岸田文雄首相が10日の共同記者会見で、日中外交に関する質問に誤って「同盟国である中国と、失礼…」と発言し、すぐに間違いに気付いて訂正した。首相は9年ぶりの国賓待遇での訪米中で、非公式夕食会や歓迎式典、首脳会談などがあり、同行者たちからは疲れが出ているのではないかとの見方もある。(要約)
岸田文雄首相=10日、ワシントン(EPA時事)
【ワシントン時事】「同盟国である中国と、失礼…」。
岸田文雄首相が10日の共同記者会見で日中外交に関する見解を問われた際、「同盟国である米国」と発言すべきところを誤ってこう発言する場面があった。首相はすぐに間違いに気付き、慌てて言い直した。
日本の首相による約9年ぶりの国賓待遇の訪米とあって、非公式夕食会、歓迎式典、首脳会談などと行事が目白押しなだけに、同行筋からは疲れが出たのではないかとの見方も出ている。