( 154041 )  2024/03/29 00:16:36  
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成田空港前に並んで待機するタクシーの8割が外国人旅行客を乗せており、タクシー業界は好景気を迎えている。

成田空港から東京までのルートは特に客単価が高いと言われており、タクシードライバーが稼ぎを上げている。

タクシー業界では高齢ドライバーの離職や人手不足が深刻化しており、地方からの出稼ぎドライバーも増えている。

成田空港に入るタクシー会社は社員寮を完備しており、新人ドライバーにもチャンスがあるとされている。

(要約)

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成田空港前にずらりと待機するタクシー。利用者の8割が外国人旅行客だという 

 

 景気回復の兆しはまだまだ実感できないが、インバウンドや人手不足で好景気に沸く地域は存在し、日本人が日本国内の稼げる地域に移動する「出稼ぎバブル」が起きているという。円安不況を尻目に稼ぎまくっている人々をリポート! 

 

⇒【写真】空港では外国人旅行客が列をなしてタクシー待ち 

 

 インバウンド需要の拡大を受け、空前のバブルを迎えているのがタクシー業界。 

 

 その中でも成田空港から東京までの黄金ルートは日本一客単価が高いと業界内でも噂される。 

 

 北海道から上京し、現在は成田空港を拠点にタクシードライバー業に従事する高田義昭さん(仮名・55歳)がその景気の良さを語る。 

 

「成田は客を拾う技術は不要で、基本的には外国人旅行客を待つだけ。だから、1年目もベテランも関係なく、需給増減で売り上げが決まります。一日4度の乗務で、売り上げが12万円を超える日もありました。月収ベースでいうと、60万円クラスもザラ。まさに訪日観光客バブルです」 

 

 成田空港では、利用者の8割が外国人旅行客だという。 

 

 コロナ禍では高齢ドライバーが大量離職。現在、タクシー業界は人手不足が深刻だ。 

 

「地方在住者歓迎を謳い、定着支援金など給与の上乗せ制度などで、月40万円保証を行うタクシー会社もあります。実際、東北や四国から出稼ぎに来たという若手もいました。成田~東京間だと比較的道も覚えやすく、新人でも参入しやすくなっています」 

 

 ちなみに成田空港に入るタクシー会社は、社員寮完備が大半。日本の玄関口でチャンスを狙うのも手か。 

 

★応募条件:新人でも参入しやすい。今がチャンス! 

 

取材・文/週刊SPA!編集部 

※3月26日発売の週刊SPA!特集「[稼げるニッポン]最前線」より 

 

―[[稼げるニッポン]最前線]― 

 

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