( 154880 ) 2024/03/31 14:16:43 2 00 日産の新中計「3年間で100万台増販」の現実味、成長戦略を打ち出すが部品会社からは厳しい声東洋経済オンライン 3/31(日) 11:02 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc0d2cb9df3ecab34db352c5706bae9cc047f33 |
( 154881 ) 2024/03/31 14:16:43 1 00 日産は2026年度までの中期経営計画「The Arc」を発表し、30車種の新車を投入して販売台数を100万台増やし、売上高営業利益率を6%以上にする目標を掲げた。 | ( 154883 ) 2024/03/31 14:16:43 0 00 日産は2026年度までの中期経営計画「The Arc」を発表した。30車種の新車を投入し、販売台数を100万台増やす。売上高営業利益率6%以上を目指す(撮影:尾形文繁)
「数字目標が多く並び、(日産自動車の)コミット文化がよく表れている。ただ、どうやって増やすかの『How』の具体的な説明がなかった」。ある日産系サプライヤー首脳はそう印象を語った。
【グラフで見る】日産は、右肩下がりだった販売台数を「3年間で100万台増やす計画」を打ち出した
3月25日、日産は2026年度までの中期経営計画「The Arc」を発表した。3年間で30車種の新車を投入することで、グローバル販売台数を2023年度の約355万台から100万台増やす。売上高営業利益率は今期見通しの4.8%から6%以上へ引き上げることを目指す。
内田誠社長兼CEOは、「この計画によって日産は価値と力をさらに向上させていく」と宣言した。それでも、冒頭のようなサプライヤーの反応が出るのは、日産の近年の中期経営計画は未達が続いており、グローバル販売台数も2017年度をピークに右肩下がりとなっているからだ。
■30車種の新型車で攻勢
もっとも、一応「How」はある。30車種の新型車の投入だ。
30車種のうち16車種を電動車、14車種をエンジン車とする。電動車では、電気自動車(EV)は8車種にとどめ、独自のハイブリッド車(HV)「e-POWER」を4車種、プラグインHV(PHV)も4車種を投入する。
世界的にEV販売が減速する中、EVだけにこだわるのではなく、エンジン車、HV、PHVとバランスよくラインナップすることで、主要市場のすべてで台数を伸ばす野心的な計画となっている。
もっとも多い33万台増を計画するのが北中南米市場。
中心となるアメリカでの販売台数は、2017年度の159万台から2022年度には76万台と半減以下に落ち込んだ。半導体不足の緩和によって2023年度は11カ月累計で2割増となっているが、低水準であることは変わりない。ここにe-POWERやPHVを含む7車種の新型車を投入することで挽回を図る。
アメリカはカルロス・ゴーン元会長時代にインセンティブ(販売報奨金)の乱発で台数を追った。結果、収益性は低下しブランドも棄損した。その反省からインセンティブ頼みからの脱却を図っている最中にコロナ禍が直撃したため、台数は減ったものの収益性は改善傾向にある。
再び拡大へ向けてアクセルを踏むことになるが、規模と収益性を両立できるかはわからない。
■中国はパートナー戦略で反撃
その北米以上に視界不良なのが、20万台増を目指す中国市場。
日産の中国販売は2018年の156万台から2023年の79万台へと縮小している。足元で上向き傾向にある北米と異なり、2024年1~2月も微減と上向く気配が見えない。
中国は市場全体でEVとPHVを合わせた新エネルギー車(NEV)の販売が急増しており、2023年には市場全体の4割近くがNEVになった。この流れについていけなくなった日米欧メーカーはどこも苦戦している。
日産は8車種のNEVを投入し反撃する。中国のユーザーのニーズに即応するために、8車種のうち5車種は合弁パートナーである東風汽車から供給を受ける。「中国の開発で、中国のお客様のスピードにあった仕様を提供していく」と内田社長。
そのほか、日本でも9万台増、アフリカ、中東、インド、ヨーロッパ、オセアニアで合計30万台増とそろばんをはじく。
もっとも、100万台増の計画達成には懐疑的な声が多い。
前出のサプライヤー首脳は「この2~3年、日産からは年間400万台の生産計画を伝えられていたが下方修正し続けていた。台数については保守的に見ざるを得ない」と冷ややかだ。日産との取引が多い別のサプライヤーの経営企画部長も「日産さんの数字をそのまま信用するとひどい目に合うので、8割といった数字で考えないといけない」と切り捨てる。
日産が強気の台数目標を打ち出すには、そうせざるを得ない事情がある。
