( 156545 )  2024/04/05 14:58:09  
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日銀17年ぶり利上げでも歴史的な円安、コロナ禍前の水準に円だけが戻れない理由

ダイヤモンド・オンライン 4/5(金) 7:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/c40c3bb25206c0b4cc12af7dad856a5524a1df66

 

( 156546 )  2024/04/05 14:58:09  
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日本円が弱まり、1ドル152円に迫っている状況が報じられている。

この円安の背景には、アメリカの金利引き上げがあるが、それが10月に打ち止めとなったことも影響している。

日本の金融政策の影響も大きく、日銀が金融緩和を維持していることが円安を招いている一因とされている。

円安の影響では、輸入価格の上昇や外国人労働力の魅力低下など日本経済に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。

長期金利を市場に委ねることや金融政策目標として為替水準を意識することが今後重要だとの意見も示されている。

(要約)

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Photo:SANKEI 

 

● 円安、1ドル152円に迫る 日銀、17年ぶり利上げでも 

 

 東京外国為替市場で3月27日、ドル円レートは一時、1ドル=151円97銭となった。 

 

 市場為替レートだけをみれば、1990年以来34年ぶりの円安ということになる。 

 

 ただし為替レートのあるべき水準を示す購買力平価(IMFの試算では2024年で1ドル90円程度)と比べれば、さらに大幅な円安だ。両者の差がこれほど開いたのは1980年代前半以来のことだ。 

 

 その意味では「40年ぶりの円安」ということになる。 

 

 2022年10月までは、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げの影響でユーロやポンドも減価していたが、利上げ打ち止め感が出た後は、ユーロもポンドも上がり、いまではコロナ禍前の水準にほぼ戻っている。 

 

 日本円だけが戻っていない主因は、日本の金融政策だ。 

 

 日本銀行は3月の金融政策決定会合でマイナス金利解除など、異次元緩和をやめ金融政策の正常化に踏み出したが、金融緩和は続けるとしているからだ。 

 

● 米国の金融引き締めによるドル高は 2022年10月で終わった 

 

 為替レートは各国間の金利差によって大きく影響される。特に、アメリカとの金利差が重要だ。2021年以降の為替レートの大きな変動の原因は、アメリカの金利引き上げだ。 

 

 第1の局面は、21~22年のドル高だ。ほとんどの通貨がドルに対して減価した。これは、アメリカがインフレに対抗するために金利を引き上げたからだ。 

 

 ユーロの場合、21年初めには、1ドル=0.82ユーロ程度だったが、12月末に0.88ユーロ程度となった。そして、22年10月7日に1.03ユーロ程度となった。 

 

 ポンドも、ほぼ同じ経路を辿った。21年初めには、1ドル=0.73ポンド程度であったが、12月末に0.74ポンド程度になった。そして、22年10月に0.9ポンド程度になった。 

 

 日本円の減価は、とくに顕著だった。21年初めには1ドル=103円程度だったが、12月末には115円になった。22年の減価はさらに著しく、10月末に145円程度になった。 

 

 しかし、22年10月でこの動きは止まった。それは、アメリカの金利引き上げの打ち止めが予想されたからだろう(実際には、アメリカの政策金利はその後も引き上げられ、22年12月に6.5%になって打ち止めとなった。したがって、為替レートの動きは、政策金利の動きを先取りしたことになる)。 

 

 日銀は、イールドカーブコントロール(YCC)の長期金利の上限見直し(1%超え容認)を22年12月に行なったので、これも影響したのだろう。ただし、ユーロやポンドも同じ動きだったことを見れば、以上の動きは主としてアメリカの政策金利引き上げによるものだったと考えることができる。 

 

● ユーロやポンドは 21~22年の急激な減価から回復 

 

 2022年10月以降は、第2の局面が始まった。 

 

 ユーロ安は22年10月でピークとなり、その後はユーロ高が進んだ。23年になってからは0.9ユーロ程度を中心とする変動が続き、24年3月末では、0.92ユーロとなっている。 

 

 コロナ前の19年には0.8~0.9ユーロ程度だったので、ほぼその頃の水準に戻ったと見ることができる。 

 

 ポンド安も22年10月でピークとなり、その後はポンド高に転じた。24年3月末では、0.79ポンドだ。コロナ前の19年には0.79~082ポンド程度だったので、ほぼコロナ前の水準に戻ったことになる。 

