( 161266 ) 2024/04/19 02:33:49 0 00 巨人・菅野智之投手
■プロ野球 阪神 2×-1 巨人 (延長10回) (18日 甲子園)
巨人は阪神に今季2度目のサヨナラ負けで2連敗となった。同点で迎えた延長10回は4番手・大勢(24)が登板し、先頭の中野拓夢(27)に左前安打、森下翔太(23)に中前安打、大山悠輔(29)を申告敬遠で無死満塁の大ピンチ。ここで佐藤輝明(25)にサヨナラ打を浴び力尽きた。
試合は2回に小林誠司(34)の中前適時打で先制。投げては先発・菅野智之(34)が7回まで無失点の快投も、8回に2本の安打でピンチを招くと、3番・森下翔太(23)に左前適時打を浴び1-1の同点に追いつかれそのまま延長戦へ突入していた。
打線は坂本勇人(34)が14日広島戦(東京ドーム)以来今季2度目のベンチスタート。1番センターにはオコエ瑠偉(26)、サードには泉口友汰(24)が6番、5番にはレフトで丸佳浩(34)が入った。
初回の攻撃は阪神先発・西勇輝(33)に対し簡単に三者凡退に終わる。
菅野は今季3度目の登板、ここまで2勝0敗、防御率0.00。昨年の阪神戦は3試合に先発し0勝3敗、防御率5.40と相性が悪かった。また3試合連続で小林誠司(34)とのバッテリーを組んだ。
立ち上がりは1死から2番・中野拓夢(27)に二塁打、3番・森下に四球を与え1死一、二塁のピンチも、大山悠輔(29)を中飛、佐藤輝明(25)を空振り三振に抑え無失点で切り抜ける。
打線は2回丸が左前安打で出塁し、内野ゴロ間に二塁へ進み2死二塁の好機で、7番・小林誠司(34)が中前適時打を放ち1-0と先制に成功する。
2回の菅野は先頭・ノイジー(29)に中前安打を浴びるも、梅野隆太郎(32)を遊ゴロ併殺打に打ち取り3人で抑える。さらに3回は2死走者なしから中野に中前安打、森下に四球を与えピンチも、大山を空振り三振に抑え3回まで無失点。
4回は両チーム三者凡退に終わる。5回の攻撃は1死から8番・吉川尚輝(28)が四球を選ぶも、菅野のバントは投手正面となり併殺に倒れる。
続く5回裏の菅野は2死から近本のサードへの打球を泉口が悪送球し出塁を許す。さらに続く打者の初球で盗塁を決められるも、中野を空振り三振に仕留める。
6回には3番からのクリーンナップと対するも、森下を空振り三振、大山を三ゴロ、佐藤輝を3打席連続の空振り三振と完璧に封じる。
菅野は7回も三者凡退に抑えると、8回の攻撃では打順が回るもそのまま打席に立ち8回裏のマウンドへ。しかし先頭の代打・前川右京(20)に左前安打を許し、代走・植田海(27)が送られる。続く近本に左前安打を許し無死、一、二塁の大ピンチ。中野は送りバントを試みると、菅野が好フィールディングで三塁で刺し1死も、続く森下に三遊間を破られる左前適時打を浴び1-1の同点に追いつかれる。
菅野は今季最長の7 1/3回112球6安打9奪三振2四球1失点で降板し、2番手・西舘勇陽(22)が登板。大山を右飛も、佐藤輝に四球で満塁となりピンチを広げるも、ノイジーを一邪飛に抑え勝ち越しは許さず。
9回の攻撃は2番手・桐敷拓馬(24)に対し2番・佐々木俊輔(24)からも三者凡退に終わり打線はわずか4安打。
9回裏は3番手・バルドナード(31)が2死から代打・原口文仁(32)に安打を浴びるも無失点。
同点で迎えた延長10回は先頭の丸佳浩(34)が左前安打、代走・重信慎之介(31)が盗塁を決め得点圏に進めるも後続が凡退し得点ならず。
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