ゴーン時代の拡大戦略の結果、グローバルでの年間生産能力は一時、720万台まで膨れ上がった。その後、インドネシアやスペインで工場を閉鎖し生産能力は540万台まで減らしたが、販売台数も2017年度の577万台から2023年度(見込み)の355万台まで低下したことで生産台数が減少。足元の平均稼働率は68%と低迷している。
サプライチェーンを含めて地域経済への影響が大きいため、自動車工場の閉鎖は簡単には実行できない。稼働率を改善するには生産・販売台数を引き上げるしかない。
ただ、能力過剰が顕著な中国は販売台数が20万台の増加では十分な改善とならない。このため、2025年から中国生産車の輸出を開始。第1弾として10万台規模の輸出を目指す。さらに合弁パートナーと生産能力の「最適化を検討する」ともいう。
生産技術を担当する坂本秀行副社長は「2026年は(平均稼働率が)91%に上がる」と説明している。100万台の販売増で稼働率91%となるには生産能力を500万台規模に減らす必要がある。中国だけとは限らないが、40万台規模の生産能力削減を行うのかもしれない。
■問われる実行力
中計達成には新型車が目論見通り売れる必要があるが、それ以前に、新型車を計画通り投入できるかが問題となる。
2年前に発売開始したEV「アリア」は生産に手間取り、今年3月上旬まで日本で受注停止が続き販売機会を逃した。東海東京インテリジェンス・ラボの杉浦誠司シニアアナリストは「ゴーン会長時代から新車の投入の計画が遅れることがよくあった。新規車種をタイムリーに投入できるかがカギになる」と指摘する。
また、EVコストの現行比30%の削減や次世代生産方式の導入、自動運転技術の開発、モビリティサービスやエネルギーマネジメントサービスといった多方面の戦略を打ち出した。これらの実現にルノーや三菱自動車とのアライアンス、先日発表したホンダとの協業などのパートナーシップを活用していく方針も示した。
説明会で内田社長は「これまでのやり方を続けていては成功できない。抜本的な改革が必要で、中期的にやることは明確だ」と語った。確かに、これまでの日産のやり方では新中計も未達に終わる可能性が高い。やるべきこと、抜本改革を実行できるかにかかっている。
井上 沙耶 :東洋経済 記者
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( 154884 ) 2024/03/31 14:16:43 0 00 ・他社にない最新のテクノロジーだとか新型車を大量投入だとか目新しい話題があればいいのでしょうが足元は相当厳しいのが伝わってきます。部品メーカーから搾り取ろうとした動きは先手で封じられており残るは販売会社や日産関連から搾り取るしかなさそうですね 4月から販売会社に支払う報奨金が発注ベースから登録ベースに換えられると聞いています。何が起こる?販売会社は損する事がわかっているのに目の前の報奨金を取りに大量に自社登録をします。市場に大量の日産車があふれます。それに連動して日産車の下取り価格が大きく下がるのです。ただでさえ下取り価格が低い日産車が更に下がってしまうので本来なら禁じ手です。トヨタ、スズキ、ダイハツはすでにやりません日産はそんなことをして自分の首を絞めてでも台数を稼ぎに行かざるを得ないほど追い込まれているのです。
・目標高くした後の歪みは、いつ納車してくれんだか分からない生産、クレーム対応の店舗の疲弊、部品メーカーへの原価叩きでしょ。 これから働き手が減っていくのにどういう計画してるの? ここ10年、日産に欲しいクルマって頭に浮かばない。他メーカーと違ってその時その時の旬になりそうな新車が出てこない。結果、他のメーカー車を買うことになるわけで。 量販EVのパイオニアって言ってたけど、その影はどこに?よく知らないメーカーがEVを後発販売しているけど、そっちの方が先進的でカッコいい。 最近、ハイブリッドが見直され世界的にBEV脱却の道を選択するメーカーが増えてきてますよね。どこ見て仕事してるのかと思う
・日産は技術優先で製造がそれについて行けていない印象。これを植物に例えると、根っこが十分育っていないのに、葉や幹を大きくしようとするイメージ。これが過ぎると根腐れをおこして倒れてしまいます。日産が強くなることは日本経済にとって良いことだし、増販を達成して欲しいですが、背伸びをし過ぎないようにして欲しい。頑張るのは社長ではなく、日産社員とグループ会社なのですから。
・日産も前途多難ですね。
現状日産はPHEVを持たないので、PHEVのラインナップには期待したいところです。 個人的にはパラレル系ハイブリッドは燃費は良いけどドラビリが良くないので、日産にはe-powerを使ったシリーズ方式のPHEVを期待します。