 

 より長期的に見た場合、10年代には、ユーロは1ドル=0.7~0.9ユーロ程度だった。そして、ポンドは1ドル=0.6ポンド程度だった。これらと比べれば、現時点ではドル高になっている。しかし、21~22年のアメリカの急激な利上げの影響からは回復したと考えることができる。 

 

 

● 日銀の「金融緩和維持」スタンスが 歴史的円安を招いている 

 

 円も、22年10月を円安のピークとして増価に転じた。ここまでは、他の通貨と同じだったのだが、円高傾向は23年1月中旬の1ドル=128円程度で終了し、その後は、再び円安が進んだ。 

 

 直近の24年3月末の時点では151円を超える円安だ。コロナ前の19年に105~111円程度だったのと比べると、極めて大きな減価率だ。 

 

 これは、他の主要通貨では見られない現象だ。つまり、22年10月までは、アメリカの金利上昇による「ドル高」だったが、いまは、日本の金利の低さによる「円安」だといえる。 

 

 23年4月に日銀総裁が交代したが、金融緩和を継続するとのメッセージが出され続けた。日銀は24年3月の金融政策決定会合でマイナス金利を解除し短期の政策金利の引き上げとYCCの撤廃を決めた。しかし同時に、必要に応じて国債の買い入れを行なうとしており、長期金利抑制策を行なう可能性を否定していない。 

 

 このメッセージは、近い将来の急激な円高の可能性はなくなったと、市場に解釈されたのだろう。円高にならなければ金利差がある限り、キャリー取引は利益を生む。このため、キャリー取引が増加し円安が進んだ。 

 

 また、円レートは、アメリカの金利引き下げによっても影響される。それがどの程度のスケジュールで行なわれるかを予測するのは難しいが、アメリカの中立金利が上昇しているとの見方もある。そうであれば、引き下げるにしても限定的である可能性がある。こうしたことも、円安に影響した可能性がある。 

 

 ただし、ユーロやポンドで急激な減価が生じたわけではないので、直近の円安は日本側の事情による面が強いと考えられる。 

 

● 円安は日本経済を弱くする 人手不足深刻化、水膨れの利益で技術開発怠る 

 

 最近の日本の消費者物価には、国内の賃金上昇によって引き起こされるコストプッシュ的な動きも見られる。しかし、輸入価格の動向が消費者物価指数に大きな影響を与えることも間違いない。だから、賃金コストプッシュ要因によるインフレを抑制するためにも、輸入価格の引き下げが重要な課題だ。 

 

 そのためには為替レートを正常な水準に戻す必要がある。ユーロやポンドがコロナ前の水準に戻ったことを考えれば、円をコロナ前の水準に戻すことは、決して不可能ではないと考えられる。 

 

 また、円安は日本経済の健全な発展に大きな多くの障害を与える。 

 

 円安が進めば、外国人が日本で働くことの魅力は低下する。したがって、外国人労働力に期待できなくなる。これは、人手不足が深刻化する日本で大きな問題だ。 

 

 特に介護分野でそうだ。厚生労働省は、訪問介護に技能実習や特定技能の外国人材を認める案を示した。しかし、日本がそうした措置をとっても、外国人が日本に来てくれるかどうか、分らない。 

 

 

 円安で輸出企業などの利益は増えるが、それは帳簿上のものに過ぎない。 

 

 そして、企業利益が増える基本的な原因は輸入価格の上昇を消費者物価に転嫁することにある。 

 

 つまり、円安による企業利益増は消費者の犠牲によって生じるのだ。生産性の向上による健全な利益増ではない。 

 

 しかも、そうしたメカニズムで利益が増えるために、企業が技術開発に取り組まないという問題がある。日本経済の長期的な停滞は、これによって引き起こされた。 

 

 円安で外国人旅行客は増える。しかし観光公害も広がる。また、これは円安で日本での旅行や買い物が安くなったことによるものであって、日本経済の長期的な発展につながるものではない。 

 

● 長期金利を市場に委ねることが必要 日銀は為替水準を政策目標として意識を 

 

 日銀は、為替レートは金融政策の目標ではないとしている。しかし、対外的な通貨価値の安定は金融政策の最も重要な目的であるはずだ。為替レートの水準を金融政策の重要な政策目標として意識する必要がある。 

