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日本株上昇のウラに潜む「歴史的円安」だが…さらなる「円安進行」で株価はどうなる?【経済評論家が解説】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) 4/13(土) 9:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6103c076a7e518d2b8406b157a8c11c84ca450d

 

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日本株価の上昇には歴史的な円安の影響があります。

現在の円安は日本企業の米国向け輸出を容易にしており、輸出企業は利益を株主に配当したり銀行に返済したりすることで、株価が上昇する傾向にあります。

一方、輸入企業や消費者は円安によるコスト上昇を受けるため、景気にはプラスマイナスの影響があるとされています。

一般的には円安は株価を押し上げる要因とされますが、極端な円安では株価が下がる可能性もあります。

金融引き締めによる影響も株価に大きな影響を与えるため、円安が続いた場合は注意が必要です。

(要約)

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(※写真はイメージです/PIXTA) 

 

日本株の価格が上昇していますが、その裏側には歴史的な円安の影響があるといえます。なぜそのような状況が起こるのでしょうか? また、今後さらなる円安が進行した場合、株価にどのような影響を及ぼすのでしょうか。経済評論家の塚崎公義氏が平易に解説します。 

 

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為替レートは、歴史的な円安(=ドル高)の水準となっています。高度成長期は1ドルが360円だったので、それと比較して「いまは円高だ」と考える人もいるでしょうが、日米の物価上昇率が違うので、日本企業が米国向けに輸出する際の難易度は、いまの方がはるかに易しいのです。 

 

輸出が容易なら輸出が増え、輸出企業が持ち帰ったドルを売るので「ドル安円高」になるはずだ…と考える人もいると思いますが、最近の輸出企業は「輸出をするより、海外の売れるところで生産する」という志向が強いので、円安でも輸出があまり増えないのです。そのあたりのことについては、拙稿 『円相場の歴史的な安値、日銀発表「実質実効為替レート」でも明瞭に…円安の理由と今後の展望』 をご参照下さい。 

 

円安で輸出企業がドルを高く売れる分は、株主への配当や銀行への借金返済に使われ、従業員の賃上げにはあまり使われないので、景気を押し上げる力は大きくありません。 

 

一方で、輸入企業がドルを高く買わされた分は、消費者などに転嫁されますから、消費者の懐が寂しくなり、飲みに行く回数が減ります。読者のなかにも電気料金等が値上がりしたので飲み会参加を減らした…という人も多いでしょう。 

 

差し引きすると、貿易数量面では景気に若干プラス、価格面では景気に若干マイナス、ということで、差し引きした景気への影響はプラスマイナス0程度ではないか、と筆者は考えています。そのあたりのことについては、前回の拙稿 『円安、景気への影響は「ほぼナシ」!? 輸出企業の儲けは株主へ、輸入物価の上昇は消費者にツケ回し…庶民が置かれた厳しい状況』 をご参照下さい。 

 

 

日本の貿易収支は(原油価格の変動などはありますが)概ねゼロと考えてよいでしょう。つまり、輸出企業がドル高で儲かった分と、輸入企業がドル高で苦しい分が同程度なのです。しかし、その株価への影響は大きく異なっています。 

 

輸出企業の儲けの大部分は、配当されるか、内部留保になります。利益が増えて配当が増えれば、「この株を持っていれば今後も高い配当がもらえるだろう」ということで株の買い注文が増え、株価は上がるでしょう。 

 

内部留保されれば、「あるべき株価」が上がりますから、実際の株価にも上昇圧力がかかるでしょう。あるべき株価については、ここでは単純に「1株あたり純資産」ということにしておきましょう。会社が解散するときに株主が受け取れる金額があるべき株価だ、と考えよう、というわけです。 

 

日本の輸出の多くが上場企業によってなされている、ということも重要です。ドル高の儲けは上場企業の儲けになり、株価を押し上げるのです。 

 

輸入企業のコスト増は、多くが消費者に転嫁されるので、輸入企業の利益はそれほど減りません。また、輸入原材料を使う企業の多くは非上場の中小企業です。したがって、上場している輸入企業のコストはそれほど増えず、株価の押し下げは限定的です。 

 

円安によって景気が悪化して、それが株価を押し下げる、ということも理屈上は考えられますが、上記のように、円安の景気への影響が大きくないとすると、そうした懸念も小さいでしょう。 

