( 156721 )  2024/04/06 00:46:15  
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牧之原市の杉本市長は、川勝知事がリニア中央新幹線問題を辞意表明の一番大きな要因として挙げたことに対し、辞職は失言や舌禍が原因であり、リニアの遅れを自らの手柄として美化していると強く非難しました。

杉本市長は、リニア問題は国家プロジェクトであり、川勝知事がそれを7年止めたことは犯罪の可能性があると述べ、川勝知事が実際にはリニアを止めることを意図していたのではないかと疑問を呈しました。

(要約)

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牧之原市・杉本市長の定例会見(4月4日) 

 

静岡県牧之原市の杉本基久雄 市長は4月4日に行われた定例会見の中で、辞意を表明した川勝平太 知事を痛烈に非難しました。 

 

川勝劇場終焉へ… 「一番大きかったのはリニア」も残る疑問 狙いはボーナス? 果たされぬ説明責任 

 

4月2日に辞意を表明した川勝知事は、3日に開いた臨時会見で辞職を決断した一番大きな要因としてリニア中央新幹線に関する問題を挙げました。 

 

リニア中央新幹線をめぐっては、事業主体のJR東海が2027年の開業を断念すると発表していて、この点について川勝知事は「大きな区切りを迎えた。この2~3月で大きく動いた。リニアの問題で大きく動き、ここで仕事が一段落した」などと述べています。 

 

これに対し、杉本市長は4日の会見の中で「辞職するのは失言・舌禍が原因」と指摘した上で「手のひらを返したように自分を美化し、リニア(の開業)を10年遅らせたのは“俺の手柄”と言ってすり替えている」と猛批判。 

 

そして、「逆に言えば(リニアを)潰すつもりでやっていたんですか?と。大問題だと思う。国家プロジェクトであるし、国も3.5兆円の財政投融資をしている中で、それを7年止めたとなると僕は犯罪じゃないかと思う。それくらい大きな問題」と重ねて非難し、「何とかしようとしてやっているのならいいけれど、結果論として、4月2日に(川勝知事と)会って話を聞いた僕の感想は、やっぱり止めるためにやっていたのだと。口では言わないけれど、そう取れる発言だった」と最後まで怒りが収まらない様子だった。 

 

川勝知事をめぐっては1日に行われた県庁の入庁式で、新規採用職員を前に職業差別とも受け取れる発言をしたことで、4日午後5時までに2300件近い苦情が県に寄せられる事態となっています。 

 

テレビ静岡 

 

 

 
 

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