( 153941 )  2024/03/28 22:21:20  
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お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが週刊誌の記事で名誉を毀損されたとして裁判を起こし、松本さんが損害賠償や名誉回復を求めている中、出版社の「文藝春秋」側は全面的に争い、記事の真偽を主張しています。

松本さん側は客観的証拠が存在しないとして反論し、女性の特定情報を開示するよう求めましたが、「文藝春秋」側は応じない姿勢を示しています。

次回の弁論は非公開で、オンラインで開かれる予定です。

(要約)

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【速報】「ダウンタウン」 松本人志さん名誉棄損訴訟 で文藝春秋側が全面的に争う姿勢 

 

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが週刊誌の記事で名誉を毀損されたとして損害賠償などを求めた裁判で、「文藝春秋」側が争う姿勢を示しました。 

 

【動画】ダウンタウンの松本人志氏「1日も早くお笑いがしたい」裁判を前にコメント 

 

松本人志さんは、「週刊文春」に掲載された女性に性的な行為を強要したとする記事で名誉を毀損されたとして、発行元の文藝春秋などに対して5億5000万円の損害賠償や記事の訂正による名誉回復を求める裁判を起こしています。 

 

28日に東京地裁で開かれた第1回口頭弁論で、「文藝春秋」側は記事について、「お笑い界のみならず名実ともに日本の芸能界トップに君臨する原告が、複数の女性に対し同意を得ることなく性的行為に及んだ事実を報じるもの」として全面的に争う姿勢を示し、訴えを退けるよう求めました。 

 

そのうえで「社会的強者による性加害が社会問題化している昨今の社会的潮流の存在に照らせば、社会に強い影響を与える地位にある原告が、女性の尊厳ないし人権を無視する言動を行ったことを報じるものとして公共の利害に関する事実に係るもの」などと主張しています。 

 

一方、松本さん側は、「性的行為を強要したという客観的証拠は存在しない」「芸能活動に致命的な負の影響を与えることにより、社会的評価を低下させる」などとしています。また、松本さん側は、「事実の認否ができない」などとして、記事に記載のある女性の名前や生年月日、顔写真などを明らかにし、個人を特定するよう求めました。 

 

これに対し、「文藝春秋」側は、「多数の女性を相手に記事で報じられたような行為を行った記憶があるために、どの女性かわかるような情報が欲しいと原告は求めている」「現時点では回答しない」などと反論しています。次回は6月5日に、非公開の弁論手続きがオンラインで開かれる予定です。 

 

松本さん本人は裁判を前に、「人を笑わせることを志(こころざ)してきました。自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」とコメントしていました。 

 

テレビ朝日報道局 

 

 

 
 

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