 

 前述のように、日銀はYCCトを廃止すると言いながら、必要に応じて国債の買い入れを行なうとしており、金利抑制策を行なう可能性を否定していない。こうした方向づけを見直し、長期金利を完全に市場の実勢に委ねる中央銀行本来の金融政策に戻るべきだ。 

 

 また、あるべき長期金利の水準についての見通しを示す必要がある。現在の日本の金利は、適切な水準に比べて低すぎると考えられる。物価上昇率が高くなれば、それに応じて名目金利も上昇する。 

 

 日銀は2%物価目標の安定的、持続的な達成が見通せるようになったと言っているが、物価上昇率2%が続くのであれば、長期金利は潜在成長率+2%程度にならなければならない。 

 

 内閣府「中長期の経済財政に関する試算」の成長実現ケースでは、長期金利は2032年以降、3%台になるという見通しになっている。こうした状態を目標値にするのが、一つの考えだ。 

 

 (一橋大学名誉教授 野口悠紀雄) 

 

野口悠紀雄 

 

 

( 156547 )  2024/04/05 14:58:09  
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(まとめ) 

日本経済における円安や政策金利の影響について多くの意見がありますが、一部の指摘によれば、日本の経済状況や政策、外部要因によって円安政策が継続されているとの見方があります。

特に、長期金利の上昇や利上げによるインパクトについては慎重な議論が行われています。

また、日本の経済構造や政策の問題点、財政の健全化などについても懸念と批判が寄せられています。

今後の日本経済の展望や政策方針に関しては、より多角的な議論や対策が求められると言えるでしょう。

( 156549 )  2024/04/05 14:58:09  
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・例年内閣府が公表する数値はもう数ヶ月先になるけれど、今月下旬にIMFが発表する各国のひとりあたりGDPが出ます。 

 

この数字と内閣府が出す数字は昨年の平均為替レートで計算するとほぼ同水準になるのでどちらを参考にしても良いのかと思います。 

 

それで、今年のこの数字ですが昨年のUSD/JPYが世界の主要通貨の中で最も下落率が大きい通貨のひとつで(JPYより対USDで下落した通貨はTRYとRUBとTRYのみ)、この数字で計算した場合日本のひとりあたりGDPは実質だけでなく名目でも韓国や台湾にかなり差をつけられて下になります。 

 

というか、おそらく日本の水準は旧東欧や南欧、そして中東の水準になってきます。しかもこの水準でも貿易収支が赤字だから事態は相当深刻です。国の在り方を抜本的に変えても手遅れかもしれません。 

 

もう不可逆的な動きが始まっていると考えた方が良いのかもしれません。 

 

 

・野口氏は私の思っていることを言ってくれていて嬉しい。 

まさに今の日本の円安政策は間違っていると思う。 

消費者の犠牲の上に企業の海外展開での帳簿上の(円換算による)利益を増やしている政策だからだ。これは長期的に見れば企業にとっても技術革新が進みにくいなど、良いことではない。 

 

ただ、藤巻健史氏が言うとおり、金利を上げるには金融緩和をやめて国債の償還額>国債買い入れとなることが必要。これはいわゆるQT(引締め)という。 

 

金利を1%上げると日銀の保有する国債500数十兆円分の時価評価損は29兆円増えるらしい。インフレ率並みの金利にすれば90兆円もの評価損と、日銀の当座預金への付利による利払いは年15兆円程度となり、あっという間に通貨発行益(国債金利の受け取り分1.5兆円程度)の10倍になってバランスシートは債務超過になるのを政府がどうカヴァーするかが必要になる。 

 

政府通貨(紙幣)で払うとか。 

 

 

・ドル円に限らず、アメリカの金融政策が主で、各国の金融政策は従だからね 

円が利上げせず緩和継続してもドルが連続して大幅利下げすると、嫌でも円高になるよ 

しかし現実的にはドルの利下げは去年末には年6回と言われてて今は年3回と言われてるが、それすらも怪しくなってきた 

しかも日経をまだ外人が買ってくるなら、その際に為替ヘッジで円を売ってくるので円安圧力がかかる 

教科書的に考えれば円安株高方向でしょうね 

ちなみに今では主要通貨の中で最弱は円ではなくスイスフランだったりします 

 

