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リニア新幹線、静岡工区と名古屋~新大阪間の同時建設は難しい?JR東海が「無理」と一蹴する理由

ダイヤモンド・オンライン 3/26(火) 8:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/9148ae86f3213ec55413b13a394943ed089471f1

 

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JR東海と静岡県の間で進行中のリニア中央新幹線の協議は、2024年度に持ち越される可能性があり、2027年には開業予定となっていたリニアについて、JR東海の立場や進捗状況、建設費変動の可能性などが検証されている。

「リニアは絶対にペイしない」という社長発言の真意やリスク対策についての考察も行われている(要約)。

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写真はイメージです Photo:PIXTA 

 

 リニア中央新幹線をめぐるJR東海と静岡県の協議は、具体的な進捗を見ないまま2024年度に持ち越されようとしている。JR東海は果たしてどんなことを考えているのか、多くの人が漠然と抱いているだろう疑問を、同社にぶつけてみた。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) 

 

● リニア中央新幹線をめぐる JR東海の「言い分」は? 

 

 リニア中央新幹線をめぐるJR東海と静岡県の協議は、具体的な進捗を見ないまま2024年度に持ち越されようとしている。そもそも2007年、JR東海が「リニアを自己資金で建設する」と表明した際の開業予定時期は2025年だった(その後、リーマンショックで2027年に延期)。「あと1年でリニアが開業する!」そんな世界もありえたのだろうか。 

 

 さまざまな論点のあるリニア問題は、数回程度の記事で論じられるものではないし、川勝平太静岡県知事、難波喬司静岡市長、大井川流域自治体各首長の主張の是非や真偽の検証も、専門的知見のない筆者には困難だ。大上段の議論については、当事者と国土交通省、有識者会議、専門部会に任せたい。 

 

 筆者が考えたいのは、もっと一般の人向けへのコミュニケーションの問題についてだ。「秘密主義」と目されがちなJR東海だが、ウェブサイトで申請・手続き・契約など各種資料や、FAQ(よくある質問)などの情報公開は積極的に行っている。 

 

 しかし、どうにも形式ばっており、人々に届く言葉にはなりきれていない。世間の理解・関心が高まり切らないのは、そんなコミュニケーション不足が一因ではないかと思ってしまう。 

 

 JR東海は、どんなことを考えているのか。現時点で言えること、言えないことはさまざまだろうが、だからこそ彼らの「言い分」を聞いてみたい。多くの人が漠然と抱いているだろう疑問を、JR東海広報部東京広報室の池田朋史室長にぶつけてみることにした。 

 

 なおあらかじめ断っておくと、本稿は同社の回答の真偽を検証するものではなく、是非を論じるものでもない。あくまでも今後の議論の前提となる、同社の公式見解を引き出すことを目的としたインタビューであることに留意されたい。 

 

 

● 品川~名古屋間が完成しないと その先には手がつけられない 

 

 ――静岡工区の着工が遅れる中、川勝知事は静岡以外も遅れていると主張しています。他の工区は当初(2027年開業)スケジュールに沿って進んでいるのでしょうか。 

 

 どこも厳しいところはあります。計画通りというところもあれば、(計画通りに)いっていないところもあり、工程としては非常にタイトなのは事実です。 

 

 ――金額ベースでいうと、総工費7兆円に対してどの程度、進んでいるのですか。 

 

 2014年度から2022年度の累計設備投資額は約1兆5000億円です。 

 

 ――2023年度計画が3400億円ですね。トンネル掘削など土木工事の本格化はこれからとはいえ、まだそのくらいですか。 

 

 工事は一斉に進むのではなく、静岡工区(南アルプストンネル)、品川駅、名古屋駅、都市部シールドトンネルの発信基地となる非常口掘削工事など、時間がかかる工区から早く手を付けなければなりません。しかし、静岡は2017年の工事契約から6年間、工事に着手できていません。 

 

 ――鉄道はどこか一部でも完成しなければ開業できません。先行するはずだった静岡工区がボトルネックとなっているわけですね。 

 

 スケジュール通りにいくところ、いかないところがあり、早期開業を目指すことに変わりはないのですが、各工区の進捗を確認しながら、全体としてどう進めていくのが適切なのか検討しています。急いでやれば工事費がかさむ部分もありますし、どれが一番リーズナブルかを考える必要があります。 

 

