( 157756 )  2024/04/09 13:01:10  
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小室眞子さんと圭さんが米国に到着したニュースに関連して、成城大学の森暢平教授がバッシングについてコメントした。

彼は、不安が高まると人々は超越的な存在を求めがちで、それが過剰な賛美や批判につながると指摘した。

眞子さんに対しては、皇室の伝統的な価値観にとらわれている人々がバッシングしているとし、そのようなバッシングは甘受する必要があると述べた。

彼は、言論の自由とのバランスを考えなければならないとも言及した。

(要約)

( 157758 )  2024/04/09 13:01:10  
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米ニューヨークに到着した小室眞子さん(左)と圭さん=米ニューヨークのケネディ国際空港で2021年11月14日(代表撮影) 

 

 成城大文芸学部教授の森暢平氏は毎日新聞政治プレミアの取材に応じた。 

 

 「これからの皇室は、バッシングされることを前提にしなければならなくなっています」と語った。 

 

【写真】眞子さんの左手薬指に光る指輪 

 

 森氏は、バッシングが起きる理由について、「経済の不調や自然災害など、人は不安になると、超越的な何かを求めやすくなります。その結果、過剰にモデルを求める一方で、過剰な批判も生まれています。賛美とバッシングは、表裏の関係にあります」と指摘する。 

 

 小室眞子さんについては、「枠から飛び出ているからバッシングされたのです。皇室には『理想の家庭』を営んでほしいという、伝統的な価値観にとらわれている人も多いのです。実際には、秋篠宮家も普通の家族です。娘が親の気に入らない相手と結婚することはよくあることです」と言う。 

 

 そのうえで、「バッシングは甘受しなければならない部分もあります。言論の自由の問題があるからです。『失礼だからやめろ』という議論がありますが、戦前の不敬罪と同じ論理になるのは危険です」と語った。 

 

 

 
 

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