( 158365 )  2024/04/10 23:27:21  
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円相場は急速に円安に進み、34年ぶりの水準である1ドル=152円台に更新された。

アメリカでの消費者物価指数が市場予想を上回り、アメリカ経済の好調が確認されたため、中央銀行の利下げ観測が後退し円安が加速した。

金利差が縮まらないとの見方から、金利の高いドルで資金を運用する動きが強まり、円を売ってドルを買うことで円安が進んでいる。

市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっており、円安が物価高を招き、生活にも影響が出る可能性がある。

(要約)

( 158367 )  2024/04/10 23:27:21  
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TBS NEWS DIG Powered by JNN 

 

円相場は先ほど、1ドル=152円台まで円安が進み、およそ34年ぶりの水準を更新しました。 

 

相場が大きく動いたのは午後9時半すぎでした。1ドル=151円80銭前後からおよそ34年ぶりの円安水準となる152円台に突入し、152円60銭台まで下落しました。 

 

円安が一気に加速したきっかけは、その時間にアメリカで発表された3月の消費者物価指数です。伸び率が市場の予想を上回り、アメリカ経済の好調ぶりが確認されたことから、中央銀行にあたるFRBの利下げ観測が後退しました。 

 

市場では日米の金利差が縮まらないとの見方から、金利の高いドルで資金を運用しようと、円を売ってドルを買う動きが強まりました。 

 

市場では、政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっています。 

 

止まらない円安がさらなる物価高を招き、私たちの生活にも影響が出そうです。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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