ウーバーイーツジャパンが全国で処方薬の配達サービスを始めることが決まった。

オンライン診療などを提供する企業や薬局チェーンと協力し、ウーバーイーツの配達員が薬を患者宅に届ける。

患者は各企業が提供するアプリを通じて医療機関と連絡し、医療機関がウーバーイーツの配達を手配する仕組みとなる。

（要約）

「ウーバーイーツ」の配達員 

　料理宅配サービスのウーバーイーツジャパンが、全国で処方薬の配達サービスを始めることが28日、分かった。医療機関にオンライン診療などのシステムを提供する企業と薬局チェーンの計4社と連携し、ウーバーイーツの配達員が薬を病院や薬局などから患者宅に届ける。医療機関の準備が整い次第、順次サービスを始める。 

　4社はオンライン診療を支援するメドレーとアイメッド、おかぴファーマシーシステムのほか、福岡県を中心にドラッグストアや調剤薬局を展開する大賀薬局。 

　患者は4社がそれぞれ提供するアプリなどを通じて医療機関とやりとりし、医療機関がウーバーイーツの配達を手配する仕組みだ。