 

・FRBがゼロ金利政策を解除した2022年3月以降の為替相場の推移を見れば、日銀の金融政策以前に、FRBの動向(アメリカの各種経済指標)に左右されてることが明白だよ 

日銀がマイナス金利を解除する確度が高いとなった今年2月の円高なんかもあったがね 

 

 

・今まで行われてきたコロナ対策では、とにかく飲食店など密になったり、人と交流するような状況が感染を過大させると悪者にしてきたことで、コロナ前のような人の動きが閉塞的になってきたことで、日本経済が悪化して、一時よりは回復してきたと言われてはいるけど、まだまだ日本経済の悪化は回復できていないということですよ。 

現状でも引き続き医療関係者はコロナなどの感染対策の事ばかり言っているけど、この人たちが経済の事を考えずに自分たちの主張を言うばかりなので、この医療関係者の言っていることを引き続き信じようとしている国民が少なくないということでは、日本経済は良くならないですよね。 

 

 

・ウクライナ戦争をはじめとした外的要因もあるだろうけど、 

 

円安基調が高まれば高まるほど、nisa使ってS&P500とか海外の金融商品に円が流れていくだろ。 

 

で、あれは円を打ってドルに変えて投資しているわけなので、円安に加担してるってわけ。 

 

でも一旦円高基調になると、ドル建て資産は 

円建てでは目減りしていきますから、 

今度は円資産に買い戻される動きが起き 

一気に円高になります。 

 

今の日本の円安は、金利云々の話ではなくて、 

新NISA絡みなんじゃないかなって気がしている 

 

 

・この記事では円安は良くないとなっていますが、じゃー円高ならいいんですか? 

今までの30年成長が無くて日本は失われたと言っていたのが、やっと巻き戻されただけなのではないでしょうか? 

物価が上がって次に給料が上がる。そして外国人の労働者が来なくなる事が、日本にとって良い流れになる。人が足らなくなると生産性の向上につながる。そして必ず給料があがることになる。ここで逆に円高に振れば経営者は給料を上げなくなる。日本はこの30年をもう一度するのか? 

本当なら初任給は40万くらいあって当たり前のはずだったのが、伸びていないからこの有様だ。 

コロナ前に戻りたいのか?そんなにコロナ前はいいもんだったのか? 

よくわからない。今年賃上げもあったしGDPも上がる。日本の税収も上がる。 

ここから庶民に回るまでにまた止める気なのか? 

 

 

・海外の機関投資家やヘッジファンドは、円売りと日本株買いを同時にやる 

日本企業は、円建の内部留保を大量に保有しており、円売りで暴落させれば、日本企業を安く買い叩け、確実に儲かる 

価値が下がる物に対して儲けるのは、ヘッジファンドの語源で、各国通貨が暴落する中で行先を探していたマネーの暗号資産に続くターゲットです 

財務省国際局の為替介入は、ドル外貨準備の2兆円相当までと足元を見透かされ、ドルペッグが弱まると底なしの円安に 

一方、中国、香港、ドバイから引揚げた資金は潤沢で、その程度の介入ではどうにもなりません 

現前線投入は50億ドル程度、その10倍以上のマネーが152円ライン以降に控えている 

政策金利を大幅に上げ、日本企業の円建の内部留保の年価を上げ、円建余剰金課税や輸出消費税還付を停止、人件費や設備投資に吐き出させないと物価高は加速度的でしょう、この鉄火場は、物価上昇率以上の政策金利まで続きます 

 

 

・インフレ率2.9%になっても金利を上げられない日銀 

に“世界“から利上げ催促が来ている。 

経済は世界全体で繋がっている為、 

刹那的にバンザイ突撃されては迷惑なのだ 

4月19日には全国の消費者物価指数が発表される。 

その数値は、エネルギー高騰対策補助金があり、 

昨年は2月まではほぼ無かったものが、3月から本格的に補助金が始まっている 

つまり、前年比では上昇率がアップしてしまう。 

それでも日銀は金利を上げられない 

なぜなら、540兆円もの当座預金(これは日銀にとっては負債)があるからだ 

もし、金利1%なら5.4兆円の支払いが発生するが 

日銀の令和5年度年間利益は税前2.4兆円しかない。 

これではね、日本円は強くなりません。 

 

