( 164908 ) 2024/04/29 01:12:46 0 00 選挙事務所に現れ敗戦の弁を悔しげに述べる乙武洋匡氏(撮影・西川祐介)
議員辞職などに伴う衆院3補欠選挙が28日、投開票され、東京15区(江東区)から立候補した無所属新人の乙武洋匡氏(48)は当選ならず、悔し涙を流した。
【動画】悔し涙を浮かべて敗戦の弁を語る乙武洋匡氏
乙武氏はスーツ姿で事務所入り。NHKが投票が締め切られた午後8時に立憲民主党新人で元江東区議・酒井菜摘氏の当選確実を報じたのを見届けると、支持者や関係者からは深いため息まじりの声が上がった。報道陣の前に姿を現した乙武氏は「残念ながら当選という結果にはなりませんでした。私自身の力不足を感じております。選挙戦では多くの人に支えてもらったことに感謝するとともに、この結果に対して申し訳なく思っています」と悔し涙を浮かべて詫びた。
小池百合子都知事の支援を受けて出馬した乙武氏。実業家のひろゆき(西村博之)氏も応援に駆けつけるなど、高い知名度を生かして選挙戦を繰り広げた。選挙戦最終日の27日には「私に思いを託してくれているたくさんの方のために仕事がしたい。皆さん、勝たせてください」と、最後のお願い。小池都知事もマイクを持ち、「皆さんの一票を乙武洋匡へと託してください。もうあと一歩でございます」と、巻き返しを図っていたが、届かなかった。
乙武氏は22年の参院選にも立候補したが、落選。2年前の雪辱はならなかった。
X(旧ツイッター)も更新し「この度、落選をいたしました。ただただ私の力不足に尽きます。応援をしてくださった多くの皆様、本当に申し訳ございませんでした。大変多くの方々に応援いただいたこと、心から感謝を申し上げます」とした。
「みなさんの期待に応えられなかったこと、託していただいた思いを国政に届けられないことが悔しく、申し訳ない気持ちです。今後の事に関しては未定ですが、応援してくださった方々と相談しながら考えて行きたい思います」と結んだ。
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