( 162792 )  2024/04/23 18:18:42  
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U-23日本代表がU-23韓国代表に敗れ、五輪出場を目指す試合で失点し、敗れた様子が伝えられた。

次はU-23カタール代表との準々決勝で戦うが、大岩ジャパンの底力が求められる状況だ。

(要約)

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<U-23日本代表・U-23韓国代表>韓国に敗れうなだれるイレブン(撮影・小海途 良幹) 

 

 ◇サッカーパリ五輪予選兼U―23アジア杯カタール大会1次リーグB組最終戦 日本0―1韓国(2024年4月22日 カタール) 

 

【写真】寝転んで喜ぶ韓国選手とは対照的に、敗れうなだれる松木 

 

 8大会連続の五輪出場を目指すU―23日本代表は1次リーグ最終戦でU―23韓国代表に0―1で敗れ、B組2位通過が決まった。0―0の後半30分にCKから今大会初失点し、攻撃陣は最後まで沈黙。2連勝で既に1次リーグ突破を決めていたが、今大会初黒星となった。次戦は25日の準々決勝でA組1位の開催国U―23カタール代表と激突。大会3位までが五輪出場権を獲得し、4位はギニアとのプレーオフに回る。 

 

 大岩ジャパンが宿敵に屈した。0―0で迎えた後半30分だった。CKからボールはファーサイドへ送られる。今大会初先発のGK野沢が飛び出すが、ボールに触れられない。マークの外れたMFキム・ミンウに頭で合わせられ、先制を許した。ここまで体を張ってきた守備陣が見せた一瞬の隙。大岩ジャパンには重く痛い1点となった。 

 

 先発は大胆に7人を入れ替えた。勝ち点も、得失点差も、総得点まで同数で並んだ宿命のライバル韓国戦。先に主導権を握ったのは大岩ジャパンだった。前半11分、FW平河のアーリークロスに今大会初先発のFW内野航が飛び込むなど、左サイドを起点に攻撃を仕掛けた。だが1点が遠い。FW陣はまたも無得点だった。 

 

 大岩監督は「この23人でいかにいい状態をつくるかが目的」と話し、全員で戦うことを強調した。0―0のまま、時計が進むと後半9分にはMF川崎が相手から危険なタックルを受け、一触即発ムードに。徐々にヒートアップした。同18分にはMF松木、MF藤田、FW佐藤と次々とカードを切り、攻勢に出たが、逆にセットプレーから失点を喫した。 

 

 A代表の森保監督も見守る中、宿命のライバルに敗れ、1次リーグB組で痛恨の2位突破となった。準々決勝は25日、相手は開催国カタールに決まった。A組で圧倒的な力を見せ、3試合でわずか1失点と鉄壁の守備を誇る難敵だ。今大会でのパリ五輪切符獲得は3位まで。完全アウェーとなる大一番で、大岩ジャパンの底力が求められる。 

 

 ▼MF荒木 いい崩しはできているので、ゴール前の決定力、それだけだと思います。ここからが本当の戦いといってもおかしくないので、切り替えてやっていきたいと思います。 

 

 

 
 

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