機関はもはや日米金利差では判断しておらず 

日米それぞれの中央銀行の財務状況、つまり負債の返済能力を見てトレーディングしています 

 

 

・円高がコロナ前に戻らない理由との見出しながら、決定的な要因はこの文中に見当たらない。結局、本当のところはわからないのだろう。 

わかっていることは、貿易決済のための実需マネーなんて、外国為替取引額の中の1〜2%に過ぎないということ。ほぼ全額がレバレッジ効かせたマネーゲーム。だから実体経済のファンダメンタルズも金利も関係無い。ヘッジファンドの思惑とアメリカ政府の意向で決まる。だから、どこかの時点で逆回転始めてNISAもGPIFも全て溶かされてババ引かされる。最近NISA礼賛記事が多いのも胡散臭い。 

 

このクラスの著名な学者の方でも学校の勉強だけしてきてらそうしたことはわかってないのかな?それとも囲われてこうしたこじつけ的なそれらしい分析を書いてるんだろうか? 

 

命かける覚悟なら、米国債売ればドルなんか吹き飛ぶのに。それも誰も言わない。本当に世の中って欺瞞だらけだ。 

 

 

 

・利上げしたら、円が戻るなんて誰も思ってなかったよね。 

だってさ、今の日本見てみなよ。賃上げしても、税金に取られる分が多くて、実際の生活には大きな影響を残せていない。 

さらに人口減で様々なサービスが縮小されて、これからの時代を担っていく若い人たちは、どんどん不便を強いられる。当然、自分たちで生きていくのがやっとだから、こどもはつくらない。 

こういう国に将来性があって、これからどんどん発展していく!と投資家の人たちが思っているかな? 

利上げしても地獄、利上げしなくても地獄。もう後戻りできない状態になったんだろうね。 

 

 

・アベノミクスでの異次元緩和は失敗だった。アレは弱った日本経済に対するカンフル剤だった。つまりそれで一時的に体力回復したところで激烈な規制緩和・構造改革を断行すべきだったのだ。 

 

ところが政府は実際はそれをせず、国家財政は財政規律を失い負債が膨らみ続け、民間企業も本来なら潰れているべきゾンビ企業が増え続けた。要するに10年以上覚醒剤を打ち続けた訳で、日本経済は麻薬中毒状態になったのだ。 

 

だから日銀が異次元緩和を止めるのは必然だ。だがそれが「明るい見通しが立ったから」では無い事は明らかだ。このまま麻薬中毒で完全な廃人になる前になんとか立ち直る一縷の望みに賭けただけだ。金融正常化による地獄の方がまだマシそうだという事だけだろう。 

 

この「失敗」により残った負の遺産は、少なくとも半世紀は日本経済の足を引っ張り続けると思う。 

 

 

・マーケットは常に正しい、って言うのが基本とすれば、それが戻れない理由--それだけの値打ちしか認められていないし、将来的にも回復する可能性、或いは、回復する為に必要な”経路をたどれる可能性”に対して、正当な評価をされている、というだけの事だと思う。まあ、過去数十年の経済政策の失敗、そのための、いくら日本人が頑張っても回復不可能なダメージ、短期的に与え効果を期待できるような”カンフル“的手段の枯渇、これだけあれば、他に理由はイラナイと思う。当分は1920年代のドイツほどにはならないとはおもうが(あれほどのインフレを起こすチカラすらない?かどうかまではしらないけれど)日々食事が出来りゃ文句はいえネ、って言うレベルの生活が特に、年金受給者など外部的な変動に対する弱者に襲い掛かるかもしれないけれど、それもまあこれまでの政権政党をほぼ変えなかった安定志向の結末? 

