( 165296 )  2024/04/30 01:56:37  
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外国為替市場で円安が進み、一時1ドル=160円を突破したが、その後急激に円高になり、政府・日銀が為替介入したのではとの見方が出ている。

財務省内では報道が集まり、神田財務官はコメントを巧く避けている。

市場関係者の間では為替介入の効果に疑問が広がり、円安の要因に歯止めがかからず、円高の傾向が続くとの見方がある。

(要約)

( 165298 )  2024/04/30 01:56:37  
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日テレNEWS NNN 

 

外国為替市場で円安が進み、一時、節目となる1ドル=160円を突破しました。しかしその後、一転して5円以上円高に進み、政府・日銀が為替介入に踏み切ったのでは、との見方も出ています。財務省から中継です。 

 

    ◇ 

 

政府・日銀が為替介入をしたのかどうか確認するため、財務省内には多くの報道陣が集まっています。 

 

財務省・神田財務官「(Q.為替介入についての指摘がされていますが?)いまはノーコメントで」 

 

財務省の神田財務官はこう述べた上で、円相場が大きく動いていることについて問われると、「いま作業している」と答えました。 

 

円相場は29日午前、およそ34年ぶりに節目となる1ドル=160円を突破しました。しかし、午後1時過ぎからは一転して円高に進み、一時、1ドル=154円台半ばまで、5円以上円高に進みました。 

 

市場関係者の間では、政府・日銀が為替介入に踏み切ったのではとの見方が広がっていて、「ドル高が主導となる中での為替介入は効かない」との声も上がっています。 

 

日米の金利の差という根本的な要因が続く限りは、円安の進行に歯止めをかけられるのは一時的との見方が大勢です。 

 

大型連休で海外に旅行する人も多い中、円安の傾向は続くことになりそうです。 

 

 

 
 

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