 

株価やドルは「みんなが値上がりすると思うと、みんなが買い注文を出すので、実際に値上がりする」という傾向があります。「美人投票」と呼ばれる現象です。 

 

多くの投資家は「ドル高円安になると株が上がる」と考えているので、円安になると「ほかの投資家が買う前に急いで買おう」という買い注文が増加し、株価が上がりやすくなります。 

 

そうなると、一層多くの投資家が「やはり円安は株高要因だ」と考えるようになるので、次の円安の際にも株が上がる、ということが繰り返されるわけですね。 

 

 

上記のように、普通の円安は株高要因と言えますが、極端な円安であれば反対に株価が下がるかもしれません。それは、極端な円安によって輸入物価が高騰し、インフレになって日銀が金融を引き締める場合です。 

 

金融引き締めは、景気への影響より、株価や為替レートに対する影響のほうがはるかに大きくなりがちです。金利がわずかに上がっても、「それなら設備投資を延期しよう」という企業は多くありませんが、「それなら株やドルを売ろう」という投資家は多いからです。 

 

したがって、景気を抑制してインフレを抑え込むほど金利を上げると、株価が大幅に下落する可能性があるわけです。 

 

実際には、中程度の金融引き締めによって景気が悪化する前にドル安円高となり、輸入物価が低下してインフレが収まるかもしれませんので、さまざまな経路が考えられますが。 

 

余談ですが、平成バブル期には反対に、大幅な円高が景気にプラスに働きました。大幅な円高で輸入物価が下落し、消費者物価が安定していたため、日銀は金融引き締めを見合わせました。そのため、投資家たちが安心して株を買うことができたのです。 

 

今回は、以上です。なお、本稿はわかりやすさを重視しているため、細部が厳密ではない場合があります。ご了承いただければ幸いです。 

 

筆者への取材、講演、原稿等のご相談は「ゴールドオンライン事務局」までお願いします。「THE GOLD ONLINE」トップページの下にある「お問い合わせ」からご連絡ください。 

 

塚崎 公義 

経済評論家 

 

塚崎 公義 

 

 

( 159368 )  2024/04/13 15:08:52  
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(まとめ) 

- 投資や経済の視点から、円安による株価の動向や物価への影響について様々な意見がある。

 

- 国内外の需要供給や為替変動、企業の成長力などが株価や景気に影響を与えるとの見方もあれば、政府や日銀の方針に懸念を示す声も見られる。

 

- また、円安による物価高や個人の経済状況に対する懸念や批判も多く見られる。

 

- 未来の為替や経済の展望に対しては不透明感からAIの活用や予測に依存する意見も散見される。

 

- 日本の経済成長や国民の暮らしに関わる課題について、様々な視点と提案が存在するものの、意見の一致が見られない状況が浮かび上がっている。

( 159370 )  2024/04/13 15:08:52  
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・株価はグローバルの基準だし、物価賃金は日本国内の需要供給関係で決まるからね。賃金あがらず株が上がるんだろうね。日本の労働者も日本国内の働き口だけを考えているからダメなんだろう。日本にいながらでも海外の会社でリモート勤務とか考えられるといいのにね。知り合いのオーストラリアの方で日本に滞在している人がいるけど、オーストラリアの会社で働いて賃金もらって日本に住んでいるよ。いい暮らししているみたい。工夫が必要だね。 

 

 

・円安で主要企業の決算や株価は好調でも国内の成長や景気には関係なく、年金や社会保障による財政支出に依存する構造には変わりは無い。インフレで債務のGDP対比の負担が軽減されるとか言っているが、あくまで机上の数字の話で気休めだ。 

デフレの頃に製造業の空洞化が盛んに言われたが、グローバル化の進展で今は小売やサービス業まで海外の収益が絶対額や伸びの大半を占めるようになっている。そして稼いだものはより成長力のある所で使われ投資に回るから、経常収支も国内の景気や成長とは関係なくなる。 

 

 

・アメリカは半導体や技術部品の次のメインサプライヤーに日本を選んだ。 

中国は何をするか分からない上に遅かれ早かれ台湾を襲う。代替サプライヤーをどこにするかと考えたら日本が最有力候補となる。 

日本国内で製造してもらう必要があるから円安を容認する。日本からの輸出が増えるから輸出企業の業績は上がって株価も上がる。 

 