 

 

・やっぱり移民を受け入れて大幅な人口増で税収を増やして財政を健全化するしかないと思います。一定期間働いたら、帰国じゃなくて日本国籍を取れるようにする。難民を積極的に受け入れる。資産があれば日本の永住権を取りやすくする。円の価値が減っても、やりようはあると思います。日本が鎖国やめた時のように、変革していく時期でしょう。 

 

 

・安倍政権下、円の価値を下げて株価を上げれば庶民一般にもその恩恵が滴り落ちると主張されたが、果たして今どうなっているか?実質GDPは2期連続でマイナス、日本は不況入りと見做されるようになっている。実質賃金は22ヶ月連続マイナス、実質個人消費は11ヶ月連続のマイナス、実質の統計全てのマイナス進行は、円安に歯止めを掛けない限り各種指標が好転する事はないであろう事を示唆している 

 

日本株の時価総額は2012年比で約4倍(260兆→950兆)になったが、うち7割は外国人投資家保有、その間円の価値は半分になり、日本人投資家の儲けは65兆程でしかない。対して2100兆個人金融資産の97%は円建てで、その価値が半分になった事による損失は1000兆を超える。株の儲けなど軽く吹っ飛んでいる 

 

安倍政権は統一教会の意向に従って日本の国力低下政策を実行したのではないか(陰謀論的だが、それ位あり得ない亡国政策だ) 

 

 

・拙速に金利動かしてSVBみたいな取り付け騒ぎを起こしても、それはそれ局地的な個別事案と飲み込めるなら良いですけどね。ついでに言えば既にアメリカはいつどの程度利下げするかに議論が移ってる訳ですけど(為替などに頓着せず大らかに)。 

 

 

・国際情勢などいろんな外部要因があるが主な要因は財務省、日銀、政治家らが円安で最大の利益を懐に入れてるから円安政策を継続したいだけ。本気で円高を望むなら関係者らのタカ派発言、介入など方法はいくらでもある。 

 

 

・日銀が多少金利を上げても、短期的にはあまり影響はない。 

相変わらず、アベノミクスの異次元金融緩和ジャブジャブ資金がアメリカに流れるだけなのは変わらないのです。 

まだまだ円安は続きます。 

円安の底はまだまだ見えていない。 

 

 

・高額な武器などの外国製品、エネルギーがコロナ前の5割り増し価格で買わされ、日本国民と企業は世界一高い電気代とガソリンコストを払わされている。 

一方で日本の土地や森林、水源や中小企業は4割引の超バーゲン価格で海外資本に爆買いされている 

そんな実態は怖いぐらいに報道されない。 

芸能ニュースなどどうでも良い情報ばかり 

 

 

・戦争による穀物高、原油高でもアメリカは自国生産がある 

日本の金利の低さに飽きられて膨大な貯蓄を海外投資に回してる 

赤字国債がでかすぎて日本の金利を上げられない 

 

 

 

・利上げでも円安の理由なんて簡単でしょう。 

実体経済が伴わないからですよ。 

弱い日本の円高なんて無い。 

 

金をゲームの様に扱ったツケですね。 

特定層だけが儲かるゲーム。 

平均値で好景気感を出して税負担と社会保障負担を増やし、政治は何にもしない。 

いや悪くなる一方。 

 

日本は無意味な階層社会の色彩を強め、内需の弱さから金回りが悪い。 

日本の強み出会ったハイクオリティーを捨てるかの如く、人を育てず正規→非正規の流れで良いとこ無し。 

 

実現不可能な目標を捨てて、日本は足元を固めなければ再生不可能になる時期が近づいてます。 

先ず牽引者を変えるべきです。 

 

 

・野口悠紀雄:元大蔵官僚。 

 

円安株高は大歓迎だね。 

円安のおかげで日本経済は絶好調! 

物価は上がっていない。インフレ率を2から4%未満で調整する。 

デフレが長く続いたからインフレ目標を3%に設定するべきだね。 

 

消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)2月分(2024年3月22日公表) 

(1)  総合指数は2020年を100として106.9 

    前年同月比は2.8%の上昇   

(2)  生鮮食品を除く総合指数は106.5 

    前年同月比は2.8%の上昇    

(3)  生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は105.9 

    前年同月比は3.2%の上昇 

 

 

・緊縮財政路線が変わらない限り何をやっても無理です!おまけに増税ムード全開で経済が活性化されるはずがないよね・・・大企業でも賃上げされた分殆ど税金と社会保険料で持って行かれるシナリオなら中小企業なんか更に悪くなる 

 

 

・穿った見方として(笑) 

いまの円安でインフレは、大企業は大歓迎なんだろうが中小企業の原材料高と庶民の物価高をもたらす。苦しめる。 

一方で、政府にとってインフレ分だけ財政赤字を目減りさせられる。そして消費税収入増をもたらす。 

 

 

