( 161611 )  2024/04/20 02:03:52  
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日本銀行の植田和男総裁は、円安が物価に影響を与える可能性があるとし、その影響が大きければ金融政策を変更する可能性もあると述べました。

円相場が34年ぶりの円安水準であり、輸入品価格の上昇が物価を上昇させています。

植田総裁の発言は、円安による物価上昇が深刻になれば金融政策を変更する可能性があることを市場に示唆しています。

日銀は最近17年ぶりの利上げを決定し、大規模な緩和策を修正したばかりですが、金融政策の変更が4月25日の会合で注目されます。

(要約)

( 161613 )  2024/04/20 02:03:52  
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日本銀行・植田和男総裁 

 

 日本銀行の植田総裁は、円安が物価に対して無視できない影響を与える状況になれば、追加の利上げなど金融政策の変更もあり得るとの考えを示しました。 

 

【映像】日本銀行・植田和男総裁のコメント 

 

「為替の円安方向の動きがインフレーションの動き、あるいは基調的物価上昇率に影響を与える可能性はあり得ると思います。そこについて無視できない大きさで影響が発生した場合は、場合によっては金融政策の変更もあり得る」(日本銀行・植田和男総裁) 

 

 円相場は1ドル=154円台と34年ぶりの円安水準が続いていて、輸入品の価格上昇が物価を押し上げています。 

 

 植田総裁の発言は、円安を原因とした物価の上昇が無視できないレベルになれば、金融政策を変更する可能性があるとして市場をけん制した形です。 

 

 日銀は3月、17年ぶりに利上げを決定し大規模金融緩和策を修正したばかりですが、4月25日から開催される金融政策決定会合で追加の利上げについてどう判断するかが注目されます。(ANNニュース) 

 

ABEMA TIMES編集部 

 

 

 
 

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