・まずはトヨタにシェアを奪われ続けている国内市場を立て直すべきだろう。展開するのは電気自動車でもガソリン車でもどちらでも構わないが、さすがに売れ筋のコンパクトカーやミドルクラスのラインアップが少な過ぎるのは問題。
・新型車を30車種を投入して100万台アップという強気の目標は絵に描いた餅とならないだろうか?国内向けはやたら高級仕様にして差別化を図ろうとしているが本来そのカテゴリーの何がユーザーから求められているのかを鑑みていないように思います。部品点数やコストが増すばかりで燃費に直結する車両重量や台あたり利益率が下がリただでさえトヨタとの利益率の差が埋まらないばかりかマイナス要素にしか思えない
・自動車会社ってなんとなく業績が読めるんだよね。車見た時「あっ、なんかデザインが変わって良くなってきた。この車欲しい」みたいな感覚がそのメーカー全ての車に感じるようになってくると、数年後業績回復みたいな。以前のスバルがそうだったけど、日産にその感覚はまだないんだよね。
・昔は技術の日産と言われたけど、いまはCMが上手いだけのイメージ。 ご自慢のe-powerも昔から知られていた技術だし。 CMの影響で日産が独自に開発したように受け取られてるけど。 ホンダと協業するみたいだから、ホンダのe∶HEVの技術を教えてもらえればいいね
・3年で100万台上乗せってそう簡単に日産側の思惑通りに行くかな?3年間で30車種の新車を投入も現場サイドから見て可能なのか?ダイハツみたいに末端に負荷が掛かって崩壊するシナリオしか見えてこない。
・社内で開発すると人件費高いから 外部丸投げからバーチャル試験による開発期間の短縮と部品メーカに更なる値下げの要求じゃないだろか。
まあ、国内は増やすの難しいから 北米狙いなんじゃないかなと思ってます。
・フォーミュラE東京に於いて、 マセラティに負けて2位になっているようじゃ、、、 マセラティってEVのイメージは薄かったもんで、、、 バンクを走りEVの加速力を伝えようとしていたのが笑ってしまう。
ホンダはF1で実績を出して、 その技術を市販車にフィードバックしていましたからねぇ~。
・日産のシリーズハイブリッドであるe-powerは高速域に弱い そのためヨーロッパやアメリカや中国では人気がない e-powerを捨てて作り直さないとハイブリッドを大幅に増やすことは不可能でしょう
・内需拡大はもう無理。20年前の日産車に乗っているが、当時は2000CCで185万だった。しかし賃金は上がらず社会保障、税は上がり、今同クラス車は350万!いくら性能が向上していてもとても買えない。 ずっと好きなメーカーだったが、国の衰退と共に外需たよりにShiftしても本国がガタガタでは1999年のあの状況になると思う。
・EV車に興味があるならネットで調べる。
観たければディーラー。 ゴーンが居なくなってもEV車が買われているから認められていると思う。 しっかり消費者が判断したら良い。
・晩節を汚したのはゴーン。経営感覚ないのにやる気満々なのは内田氏。絵に描いた餅は結構。自分が直接やるわけじゃなく周りの協力あってのこと。下請けイジメしてるような自動車会社に達成は難しい。 今は時代的に先手マーケティングしている各社さえ崩れている中、さらに出遅れてる日産に勝機あるわけ?甘いよ。
・車種増やすけど、一般の人が見ないところでバリエーション多過ぎて開発の負荷高い問題は解決したのだろうか???
・あんな事言いなできたらいいな〜 直近で販売台数減らしまくっているんだから無理だよ そのうえ値上げ路線で台数追わずに利益確保するんでしょ 同じ製品をただ高値で売りさばいてどうしてユーザーが付いてくると思うのか 私今日産ユーザーだけど次は日産買わんよ
・昔は大好きなメーカーだったのに変わってしまった 欲しい車ただでさえ少ないのに買えなかったり落ちぶれてしまった
・昔、プリメーラに乗ってました。 良い車でしたよ。
ゴーンが来て、それ以降は、 欲しい車がないのよね。
・露骨に海外に向けた商売してきて、今更としか思えない。 別にもう、日本にはいらないメーカーかと。
・ここまで差があると、ゴーン氏の戦略と能力が正しく、それ以外とは比較にならないね。功罪の罪を語りたいのは負け惜しみ
・e-powerってガソリンエンジンで発電して走ってるんだから電動車と言うよりHVのジャンルじゃないの?
・下請法違反を含め「自らが約束を守る事」が最優先では?。
・国内見ない日産、延命措置ばっかりのラインナップの車売れる車は造れないよね
・ホンダ、日産、三菱連合じゃ、厳しいね。 投資家向けの100万台増販⁇ムリ(^^)
・1台作るのに個別の企業が入り過ぎ
・誰が買います?日産車。
・日産では、せいぜい10年で30万台増。
・下請けイジメのイメージしか日産にはない!
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