自民党安倍派の宮沢博行衆院議員が23日に議員辞職願を提出し、国会内で記者団の取材に応じた。

宮沢氏は「私の不祥事が重なり、辞職を決意した。

政治不信を増幅しかねないということもあった」と述べ、詳細な内容は週刊誌に譲ると述べた。

宮沢氏は以前、裏金事件に関連して防衛兼内閣府の副大臣を辞任しており、派閥幹部を批判して注目を浴びた経緯がある。

（要約）

議員辞職願を提出後、記者団の取材に応じる宮沢博行衆院議員＝23日午後、国会 

自民党安倍派の宮沢博行衆院議員 

　自民党安倍派の宮沢博行衆院議員（比例東海）は23日、額賀福志郎衆院議長に議員辞職願を提出した。提出後、国会内で記者団の取材に「私の不祥事が重なり、辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と語った。不祥事の内容については「週刊誌に出る」とだけ話し詳細な説明を避けた。自身の女性問題が原因とみられる。 

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　宮沢氏は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、昨年12月に防衛兼内閣府の副大臣を辞任していた。裏金事件に関し「多くの仲間は身の潔白を証明したいと思っているが、派閥からしゃべるなと言われている」などと派閥幹部を公然と批判し、注目を集めた。