 ――静岡工区の遅れが他の進捗に影響を与えているため、今となっては当初スケジュールとの単純比較は難しいということですね。そんな静岡工区ですが、2020年に「2027年に開業させるためには今が着工のタイムリミット」と発表したことをふまえれば、今すぐに着工しても開業は2034年以降です。そうであれば、元々2037年開業を予定していた名古屋~新大阪間も同時に建設し、一括開業はできないのですか。 

 

 この際、もう全部いっぺんにやればいいじゃないかという主張もありますが、両方同時というのは人的資源的にも経営資源的にも無理です。工事部隊は完成次第、名古屋~新大阪間に移っていきます。名古屋まで出来ないと、名古屋から先には手をつけられないんです。 

 

 ――昨年末、名古屋~新大阪間の環境アセスメントに着手したと発表しましたが、これは2027年名古屋開業、2037年新大阪開業の当初スケジュールに沿ったものだったのですか。 

 

 そこはあまり明確にひもづいてはいません。名古屋以西については沿線自治体との間で、どういうステップで工事を進めていくか意見交換をずっとしてきましたし、情報収集もしています。話がまとまってきたところは、もう一歩進めて調査をやっていきましょうか、という話です。 

 

 奈良にしても三重にしても、駅候補地の調査を始めようということでボーリング調査を始めましたが、それでもって名古屋以西の全てのアセスの手続きがどんどん前のめりに進んでいくかというと、分かりません。準備ができたことからいろいろなリサーチをしていくということに尽きると思います。 

 

 

● 物価・人件費の高騰などで 建設費が膨張する可能性は? 

 

 ――近年、物価・人件費の高騰で事業費が増額する例が相次いでいます。2021年に品川~名古屋間の建設費が5.5兆円から7兆円に増額していますが、さらに膨張する恐れはないのでしょうか。 

 

 2021年の数字なので当然、ここからアップデートする必要があるのか検討するわけですが、コストアップになっている部分もあれば、技術開発によるコストダウンになっている部分もありますので、今の時点では7兆円でそのままいけるっていう見立てです。 

 

 1.5兆円増えた主な内訳は、難工事への対応が0.5兆円ぐらい、地震対策を充実させるために0.6兆円、それからトンネル掘削の発生土の活用先を確保するために必要な追加コストとして0.3兆円としました。 

 

 ですから資材が高騰していって、同じ工事がコストアップになるというわけではありません。この先はコストが上がっていく可能性は十分ありうると思っていますが、そこはやり方を工夫することで、7兆円の建設費で名古屋までいけるだろうと見立てています。 

 

 ――川勝知事が「部分開業」を主張するように、莫大な資金を投じた資産はできるだけ早く稼働させるべきだとの考え方もあると思います。開業の遅れは経営に影響しないのでしょうか。 

 

 教科書的に言えば、投下した資本が早くリターンを生み出すに越したことはありません。調達した資金の金利分が毎年無駄に流れているというように見ることもできます。 

 

 一方で1年経過するごとに東海道新幹線のキャッシュフローが5000億円くらい入ってくるので、数字だけ見れば、開業が延びれば延びるほど財務面は良くなります。早くできた方がいいのですが、延びれば延びるほど首が絞まっていく、兵糧攻めにあうというわけではありません。 

 

 ――マイナス金利政策が解除されるなど、超低金利時代が転換点を迎える可能性がありますが、長期債務が大幅に増加する中、金利の上昇はどのように影響するでしょうか。 

 

 金利は安いに越したことはありません。財政投融資から借りている3兆円は平均すると金利0.86%で、その他の借り入れを含めた平均金利は1.6%ですが、計画では金利3%で試算し、問題ないことを確認しています。金利が今後、5%とかになれば驚きますが、多少上がっても問題はないと考えています。 

 

 

● リニアは絶対にペイしない というトップ発言の真意 

 

 ――採算性といえば、2013年9月に当時の山田佳臣社長が「リニアは絶対にペイしない」と発言したことが話題を集めました。今でもリニア反対論において必ず持ち出されるこの発言の真意とは何だったのでしょうか。 

 

 リニアの目的について、新幹線と合わせてもっともうけるためではないと言いたかったのだと思います。リニアの計画の最大の目的は、リスクの回避です。東海道新幹線を二重系化して、未来にわたって安心な輸送体制を作ります。 

 

 リニアは東海道新幹線と一元的に経営する前提ですので、単独での投資回収の可否や、回収に要する年数にポイントを置いた投資判断はしていません。 

 

 そのため、投資家受けが悪く、「もうけが減るのに何でそんなことするんですか」という方もいます。しかし、株主だけがステークホルダーではありません。また、投資家はマーケットからExit(離脱)できますが、我々はできません。 

 

 ――最大の「リスク」としては南海トラフなどの巨大地震が挙げられますが、対策は万全なのでしょうか? 

