米連邦準備制度理事会=ロイター
【ニューヨーク=小林泰裕】1日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時、1ドル=153円台に急騰した。日本時間2日午前5時過ぎまでは1ドル=157円台半ばで取引されていたが、1時間足らずで約4円、円高が進行した。
【グラフ】対ドルの円相場の動き
米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、政策金利を6会合連続で据え置くことを決めた。金融引き締め長期化への警戒感が和らぎ、米長期金利が低下していた。政府・日本銀行がこのタイミングで円買い・ドル売りの為替介入を実施した可能性もある。