 

・日本は産油国ではないので国をあげて水素燃料に大きく舵を取るべき。 

いろんな分野で水素を燃料として使えるようになれば原油の使用量も減り原油価格も下がる方向に行く。 

車は半数が水素転換で問題ないはず。 

 

 

・通貨安と株高は表裏一体。ひどいインフレと通貨安のアルゼンチン株式指数Mervalはこの2,3年で10倍近くまで上昇している。 

日本もこれを機に工場の国内回帰、海外での就職に力入れていくべきだ。 

海外に出たがらない人多いけど、欧州、米、印も中国韓国もみんな国の垣根を越えて働いてますよ。 

まあ、アメリカのインフレも徐々に落ち着いて2022年とは逆の事が起こり、一旦130円ぐらいまで円高進むだろうけどね。 

 

 

・まあ、直近ではドル高、円高なんだけどね。他がよわい。 

 

来年以降の原油の需給も世界的な脱炭素、中国EV輸出急増、米国他非OPECの原油生産増加などで急速にゆるくなるようだし、また遅まきながら、米国の利下げ、日本のちょっとした利上げ等で円高方向にはなるのかなともおもう。 

 

デジタルサービス収支、貿易収支で円安圧力はまだまだ強いとおもうし、為替だけは本当に難しいからわからないが、であれば円安がずっとつづくという見立てもまた怪しいともいえる。 

 

 

・この筆者、何も分かっていない。 

いまの為替相場は各国のファンダメンタルズを反映してはいない。世界中に有り余っている富裕層の資金が、消費ではなく投資(投機?)に向かっているため。 

円安で海外の投資マネー(ヘッジファンド)が、円安のために日本株が「割安」感で日本株を買いあさっている結果。だって米ドル1ドルが日本円では150円を超える水準だから、そりゃ私が海外の富裕層だったら日本株を買いますよ。ま、いびつな「インバウンド効果」だよ。 

 

 

・最近は理屈が通らない値動きをするので理屈は通らないよ。AIが入ったからかな。本当に訳が分からない。あとから理由が追いかける感じ。 

 

評論家やプロを自称する人達の話しは、過去に起きた出来事を語る歴史家と変わらない。現在や未来の話しは信用できない。 

 

AIが出した答えが正解だったりして。今のAIは未来の答えを出さないけど。 

 

 

・輸出依存度が日本より遥かに高いドイツや韓国が日本を抜いていったが、あれは輸出産業を国策で伸ばし、税制優遇した結果だ 

軒並み少子化している先進国は、国内需要だけでは国の成長は期待できないという良い見本 

日本も国の成長を目指すなら、輸出産業を育てて輸出依存度を高めるべきだ 

日本は「これからは発展途上国に落ちる」みたいな意見も見るが、なら高学歴化をやめ、子供を労働者として使ってください 

そういう社会なら多子化します 

発展途上国かつ高学歴化しているような国は、都市部ではえげつない速度で少子化しており、タイなどの都市部は日本よりはるかに出生率が低くなってしまいました。同じやり方は全くおすすめできません 

 

 

・国民の意識調査で景気が悪いと答えた人は、良いと答えた人の4倍だ。その理由は円安による異常な物価高だ。その一方で、円安による異常なバブル株高。理由は市場の6割以上を占める海外投資家たちが円安で日本株を買いまくっているわけだが、彼らもいつかは売りに転じる。それがいつかだ。 

 

 

 

・円安なんて恩恵を受けるのは一部の人だけ 

食料品をはじめあらゆる物が高くなっている 

首相が馬鹿なのでさらに税金も高くして一般国民を苦しめている 

円高の時の方が物価が安くて良かったと思う人が多いに決まってる 

株が上がっているっていっても個別株見れば一部の銘柄だけで株高を演出しているだけじゃないのか 

ユニクロの柳井さんも言っているように円安が良いわけない 

 

 

・このまま円安が続くと株価は来年に向かって5万円台になると予想する。問題は円安だけで水ぶくれした企業業績に経営者が満足して稼げる力を養う努力をしなくなる事。海外ファンドは足の早い投資資金を儲からなくなれば他国に移してしまう。海外投資家から選ばれる成長力のある企業を早く育てなければ日本は見捨てられる。 

