( 152246 )  2024/03/23 23:21:44  
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北大阪急行電鉄の千里中央駅が終着駅としての役割を終え、延伸開業により箕面萱野駅が新たな終着駅になった。

これに伴い、千里中央行きの列車が消滅し、鉄道ファンや利用者に複雑な反応があった。

北大阪急行は乗り換え駅としての役割は変わらないとコメントしている。

(要約)

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北大阪急行の延伸で姿を消した「千里中央行き」の列車=3月22日午前、大阪府豊中市 (格清政典撮影) 

 

北大阪急行電鉄の千里中央(大阪府豊中市)-箕面萱野(同府箕面市)間が23日、延伸開業した。これに伴い昭和45年の北急開業以来、千里ニュータウンへのアクセス拠点として親しまれてきた千里中央駅が、終着駅としての役目を終えた。 

 

【写真】千里中央駅で行われた「延伸開業カウントダウンフェスティバル」 

 

千里中央駅はこれまで終着・始発駅だったが、同社によると、新しいダイヤでは、延伸区間を走る列車はすべて箕面萱野駅が終着駅に。千里中央駅は早朝の1本のみ、始発となる便があるほかは始発駅の座も譲る。 

 

新ダイヤでは「千里中央」と書かれた行き先表示版を掲げる列車が見られなくなるとあって、延伸区間が開業する22日まではその姿をカメラに残そうとする鉄道ファンらの姿が見られた。 

 

交流サイト(SNS)上では、千里中央行きがなくなったことに複雑な反応も。よく千里中央駅を利用しているという40代女性は「いつもは座って通勤していたのに、終着駅でなくなったことでどうなるか予想もつかない。便利になるのはいいことなんですけど」と話していた。 

 

北大阪急行は「千里中央駅は大阪モノレールとの乗り換え駅で、重要な交通の要衝であることは変わらない」と話している。 

 

 

 
 

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