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元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、台湾での大規模地震時の避難所の様子と日本の避難所の違いについて指摘し、台湾の避難所では避難者のプライバシーに配慮した対応が迅速に行われていると述べた。

日本では地震発生時に段ボールの上で寝る状況が繰り返されていることに対し、台湾のような避難所の取り組みを参考にするべきだとの意見を述べた。

(要約)

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玉川徹氏(2019年撮影) 

 

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏は5日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、3日朝に台湾東部沖で発生した震度6強の大規模地震を受けて現地に開設された避難所について、日本での大規模地震時発生直後に設営される一般的な避難所の風景との違いに言及した。 

 

【写真】日本の避難所の様子…銃のおもちゃを… 

 

 番組では、地震発生翌日に、被害が集中して起きた花蓮市で、避難所に避難者用のテントが設置され、避難した人のプライバシーに配慮したものになっている様子を紹介。玉川氏は「避難所の中でテントが用意されていて、それぞれのプライバシーが配慮されている映像がある」とした上で「日本で地震が起きた時、海外メディアは、避難所の避難状況を見て『これは先進国なのだろうか』『難民キャンプのようだ』というふうにおっしゃったことがあって」と指摘。台湾の避難所の様子を受けて「これが先進国なんだろうなと。これだけの準備ができている自治体が、日本でいったい、どれだけあるのか」と、問題提起した。 

 

 「日本も台湾も同じように大きな地震が起きる国。日本も大きな地震が今までもありましたが、いつも体育館の中で段ボールの上で(避難者が)寝て、という状況が繰り返され続けているのを見ると、避難所ですぐテントをつくって、すぐにいわゆるレッドクロス(赤十字)の印がついたテントなんかも、すぐ。(発生)翌日の話ですよ」と、台湾では避難する人に配慮した対応が迅速に取られていると指摘。「これがなぜ、日本でできないんだろうというふうにちょっと思った。(台湾など海外に)学ぶべきところがあるんだと思う」とも口にした。 

 

 

 
 

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