( 166196 )  2024/05/02 17:04:11  
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米連邦準備制度理事会は、金融政策を決める連邦公開市場委員会で政策金利を6回連続で据え置くことを決定した。

この決定はインフレの鈍化を考慮しており、金利水準を維持してインフレや景気の状況を慎重に観察する方針だ。

また、フェデラル・ファンド金利の誘導目標を23年ぶりの高水準で維持することと、保有資産の規模縮小を緩めることも決定された。

(要約)

( 166198 )  2024/05/02 17:04:11  
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米連邦準備制度理事会=ロイター 

 

 【ワシントン=田中宏幸】米連邦準備制度理事会(FRB)は1日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利を6会合連続で据え置くことを決めた。インフレ(物価上昇)の鈍化が停滞していることをふまえ、金利水準を維持してインフレや景気の動向を慎重に見極める方針だ。 

 

【グラフ】米政策金利の推移 

 

 政策金利となるフェデラル・ファンド金利の誘導目標を約23年ぶりの高水準となる年5・25~5・50%で維持することを全会一致で決定した。保有資産の規模縮小(量的引き締め)のペースを6月から緩めることも決めた。 

 

 

 
 

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