( 155611 )  2024/04/02 22:49:38  
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鳩山由紀夫元首相は、大阪市の人工島・夢洲で起きた爆発事故について、大阪万博会場の安全性に疑問を呈した。

事故が起きた廃棄物処分場跡地を万博会場とし、その後をカジノ施設にする計画について懸念を示し、「何らかのルールを作らないといけない」と訴えた。

(要約)

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鳩山由紀夫元首相 

 

 鳩山由紀夫元首相が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。25年大阪・関西万博の会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で3月28日、施設建設工事で生じた火花が可燃性ガスに引火する爆発事故が起きたことを受け、「万事休す」として私見を綴った。 

 

【写真】万博会場予定地を視察する日本維新の会の馬場伸幸代表と藤田文武幹事長 

 

 日本国際博覧会協会は事故から一夜明けた29日に爆発事故が発生したことを公表。協会によると、28日午前、会場内のトイレで溶接作業中に火花がガスに引火し、コンクリートの床が破損したという。けが人はいないが、大阪市消防局からは「爆発火災」に該当すると指摘されたという。 

 

 鳩山氏は「これで万事休すではないのか。」と切り出し、「廃棄物処分場跡地を大阪万博会場にし、万博会場跡地をカジノIR施設にする思惑。メキシコなどが撤退を表明し、建設が遅れている上に廃棄物から出た多分メタンガスによる爆発事故が起きた。開催中に起きたら大事故になる。ガスは出続ける。その上に施設を作るべきではない。」と訴えた。 

 

 ガスは万博会期中も出続けるとみられ、火器を使う飲食施設などへの影響が危惧されることから、協会関係者は「何らかのルールは作らないといけない」としている。 

 

(よろず~ニュース編集部) 

 

よろず~ニュース 

 

 

 
 

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