 

 東京・名古屋・大阪を結ぶ以上、断層は必ず横切ります。これはある意味、宿命のようなものです。ルート選定では断層をなるべく避けていますが、どうしても横切る場合は、なるべく断層とトンネルを垂直に交差させ、交差部を補強します。これはリニアに限らず、鉄道建設の基本です。 

 

 断層がずれた場合のトンネルへの影響についてもよく聞かれますね。実際、東海道本線丹那トンネルの建設中、1930年に発生した北伊豆地震でトンネル断面が約2メートルずれた事例があります。 

 

 しかし、社内外のさまざまな専門家に聞くと、地震発生と同時に断層が動く可能性は高くないといいます。今回の能登の地震を見ても、津波が来た後に地面がゆっくりと隆起した痕跡が確認できます。 

 

 リニアは新幹線と同じように、早期地震警報システムでP波を検知し、設備構造物に影響が出る前に、少しでも早く止まるようにします。 

 

 ただし、断層を横切るときに巨大地震が起きて、ブレーキをかけても間に合わないような場所の断層が瞬時に動いて、そこに突っ込んだときには危ないかもしれません。とはいえ、そのようなことが起きる確率は正直どのぐらいあるのかと。 

 

 ――確かにそこまで行くとリニアに限った話ではなくなってしまいますね。 

 

 

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(まとめ) 

JR東海に対する意見や批判が多く見られる中、特にリニア中央新幹線に関する意見が注目されました。

一部の意見では、静岡県知事や地方自治体の影響力を問題視する声もありました。

また、リニア建設に対する利益やリスクについての考察や、国との関わり方に関する意見も複数寄せられています。

一方で、リニアの必要性や計画の進行に対する懸念や疑問、実現性に対する懐疑的な考えもみられました。

JR東海やリニア中央新幹線についての意見は多岐にわたり、議論が広がっている様子がうかがえます。

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・JR東海は東海道新幹線により多額の利益を上げているが、国鉄分割民営化における経緯や、官僚的な経営体質などからも怨みや妬みを買いやすい側面が多い会社であるのは否定できないだろう 

だからといって法に則り進めてきた国家的事業を、個人的怨みを持つ一人の知事により進められなくなるという事態は、この国の仕組みがどこかおかしいと言わざるを得ない 

当面は川勝知事の一日も早い退任を望むしかないが、その後はこのような事態を再発させないような法体系の見直し整備が必要だと思う 

 

 

・JR東海の「東名阪間の輸送を確実に達成する」という使命は間違っていないと思う。それと同時に、東海道新幹線のキャッシュフローをもう少し他に回すべきだったのかもしれないという反省は確かに一考の余地がある(ただしこれはJR東海のせいとは言えない)。投資家受けの悪い方法を選ぶのは資本主義としては正しくないかもしれないが、国家が主導でそういった公共交通インフラの整備をできていない現状、自発的に「交通のあり方」を考え実行していくことに頼もしい面があるのも確か(Exitできる・できないの話は熱かった)。内燃機関の見直し(特に飛行機)が急速に見直されつつあるこの時期、彼らの話に耳を傾けることに意義はあるだろう。 

 

対して、某知事。リニアへの賛否はともかく、彼の言葉にこれ以上耳を貸す必要あるんですかね……? 

 

 

・リニア建設には当初の予算より 

さらに予算が必要。 

3兆円税金投入は無利子で借りているが 

追加で融資は無利子とは限らない。 

工事延期で新幹線のキャッシュフローで 

借り入れを増やさずに予算確保出来る。 

内心ありがたいだろうね。 

 

 

・民営化直前、旧国鉄で数少ない黒字路線だった東海道新幹線だけど、列車の高速化だけではなく、路盤や電化設備の改良を続けた結果、さらに高収益を上げる路線に成長した。 

旧国鉄債務の割当を増やすべき、東海道新幹線の利益を他のJRに分配して赤字路線を減らすべき、リニア建設ではなく料金を下げろ等々の意見は、そのJR東海の不断の努力を踏み躙っているように感じる。 

