( 164286 ) 2024/04/27 03:53:13 0 00 巨人・阿部慎之助監督
■プロ野球 横浜 7-2 巨人(26日・横浜スタジアム)
巨人がDeNAに逆転負け、11勝10敗3分の貯金1となった。8回にリリーフの西舘がDeNA打線に捕まった。この回3失点を喫し連続ホールドは10で止まり、あと1に迫った新人記録更新とはならず。
先発・戸郷が7回1失点被安打の好投も開幕戦ぶりとなる白星を逃した。救援陣は西舘に代わり、8回1死から船迫大雅がアウトを1つ奪ったところで高梨雄平にスイッチ。ここで度会に満塁弾を浴び、勝負を決された。
一方の打線は昨日から1つ打順が下がった7番・萩尾匡也が2打席連続の長打を放ち2得点。この日全得点に絡む活躍をみせた。そして7回は吉川が一時勝ち越しとなるライト前適時打を放っている。
巨人打線は昨日と同じく、1番に門脇誠、2番には佐々木俊輔とフレッシュな布陣。そして6番キャッチャーは大城卓三、7番センターには昨日から打順を1つ下げた萩尾匡也が入った。
DeNAの先発・東に対する初回の攻撃、先頭の門脇がピッチャーゴロに倒れると2番・佐々木、3番・坂本勇人は連続で三振に倒れスリーアウト。
今日の巨人は戸郷が先発のマウンドへ。開幕戦以降、勝ち星から遠ざかっているが4月19日の前回登板は7回無失点と好投を見せている。
その立ち上がり、1番・桑原、2番・石上を連続で抑えたが3番・佐野にセンター前ヒットを浴びる。ここで4番・牧にショートゴロを打たせるも門脇の二塁送球が乱れ場面は2死一、二塁に。しかし最後は5番・宮﨑をピッチャーゴロに打ち取りピンチを脱した。
2回裏、戸郷は先頭の関根にファウルで粘られるも、11球目をショートゴロに打ち取った。その後、2死走者なしの場面でこの日打順を8番に落としていた度会にレフト前ヒットを打たれる。だが続く9番・東はレフトフライに抑えた。
試合が動いたのは3回裏、先頭の桑原にライト前ヒット、続く2番・石上にセンターへの二塁打を放たれ、無死二、三塁のピンチを迎える。ここで3番・佐野のセカンドゴロの間に、三塁走者は生還。先制点を献上した。なおも1死三塁のピンチだったが続く4番・牧をサードライナーに打ち取ると三塁走者が飛び出しておりダブルプレーに。ツキもあり、無死二、三塁の場面を1失点で切り抜けた。
4回の攻撃、1死から2番・佐々木がレフトへ今日チーム初となる安打で出塁すると、3番・坂本もレフト前ヒットを放ち1死一、二塁のチャンス。しかし続く4番・岡本は外に逃げる変化球に手を出し三振。5番・丸佳浩はレフト線へヒット性の打球を放つも、関根の好守備に阻まれ逆転打ならず。
その裏は宮﨑の打球が戸郷の左足に当たり、一度ベンチに戻るアクシデントも大事には至らずそのまま続投。続く関根を三振に斬るなど、今日初の三者凡退に抑えている。
5回の攻撃は1死から7番・萩尾がレフトフェンス直撃の二塁打を放つと続く8番・吉川がライトへ連打で一、三塁のチャンスに。ここで9番・戸郷がスクイズを決め、1ー1と同点に追いついた。続く1番・門脇の打球も一二塁間を破るかという当たりを放つもセカンド・牧の好守備に阻まれ逆転とはならなかった。
6回表は岡本が四球を選び2死から出塁も得点ならず。
しかし7回の攻撃、1死から7番・萩尾がセンターフェンス直撃の3塁打を放つと続く8番・吉川がライト前ヒットを放ち、勝ち越した。
7回裏も戸郷は無失点に抑えここで降板。7回1失点、99球でマウンドを降りた。
8回裏、マウンドに上がった西舘は先頭の桑原に安打を許すと3番・佐野、4番・牧の連打を浴び2失点を喫し逆転される。連続ホールドは10で止まり、あと1に迫った新人記録更新とはならなかった。ここで投手は船迫にスイッチ。宮﨑に安打を許すと、続く関根にも死球を与え1死満塁となるもサード・坂本の好守備に助けられツーアウト。
ここで投手を高梨に代え、迎えた8番・度会の打席。ここでまさかの満塁弾を浴び、8回に一挙6失点を喫した。
最終9回も森原の前に反撃ならず。無得点で終えゲームセットとなった。
|
![]() |