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株主優待を活用し、株主優待券で生活する「株主優待家族」の生活を紹介。

株主優待を使って服や日用品、食事までを無料で購入しており、一日で5万円分の株主優待券を使用した。

株主優待を通じて家族で楽しくお得に生活する様子が取材され、上野さんはこの生活を死ぬまで続けると述べていた。

(要約)

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密着“株主優待家族”一日で約5万円分消費…「100万円分の優待券」服に日用品に食事も 

 

 株への注目が高まるなか、およそ800社近くが27日、株主優待の権利確定日を迎えます。その醍醐味とは何か?番組は優待でお得に暮らす家族に密着取材しました。 

 

【画像】優待使おうと自転車ハシゴ旅 都内随一の池袋を満喫!きっかけは“夢の国” 

 

 訪ねたのは、都内に住む上野広治(41)さんの自宅です。 

 

上野さん 

「株主優待をたくさんとって、それを使いこなすことを頑張る生活をしています。家族3人で」 

 

 上野さん一家は、株主優待で生活する“株主優待家族”です。 

 

上野さん 

「この眼鏡も優待ですし、あとはこのズボンも優待ですし。子どもの上下服優待ですし、妻の上着も優待、靴下も」 

 

 着ている服もできるだけ株主優待を駆使して購入しているといいます。 

 

 自宅を案内してもらうと、キッチンに、洗面台と…株主優待で手に入れた商品に囲まれた生活を送っていました。 

 

上野さん 

「お米も全部優待でいただいてます。あとは、この本も優待」 

「(Q.全部ですか?)全部優待でもらっています」 

「(Q.他にもありますか?)この辺りの辞書なども優待でもらっています。あと、ティッシュも優待で選んでもらっていますし、ペットボトルのお茶も優待でいただいています」 

 

 上野さんの“株主優待カバン”の中には、株主優待券がパンパンに詰め込まれた財布が3つ入っています。 

 

上野さん 

「“優待のかばん”ですね。中に、株主優待券が詰まっています」 

「正直100万円分近くは入っていますね。使用期限順に(並んでいる)。わけ分からなくなってしまうので」 

 

 持っている株主優待はおよそ710銘柄と、幅広く様々な業種の株主優待を受けています。 

 

 内装業の会社を経営する上野さん。15年ほど前から株式投資を始め、7年前、株主優待生活に目覚めました。 

 

上野さん 

「6、7年前に、オリエンタルランドの株を買うと、ディズニーの1日フリーパスがもらえるというので、それはいいなと」 

 

 子どもが生まれ、株主優待券を使って毎年家族で“タダでディズニーランドに行きたい”と考えたことがきっかけでした。 

 

 株主優待家族の生活とは、一体どんなものなのでしょうか? 

 

 

 昼食の時間、上野さんが昼食にと、持って帰ってきたのは築地銀だこの「たこ焼き」と、マクドナルドの「ハンバーガー」。もちろん、それぞれの株主優待券を使って、すべて無料です。 

 

上野さん 

「これは、期間限定の『てりたま』ですが、トマト3枚まで無料トッピングできる。もちろん無料でトッピングして食べています。無料である限りは、すべて一番高いものを選ぶ」 

 

 マクドナルドの優待券を使えば、基本的にどの商品も選ぶことができ、トッピングも無料だといいます。 

 

 “なるべく価格が高い商品を選び、なるべくお得感を味わいたい”それが上野さんのこだわりです。 

 

 休日は家族3人で、株主優待券が使える店舗をできるだけたくさん回る“株主優待サイクリング”に繰り出します。 

 

 まずはドラッグストアで総額4019円。早速、4000円分の株主優待券を消費します。 

 

上野さん 

「肩が痛いので筋肉保護テープ。あとポテト、子どもが飲む栄養ドリンクなど」 

 

 最終目的地は、東京・池袋。往復10キロの自転車旅です。 

 

 次に訪れたのは、コンビニエンスストアです。 

 

上野さん 

「ミニストップの株主優待があるんで、ソフトクリーム無料券」 

 

 昼食から30分も経たず、早くも「おやつタイム」。 

 

上野さん 

「581円の期間限定商品を無料で頂いてきました」 

 

 この日の気温は8℃。“株主優待券は、一枚も無駄にしない”ことが上野家の家訓です。 

 

 やがて目的地の池袋に到着。すると…。 

 

上野さん 

「あるね、ここ優待結構あるね、この道は。HUB(英国風パブ)も株主優待で飲食券出しています。あと、カラオケ『ビックエコー』も第一興商という会社が運営していて、そこでも株主優待券発行されています」 

 

 株主優待券が利用できる店の数が都内随一だという池袋の繁華街に興奮する上野さん。 

 

上野さん 

「きょうどこ行こうかなとワクワクしますね。天国ですね。ウキウキしてます!ちょっと行きましょう」 

 

 巡った店舗は、合わせて7軒。一家は“株主優待天国・池袋”を満喫しました。 

 

 

 夕食も、もちろん株主優待券が使える飲食店です。 

 

 店内では、長男・立稀くんが電卓をたたき合計金額を計算しますが、現在4444円。 

 

上野さん 

「僕の中では、やっぱり“50円未満”ですね。それ以上だったら、その上までいっちゃいたい」 

 

 この店の株主優待券は、1枚500円。支払う現金は50円以下にしたい株主優待家族は、5000円プラスマイナス50円以内のお会計を目指すため、注文内容を精査します。 

 

上野さん 

「あと肉豆腐と豚バラ1本頼もうか」 

 

 豚串を1本単位で頼み、1円単位の計算。その結果は「5049円(税込み)」でした。 

 

 無事、現金の支払いは49円。50円未満に抑えることができました。 

 

 家族は、この日一日でおよそ5万円分の株主優待券を使いました。 

 

上野さん 

「株主優待を使って、家族みんなで色んな所に行ったり、色んなものを食べたり、お得に生活ができる本当に素晴らしい制度だと思いますね。皆さんにもぜひ、体験していただけたらと思います」 

「(Q.これからも続けていきたいですか?)もう死ぬまで続けます」 

 

(「グッド!モーニング」2024年3月27日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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