中央新幹線(リニア新幹線)は、沿線への配慮も欠かせないが、大命題は東名阪直結の高速輸送であり、ルートの多重化にある。 

静岡がそれに匹敵するくらいの経済的影響力があるなら、JRも考えるだろう。都道府県別GDP順位は10位らしいけど。 

東京直通の列車本数は岡山4、静岡・広島3。 

静岡が軽視されているようには思えないのだが。 

 

 

・細かいことは分からないが皆が協力して国益を考えるべきだと強く思う。リニアが国益に結び付くなら作ればいい。地方議員は地方のことしか考えないし、国会議員だって地元優先なのは分かるが、それでも国益を考えた言動が欲しいところだ。政治でも与野党が国益を考えて切磋琢磨するべきだと思う。 

 

 

・記事では東海道新幹線の稼ぎだした利益をどこに再投資するか、という論点で述べられているが、実際のところ、巨大津波を伴う地震が発生した場合、この大黒柱の東海道新幹線が一瞬にして機能不全に陥る可能性があるというところが本来の中央新幹線建設の意義。 

 

中央新幹線の地震に対する脆弱性を指摘する人には、ではなぜ、より危険性の高い東海道新幹線を使う気になるのかと問いたいところ。 

海岸線を走る高架構造物より、海沿いでは半海底トンネル化する地下構造物の方がはるかに強度が高いことは、東日本震災の際の大江戸線や、アクアラインへの影響などを見ても明白。 

 

JR東海には建設の意義があるが、これが必ずしも地域社会の必要性とはマッチしないところが難しい。 

とは言え、リニアのときだけ殊更に環境問題を訴えるような一貫性のない知事を支持する気には全くなれない。 

 

 

・JR東海は、利益をリニアよりも、駅の改修や赤字路線の維持に使って欲しかった。JR東海の責任ではないが、国鉄の赤字をもっとJR東海に負担させれば、他の地域の赤字路線の廃線時期を遅らせることもできた。特に、廃線で通学に困っている学生はかわいそう。数年間でも廃線時期を先延ばしできれば、助かる学生が大勢いる。 

政府は、JR各社の体制や、国鉄の赤字負担割合の見直しを検討すべきと思う。 

 

但し、局所的な場所でのリニアの工事反対活動は、上述した事態を悪化させることはあっても、解決に結びつかない。開通時期が遅れるか、せいぜい、通る場所が変わるだけ。駅の改修や赤字路線の維持に使える金が減ることはあっても、増えることはない。勿論、環境問題を極小化する対策は必須だが、局所的な環境問題は、リニア全線の反対の理由にならない。 

JRの営業方針と、環境問題等によるリニア工事の問題は分けて考えるべき。 

 

 

・JR東海が経営的に全面同時開業出来ないのなら、今からでもいいからJRTTに建設を託すべきなのでは。リニアを国として本当に完成させたいのなら一企業に任せるのはもはや限界であり関係機関がスクラムを組んで取り組んで行かなければと思う 

 

 

・JR東海の言い分はきわめて合理的である。 

東海道新幹線は日本の大動脈であり、心臓と脳を繋ぐ大動脈に比類できる。これが破綻すれば日本が破綻する。 

東海道新幹線の稼ぎを株主に配当せよとか、料金を下げて利用者に還元せよとの議論は、持続可能性のない近視眼的な議論である。 

株価が上がってすぐに売り払うような小手先株主の意見など、無視して良い。 

新幹線一本足では南海トラフ地震で被害を受けた際は収益ゼロどころかマイナスになってしまう。 

新幹線とリニアの二重化により、収益は1.2倍程しか得られないかもしれないが、災害時でも収益を確保できる安定性が日本にとっても重要なのである。 

 

 

・リニアは悪いタイミングが重なった。 

 

リニア実験線は最初宮崎にあって、次は北海道に作るはずだった。 

しかし当時日本の政治は山梨選出の金丸信が全てを決定してた時代なので、金丸が事実上の中央新幹線であるリニアを山梨に着工した。 

しかし金丸信はその後に佐川急便事件で逮捕されて、計画が一旦止まった。それが始まり。 

今開業した北陸新幹線も、元はと言えば角栄が誘致した新潟2本目の新幹線であり、それと同じ。 

 

