた、というのが実情のような気が。
・長い文章ですが、中身がまったくない。 あれや、これや、の経済ネタをくっつけただけですね。 異次元量的緩和政策の効果は間違いなくありました。金融関係企業の決算書が悪くなっただけです。 日本の場合、円高より円安の方が企業決算書はまだまだ良くなるとの指標はハッキリ出ています。直近の企業決算書の内容が大幅に良くなり法人税収入が大幅に上昇したのがハッキリ出ています。よって株価も大幅上昇している。これが異次元量的緩和政策の成果でなくて何なのでしょうか。 他に理由が見当たりません。 今回のマイナス金利解除が正解か不正解かなどは数年経過しないと答えなど出るはずもない。今の段階で正解と言うのは時期尚早です。ただ心配なのは完全に需給ギャップが解消されたとは言えない段階です。需給不足でデフレ傾向にならなければ良いな!と思っている経済界がいます。 日本がインフレ傾向に有るのは間違いないが実力ではないです。
・なんか思惑を感じる記事やなあ。不況の中で異次元緩和は平たく言えば投資の資金を借りやすくするって話で初年度は上手く行ってた。ところが2014年に消費税を引き上げてブレーキ踏んでしまった。第一の矢が悪いんじゃなくて第二の矢が正常に放てなかったのが悪いだけ。まあそれも込でアベノミクスは失敗やけどまあ財務省が邪魔したんやろな。
・偽装経済、再バブルをつくる、国家国民を衰退貧困に貶めることでは成功。 1億ドルのF35が75億円だったものが150億円になった、円や日本人旅行者が海外で相手にされなくなったのは失敗かも。
・ステロイド剤はとても有用な薬です。長期投与し過ぎれば中毒症状を起こしますが、この人はそれを以てステロイド剤そのものを否定していますね。
・失敗だったのか? 確定もしていないことを、事実としてものを言う人のことは信用できませんね。
長い時間かけて実験をしたというなら、きちんと総括して次の論理展開すべきでしょう。
・庶民の得るはずだった、貯金の利子が失われ、単に大企業だけが儲かり、景気の好循環など一度もなかったが、一部の大企業の賃金上昇を確認した途端、逃げるようにマイナス金利解除と。。(=_=
・長い長い金融政策批判を展開してるが、最も肝要な物価の安定の内容を明言せずにロジックを展開してるから伝わらない。 そもそも今において物価の安定と呼べる状態は物価上昇率2%なのだ。これは現代のエネルギー事情による。 インフレは良くないと断言し、ロジックに後付の理由で批判を展開するに終始してるから本質を見失う。 慶應も所詮はこの程度と正体がバレただけ。 競馬だけやってれば良い。
・安倍ちゃんがリフレ派を使い滅茶苦茶なことをやったということです。日銀が大量の国債を購入していたため、すぐに利上げなどのインフレ対策を取れなかった。国民は物価上昇に苦しんでいる。本当に愛国心のある保守の人であれば、あのようなことはしなかったはず。
・一応、失業率が世界最低なのを維持した以上 失敗とは言えないのだが?
低金利を日銀が出し、好景気にしたのに対し 民主の野田が出した【消費税増税】が相殺しただけの話。 民主党が「政権奉献するから、増税を認めてくれ」と言って解散総選挙にした結果 自民が飲んだ結果だねw
・何が何でもインフレ!それしかなかったという意見には同意できる。 同じインフレでも,いい方のものだったら賛成だが,スタグ的インフレになるとは思わなかったのか? まさか考えなかったとは思えないという点が不可解。庶民を困窮させたかった?そこまで悪く思いたくはないけれど・・・・・・・
・日銀には問題はなかった。 財務省が糸を引いていた自民党政権が、不十分な財政出動で失敗させたようなものである。 つまり、政府の支出が不十分で経済が回らなかったわけである。
・いいね ”デフレマインド”=”貧乏人根性”。大体日本人は悲観的過ぎる明日食うコメがないわけでもないのに生活が苦しい意見ばっかり(全員ではないが本当にそのような方もいらっしゃるのは事実) TVが自分たちのNewsを構成するために都合のよいインタビューを集めているだけにすぎないことに気付くべき!
・失敗を認めて修正しない文化。 日銀や政府、官僚は失敗を認めず例え悲惨な状況になっても言い訳を通す!何の為なのだろうか全く意味がない、海外のように方針変更して国民の為に働けば良い。
・日本は数々のゾンビ企業を生み出し供給能力を増やし続けてきたからこそデフレから脱却できなかった。 この資源高騰を期に、非効率な企業群を精算すべき
・この手の人達による意見は、会社なんてどんどん潰れれは 良い、仕事なんて転職して当たり前、失業者は沢山居ても良いという所から 金融による収入を優先して、円高と金利の維持が優先で、庶民は自己責任で頑張るのが当たり前だ!というところからの話だからね。 だから、アベノミクスなど金融緩和、企業支援は雇用を維持して国民の生活を守るために行ったものでも 結果が出てから、それが無意味で自民党がやってきた経済政策は全て無駄か悪だった!と断罪してしまう。 いつもの出羽の守
・異次元の緩和、試すのは良いが効果がないと2~3年で失敗とわかるので、その時点で打ち切るべきでしょう。ただ効果がない政策を安部黒田が騙して続けたということでは。
・>いったい「異次元緩和」をする必要はあったのだろうか?
必要はあったのでしょう。 30年も延々と続いて日本経済をズタボロにした円高デフレをやっと脱却出来そうなのですから。 後は出口処理をどう上手くやるかです。
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