( 155381 )  2024/04/02 00:47:24  
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27日、1ドル152円まで円安が進み、この影響で外国人観光客が増加している。

さらに、円安を利用した働きながら留学できるワーキングホリデーへの問い合わせも増加している。

一方で、若者たちの間で日本を離れる動きもある。

円安を背景に、外国人観光客が日本での買い物を楽しむ様子も紹介されている。

(要約)

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FNNプライムオンライン 

 

27日、1ドル152円直前まで下落し、円安が加速した。この円安を背景に、外国人観光客が増加している。また円安を理由に、働きながら留学できるワーキングホリデーへの問い合わせが殺到している。 

 

【画像】オーストラリアで働き月収56万円を稼ぐ、福岡出身の男性の現地での様子 

 

太宰府天満宮の参道は29日、午前中から大勢の観光客で賑わっていた。 

 

日本での観光をエンジョイする外国人たち。それを後押ししているのが、歴史的な円安。27日には、1ドル152円直前まで下落していた。 

 

香港からの観光客は、「きのうはラーメンを食べました。香港ドルに換算すると、安く感じます」と話した。 

和風の小物を扱う店も、2024年に入ってから売上げが急増。 

店員は「海外の方は1万円を超えても、すぐ手に取って買うことが多い。円安の影響を感じる」と話している。 

 

その一方で、若者たちが日本を脱出する動きもあった。 

 

働きながら留学できる「ワーキングホリデー」への問い合わせが殺到しているのだ。 

日本ワーキングホリデー協会・藤田逸郎さんは、「前は海外経験したい、英語力を身につけたいという人が圧倒的に多かった。今はそれにプラスアルファ『稼ぎたい』というワードが増えてきている」と話す。 

 

実際に、どれだけ給料をもらっているのだろうか。 

 

オーストラリアで働く福岡出身の男性は、「いま時給は35豪ドルなので、日本円で3500円くらい」と話している。 

月収は56万円。福岡で働いていた時に比べ、約3倍も稼いでいるという。 

 

34年ぶりの円安は、内向きと言われ続けた若者たちに、日本脱出のきっかけを与えている模様。どこまで続いていくのだろうか。 

(「イット!」 3月29日放送より) 

 

イット! 

 

 

 
 

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