・日銀が利上げして円高にするのであればもっと引き上げなくてはならないし、そもそも利上げによるデメリットは知ってて言ってるのかな?行くも行かざるも地獄だぞ?そんな事しないで円高にする方法はあるだろ 

 

 

・1. 日銀は新たな金利ターゲットを設定する 

2. 日銀の保有する国債の価値が下がる 

3. 市場は新たな金利上限に挑戦する 

4. 日銀は国債買い入れで市場を安定化しようとする 

5. 円の供給量が増えインフレが悪化する 

 

 

・この期に及んでまだ現役世代の負担を減らせない(高齢者を切り捨てられない)のだから呆れて者も言えない。結局はこの国はなるようになるしかないし、行き着くところまで行くしかないのだろう。政治なんて有って無いようなもの。 

 

 

・そりゃ戻そうとしてないからだろ。 

利上げと言っても0.1% 国債買いも今後 徐々に無くしていくと言ったものの直ぐに買ってたし。 

 

所詮は これから正常化していきますよぉって言っただけ。 

 

商品の魅力で勝負では無くて 円安によっての購買意欲を利用した結果。 

 

 

・普通に国力が下がっているからですよ。 

GDP世界4位にりましたしね。 

新型コロナのせいで、 

技術も文化も何もかも韓国に負けて、 

日本でなくて良いと世界が気づいてしまったんですよ。 

 

 

・財政ファイナンスのツケでコロナ金融大戦に無条件降伏する事になったのさ。誤魔化すために、デフレ脱却、賃上げなどと言ってるのさ。 

 

 

 

・堅実なインフレが実現されてないのに政策金利上げてしまってデフレに戻ったらこの人たちは、デフレ脱却できてないのに政策金利の引き上げは悪手とか記事書くんだろうな・・・ 

 

 

・キャッシュレスできない、オンラインバンキングできない、マイナカードも使えない、こんなアナログ国民だらけの国の通貨なんて、下がる一方だわな。 

 

 

・円安容認するなら、大量の移民を後進国から受け入れて、人手不足を解消するしかないだろ。 

 

 

・もはや戻らない 

円安が当たり前という認識で、経済をどう回すか考えるべき 

 

 

・日本の長期金利が1%超を容認したのは2022年ではなく2023年12月 

よくみてから記事にしてね 

 

 

・物価高に円安対策出はなく賃上げ対策しか叫んでない政府のせいだろ。 

 

 

・世界各国はいまだに高金利を維持してるんだから当たり前。 

 

 

・これから利上げしていくから大丈夫だろ 

 

 

・世界が日本を世界の工場にしたいんだな。 

 

 

・更に円安が進行しそうだな 

 

 

 

・ん?何か戻れたものある? 

 

 

・金融の根幹の日銀、中央銀行に、FRBの従業員・スタッフのような奴らを送り込んで総裁や会合メンバーにされてるという間接統治の現実を知っておくべき。 

選挙放送で黒川あつひこがおじいちゃんの代からCIA♪と歌ってた場面とか覚えてるだろうか? 冗談抜きに、ほんまにそうなんだよ・・・ワイの方があたおかと思うが、皆さんの方があたおかなんだよ。知らないだけなんだよ。 

東京地検特捜部も読売・日テレはじめテレビ局各社も財務省も清和会も。 

調べたらわかるが、問題は・・そのわかった時、はっと気づいたらワイと同じ光景を目にする。知らない大衆だけがいて、知ったあなたをあたおかに認識する。 

口にするしないは選べる。少なくとも知っておいた方がいい。ここまでアメリカや英国の奴隷が要職や根幹を握っている事を。それだけでほとんどの予想の概略は読めますから。株とかじゃなく食糧品や衣服とかポータブル電源を買っといた方がいい。 

 

 

・まともなことを言うのは野口先生だけ 

 

クソ政府日銀のクソ円安政策で喜ぶのはインバウンド外人だけ 

日本人は苦しい生活 

おまけに今までは考えられなかった売春婦輸出大国に日本が 

なりさがった。すべて経済音痴の政府日銀のせい 

売国岸田倒さんと日本人死亡 

 

 

・リアルな話しをすれば高齢化社会をクリアー出来れば日本の荷物が減りますね... 

あと5年の辛抱か 

 

 

 

 
 

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