日本銀行本店
週明け15日の東京外国為替市場で対ドルの円相場は一時、前週末(午後5時)に比べて40銭程度円安・ドル高の1ドル=153円台半ばに下落し、約34年ぶりの円安水準となった。
【チャート】最近1か月の米ドルの値動き
米国で金融引き締めが長期化するとの見方から長期金利が高止まりし、日米金利差の開きが意識されて円売り・ドル買いが優勢になっている。市場では、政府・日本銀行による為替介入への警戒感が強まっている。
対ユーロでは、20銭程度円高・ユーロ安の1ユーロ=163円台半ばで取引されている。