リニア2回目の悲劇は、建設指示を出したのが第二次菅直人内閣であった事。 

リニアは新幹線であり全国新幹線鉄道整備法により国がルート選定と建設をしなければならず、JRは法律上は委託先と言う扱いである。 

だがリニア建設を決めたのが今は無き民主党時代であり責任の所在が曖昧。 

だから自民党も野党も、みんなお互い棚上げにして政治は触れない。 

野党すら川勝をあまり援護しないのはその為。 

 

第三に川勝が居たこと。 

 

 

 

・どの道遅れるのは確定だろうけど、静岡の某知事のせいで全体がもっと遅れる。 

あちこちで震度4の地震が発生し始めているから、南海、東海大地震の発生前にリニア開通しないだろう。 

そうなったらリソースの問題で新幹線の回復よりリニア工事に一本化される可能性があるので、静岡パッシングがあの知事のせいで定着しそう。 

地震までにリニア開通してたら、新幹線の回復工事する余裕あるんだろうけど。 

 

 

・『教科書的に言えば、投下した資本が早くリターンを生み出すに越したことはありません』 

『1年経過するごとに東海道新幹線のキャッシュフローが5000億円くらい入ってくる』 

 

普通の企業は、少しでも早く投下資本を回収しようと考えるもので、いくら他の所で利益が出ているからと言って、『数字だけ見れば、開業が延びれば延びるほど財務面は良くなります』等とは考えませんけど…。 

調達資金の金利分だけでなく、固定資産の維持費も無駄になるし、作ってしまった建物や設備が利益を生むことなく朽ち果てていくのも、無駄そのものです。 

 

どうもJR東海は、積極的にリニアを急ぐ気が無いように見えますが、それならそれで、沿線自治体に甘い見通しを提示しない方が良いですよ…。 

やっぱりリニアクラスの事業は、一民間企業に任せるのは無理で、本当に必要なら国が手掛けるしか無いのでは? 

 

 

・JRグループの中で利益率が300%が東海だけ、だから路線の値上げできません。 その利益を名目上消さなければ他のJR各社の値上げができません。そして財務省がアメリカや中国の命令で日本を草刈場にしているから経済成長率をゼロ。なとかして利益率を下げなければならない。苦肉の策としてリニアを建設して名古屋東京間だけ、大阪、三重、奈良などは夢のまた夢。行ったら大赤字になり廃業しなければならなくなります。 

普通は公益企業は収支がトントンにしなければなりません。いい例がNHK利益率が高い状況だから従業員に大盤振る舞い、それでもまだ余ってしまっている。電力会社みたいに収支決算に監査が入らなければいくらでも誤魔化せるがそれができないから難しいですね。 

 

 

・本当にこの記事の通りなら、JR東海にとってリニアは「完成が遅れれば遅れるほど得」という事になる。他のJRが赤字やら廃線で苦しむ中、リニアを理由に値下げもなにもしなくていいもの。リニア沿線自治体やら住民のヘイトは静岡知事に向いてくれているし、ある種ありがたいのかも。 

 

 

・>JR東海は旧国鉄債務を約5兆円継承したが、 

国営であれば赤字のままでよかった 

どの国の国営の公共交通は赤字 

黒字なんてほぼない 

赤字=悪は民間の話 

ユニバーサルサービスは赤字にならないとおかしい 

100%赤字でないと隅々まで同じようにサービスさせることはできないのだから 

高速道路も民営化し営利企業になり黒字を目指す 

その結果、必要か必要でないかの議論になり結局はムダということで道路も作られない 

日本にはまだまだ高速道路がつながってないところがいっぱいある 

不便なのにつながらない、、、 

日本は「お金」に支配された国、国民のことは二の次 

 

 

・なんか南海トラフ地震来たら、リニア更に5年延期になりそう。 

日本経済が、復興優先になるだろう。 

首都直下型地震も同じかな。 

江戸時代以降の東京湾埋め立て地、液状化起きる可能性が怖いね。 

 

 

・国に任せていたら北陸新幹線の敦賀大阪間みたいになってしまう。JR東海はそれを見越して東京名古屋だけ開業させて、その利益を大阪延伸に回す算段なのに、やはり静岡県知事の妨害により先行開業が怪しくなってしまった。 

当然延伸部分の工事を前倒しに行うのは不可能なのである。 

 

 

・なかなかいい記事だと思う。 

JR東海が言ってることは納得はできる(賛否は別)。 

 