 

 

・>貿易数量面では景気に若干プラス、価格面では景気に若干マイナス、ということで、差し引きした景気への影響はプラスマイナス0程度ではないか 

 

行政コストを考えない近視眼的な視点だとそういう結論になります 

100円台の円高水準では歳入と歳出のバランスが取れません、この事実を無視した評論には意味が無いのです 

年間平均でドル円が140円台で昨年の日本の歳入が約71兆円です 

一方で歳出は今年度112兆円予定です 

まだ40兆円以上不足しています 

単純に計算したら1ドル200円程度の水準にしないと収支は均衡しません(行政コストは企業収益とは無関係に定率で掛かる為) 

 

円安に疑問符を付けるなら行財政改革を進めて小さな政府を作ることですよ 

しかし日本は官僚が主導なので行革はやらない 

また、自民党の裏金問題で明らかな通り政治改革も一向に進みません 

 

大局的な見地での評論をマスコミも考えるべき 

 

 

・このまま円安が進むと、 

・本気で金持ちと売春婦しか海外旅行に行かなくなる。 

・小麦など食料原価が上昇して飲食店が窮地に追い込まれる。 

・ガソリン価格がレギュラー1ℓあたり200円超えて運送料金が値上がりする。 

・輸出企業にお金が集まって上場廃止やM&Aが増える。 

・1億総貧困状態に陥り節約がブームになる。 

・ほとんどの国民がローンと借金地獄に墜ちる。 

 

 

・日本の企業は、外国の投資家の為にセッセとウ稼いでいるだけ、日本に存在しても、外国にある企業に成ってしまっている。円安で株価最高では、ますます外国投資家の食い物に成っているだけ、今こそ法人税を上げて、利潤を国民の財産にしないと、かつての中国と同じに成りますよ。 

 

 

・円安放置で物価が暴騰しても、物価安定の役割をしない日銀に国民は怒り、それを放置する与党に矛先は向かう。そして衆院選挙だろう。結果は容易に予測できる。身から出た錆だ。 

 

 

・短期では$1=¥140〜¥160、、、恐らく中長期的には$1≧¥200近く行くだろう? 

それなら日系も最低でも5万ドル以上いかないと主が取れないと思います。 

 

 

・恩恵を受けた輸出企業の為替差益もそろそろ限界かな 

相対的な売り上げ上がらない限り難しい 

これが悪い円安ですかねぇ 

 

 

・海外の多くの投資家が株から金に向かっているから、当面の間は下げと少々の自律反発の繰り返しだと思う。 

 

 

・円安で株高を維持しようとする岸田政権と日銀連中らはどう見ても裏で私腹を肥やすとおもう。日銀を一握りの奴らの為に私物化する政治家と日銀老害らは許せない。 

 

 

 

・株価がどうなろうと、一庶民の生活には関係ない。 円安による異常な物価高で日本人の生活は困窮するばかり。 観ているだけの無能な政府、日銀。 

もうこの国に明るい未来は無い。 

 

 

・一刻も早く日本株を買っておくのが正解、ということでしょうか? 

しばらくは毎日が幸福感いっぱいということかな。 

 

 

・更なる円安進行→単純に考えると円の価値が下がるので相対的に株価は、上がると考えられる。 

 

 

・10年後の日本は1ドル200円になってスタグフレーションで国民は疲弊しているとか? 

 

 

・まっ、何もしないで注視注視言ってれば 

勝手に円安だわ。 

本当に意味ないから、日銀も財務省もひつようねーわ 

 

 

・ユニクロが株高を演出しているので一般市民にはあまり恩恵がない。 

 

 

・もっともらしい事を並べ立てたところでそんなことは誰にもわからない 

 

 

・早目に利確しなと円安リスクで大損するぞ。 

 

 

・さらに進んで円安、債権安、株安  

トリプル安 

 

 

・円安で爆上げからの大暴落 

 

 

 

・すぐにわかると思うが、トリプル安。 

 

 

・よし! 

 

買いだ!! 

 

 

・日本はもう死んでいる 

100年後には消えている️ 

 

 

 

 
 

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