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藤岡康太騎手が落馬負傷し、入院していたが、その後死去した。

藤岡康太騎手は35歳で、2007年に騎手デビューし、昨年は63勝を挙げるなど活躍していた。

彼はJRA通算800勝を達成するなど、多くの実績を挙げた人物だった。

彼には妻と昨年誕生した男の子がいた。

(要約)

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 勝利インタビューで笑顔を見せる藤岡康太さん=2023年11月19日、京都競馬場 

 

 JRAは11日、6日の阪神競馬7Rで落馬負傷した藤岡康太騎手=栗東・フリー=が10日午後7時49分に死去したと発表した。35歳だった。落馬後は意識不明の状態が続き、入院加療していた。 

 

【写真】23年にマイルCSを制し、大きく拳を突き上げる藤岡康太さん 

 

 藤岡康太騎手は、1988年12月19日、滋賀県出身。祖父が厩務員で、父が健一調教師、兄が佑介騎手という家庭に育った。07年3月に栗東・宮徹厩舎から騎手デビュー。競馬学校の23期生で同期には浜中俊、丸田恭介、田中健、荻野琢真、宮崎北斗、草野太郎、大下智(現調教助手)、池崎祐介元騎手がいる。 

 

 07年3月3日の中京1Rで父の管理するヤマニンプロローグに騎乗し、初騎乗初勝利を達成。ルーキーイヤーはJRAで24勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞した。09年にジョーカプチーノのファルコンSで重賞初制覇を果たすと、同年のNHKマイルCで10番人気の低評価を覆してG1初制覇を達成した。 

 

 その後もコンスタントに白星を積み重ね、昨年は自身最多となるJRA年間63勝をマーク。マイルCSではテン乗りとなったナミュールを勝利に導き、14年ぶりとなるG1・2勝目を飾っていた。 

 

 今年も先週終了時点で28勝と、キャリアハイだった昨年を超えるペースで白星を積み重ねていた。先月30日の阪神10R仲春特別をタツダイヤモンドで制し、史上58人目、現役27人目となるJRA通算800勝を達成した。同通算803勝(うちG1・2勝を含む重賞22勝)。10、12、17、19年と計4度のフェアプレー賞を受賞するなど、スマートで馬の持ち味を引き出す騎乗に定評があった。 

 

 妻と昨年6月に誕生した男の子がいる。 

 

 

 
 

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