あとは、静岡県民がうだうだ言っている「建設により沿線地域(静岡県に限らず)に影響が出た場合の姿勢・方針・対応」についてもインタビューしてくれてたらもっと良かった。 

 

 

・>断層を横切るときに巨大地震が起きて、ブレーキをかけても間に合わないような場所の断層が瞬時に動いて、そこに突っ込んだときには危ないかもしれません。とはいえ、そのようなことが起きる確率は正直どのぐらいあるのかと。 

 

そんなまでは気にかけなくても良い。 

でも、新幹線で走行中地震起きても脱線しないような技術はあったかな。 

それより、断層貫く工事して何も起きないように。難しそうだけど。 

地震で断層ずれたらどうなるのかな?最悪使えなくなる? 

 

 

・本文引用 

 

工事は一斉に進むのではなく、静岡工区(南アルプストンネル)、品川駅、名古屋駅、都市部シールドトンネルの発信基地となる非常口掘削工事など、時間がかかる工区から早く手を付けなければなりません。しかし、静岡は2017年の工事契約から6年間、工事に着手できていません。 

 

 ――鉄道はどこか一部でも完成しなければ開業できません。先行するはずだった静岡工区がボトルネックとなっているわけですね。 

 

 スケジュール通りにいくところ、いかないところがあり、早期開業を目指すことに変わりはないのですが、各工区の進捗を確認しながら、全体としてどう進めていくのが適切なのか検討しています。急いでやれば工事費がかさむ部分もありますし、どれが一番リーズナブルかを考える必要があります。 

 

 ――静岡工区の遅れが他の進捗に影響を与えているため、今となっては当初スケジュールとの単純比較は難しいということですね。 

 

 

 

・トンネル掘削残土中の汚染物質の問題やすれ違いによる影響の実証実験をしていない問題、電磁波による影響についてもきちんと聞いてほしかった。訴訟を起こされている部分についてもJR東海はどう思っているのだろうか?今回はメリットしか強調されていない提灯記事だ。ジャーナリズムって何なのか問いかけたい。 

 

 

・ずっと前から思っているが、静岡に不要のものを静岡に通すという設計が間違っているのだと思う。 

長野ルートでよかっただろうに。 

 

 

そういう前提に立って考えると少なくともリニアはjr東海という企業ではなく国が責任を持ってやるべき事業だろう。 

 

 

・名古屋品川間の先行開業にこだわり、静岡問題も前に進まないのに名古屋大阪間は手をつけようとしないJR東海。頑なに自社の利益にこだわるなら、名古屋大阪間はJR西日本に免許を与え直してはいけないのだろうか? 

 

 

・国が名古屋~新大阪を建設してJR東海から使用料を徴収すれば良い 

現状、東海道新幹線のネックは関ヶ原の雪害!こっちを早くと思う。 

 

ここからは政治力!北陸新幹線は米原に延伸、東海道新幹線に乗り入れて 

毎時3~4往復新大阪へ!中央リニアが出来れば枠は出来る。加えて北陸 

新幹線沿線~京都・新大阪の旅客収入はJR西日本が得る。料金の1割程度 

を線路使用料としてJR東海に支払う。 

 

晴れて東京~富山~米原~新大阪の直通運転開始!! 

 

 

・日本経済新聞 『JR東海会長、リニア新幹線「部分開業、できる時にやる」』 2010年11月24日 14:28 

東海旅客鉄道(JR東海)の葛西敬之会長は24日午後、日本外国特派員協会で講演し、東京~名古屋間で2027年の開業を目指しているリニア中央新幹線について「(それ以前の)部分開業を、できる時にやる」との考えを明らかにした。 

ただ、時期については「一番早いのは神奈川県と山梨県の周辺になるが、駅の工事に一番時間がかかるので、いつになるかは決められない」と述べるにとどめた。 

 

当時会長の発言ですよ。会長が代わると主張も変わるのでは信用できませんよ。次の会長はどう言うんでしょう。 

 

 

・>奈良にしても三重にしても、駅候補地の調査を始めようということでボーリング調査を始めましたが 

 

先日から2回ほど見かけた、「東京へ鉄道・飛行機で乗り換えなしで行けない」2県ですね。 

そしてどちらも近鉄王国でJRの存在感が薄い。 

リニアの駅ができて、開通したら状況に変化は…出るのか、出ないのか。 

 

名古屋と大阪の間で、ほとんど停車しないだろうからなあ…。 

 

 

・JR東海が勝手に建設しているので、どうでも良いですが、元々JR東海が採算が合わないと言っている工事を進めて、東芝の様にならないか、心配します。外資に買われて、好きな様にされるのだけは見たくないです。 

 

 

・リニアが開通になれば、東京~名古屋間は1時間、東京~大阪間であれば1時間半も短縮されるし、これだけ多くの人に時間を作ることができるなんてすばらしい。一人の独善的な知事によって国の行く末を左右されてはたまらない。 

 

 

・静岡県の川勝知事は中央新幹線で歴史に名を残すことは間違いない。 

東海道新幹線の岐阜羽島駅の大野 伴睦みたいに・・・ 

上越新幹線の乗降客が殆どない浦佐駅のロータリーに立っている屋根付きの銅像が開通後建てられるかもしれない・・・ 

 

 

・静岡県は国の大動脈にありながら陸の孤島になりはてる運命か、 

自我に駅(益)が無ければ国民の利便性は無視、やがては観光も見放され文化、経済にまで波及する危機感はないのかな。 

 

 

 

・新大阪の工事は北陸新幹線延伸、阪急狭軌新線との絡みが不可避だけに、いざとなれば静岡と並ぶ難題になるのは確実。 

 

 

・リニアありきの記事が頻繁に出されていますが 

 

地方の実情を無視して、リニアを優先しての記事に終始しています 

元よりリニア予定地の皆様方は興味もへったくれもない記事で 

 

其れより大谷が心配松本もどうなるんだアメリカの大統領は誰だの危惧を 

されていると思います 

 

私共も、もういい加減にしろJRと思っており 

相手にしたく無いのですが 

毎日のごとく嫌がらせ記事と川勝憎しでうんざりです 

 

然しあまりにも無体なことばかり言いやがる・・いえ!おっしゃられるので 

反感をもちまして、つい書いてしまいます 

 

もうあちこちに迷惑かけるリニアは廃止してほしいですね 

 

其れか迂回して! 

 

今日も馬鹿げた記事でした 

 

 

・元々、名古屋まで開通させてから名古屋〜新大阪建設すると言っていた。 

数兆円規模の工事をJR東海の金で建設するから、一気には無理。 

 

 

・静岡の許可下りてないのに勝手に他県の工事すすめて、俺(JR東海)がかわいそうだから工事させろってって言ってるだけ! 

そのやり方は長崎新幹線で失敗してるの、わかってるでしょ? 

 

 

・発表時には賛成だったが、ここまでゴタゴタするならリニアはもう不要。 

東京大阪が繋がってなんぼのリニア。 

20年後に開業しても価値ないだろ。 

 

 

・ひとつ聞いて欲しかった。 

静岡県知事のヘイトを高めるようなアオリ記事をメディアに書かせているのはJRさんの裏工作ですか?って。 

それにすっかりアオられてる人の、多いこと、多いこと。 

 

 

・>リニア新幹線、静岡工区と名古屋~新大阪間の同時建設は難しい?JR東海が「無理」 

 

それなら障害のない名古屋大阪を先に進めたらいいだけやん 

 

 

・JRがどうのこうの、というより寧ろ、地方自治のあり方が問われていると思います。 

 

 

・くそ真面目な会社だしそこが無理と言うなら無理なんでしょ。 

素人の考えなんてJR東海の前では浅はかだと思う。 

 

 

・結局、川勝静岡知事が足枷になっているという事ね。 

国が後押ししなければならない位大事な事業なのに。 

 

 

 

・建設に携わる人がいて、工事ができるのだから同時は無理でしょうね。 

 

 

・無理とか言っているくらいならリニア中央新幹線開業自体を諦めろ。 

 

 

・東海道新幹線だけで年間5000億円入ってくるのか 

 

 

・そりゃ人手不足で両方一辺なんて無理でしょ 

 

 

・宮崎県で実験から何年経つんだよ。 

 

 

・まず関空ー京都にリニアでいいじゃないですか? 

 

 

・リニア中央新幹線は生きてる内にはのれそうにない 

 

 

・あの知事がいる限りは無理でしょうね。 

強制代執行?でもないと。 

 

 

・諏訪路線に変更。 

 

 

・ヤフー掲示板には無職やフリーターが多いから、企業の社風を理解するのは難しいのかもな。 

 

 

 

 
 

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