( 166537 )  2024/05/03 16:45:46  
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友人と一緒に旅行に行く際、車を出した場合のガソリン代や高速料金の負担について、ルールがない場合はトラブルが起こる可能性がある。

旅行前に参加者全員で納得できる負担割合を決めることが大切であり、運転する人だけでなく費用に対する配慮がマナーとされている。

友人同士の旅行では、負担が平等でない場合は配慮が必要であり、旅行中のトラブルを避けるために最初にルールを決めておくことが重要だ。

(要約)

( 166539 )  2024/05/03 16:45:46  
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友人と熱海に行くため車を出しました。ガソリン代を「半分払うよ」と言われましたが、普通「全額」出しますよね? 車を出したのはこちらなので、正直モヤモヤします… 

 

友人との旅行の際に、自分の運転で車を出すこともあるのではないでしょうか。しかし、車を出すということは、「ガソリン代」や「高速道路代」が必要になります。 

 

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常日頃から同じグループで遠出をしていて、車を出した場合のルールを決めているなら問題はありませんが、もしそうでない場合、ルールがなければトラブルにつながるかもしれません。 

 

本記事では、友人と遠出する際の各種費用などについて、どのようにすればトラブルが起こりにくいかを解説します。気になる人は参考にしてみてください。 

 

東京駅から熱海駅までの距離は、約90km・往復180km、高速料金は片道2950円・往復5900円です。 

 

ガソリン乗用車の燃費平均値を24.6km/Lとして試算すると、往復でかかるガソリン量は切り上げて約8Lとなります。レギュラーガソリン代が1L当たり175円(資源エネルギー庁公表:2024年4月22日時点)なので、東京駅から熱海駅などのガソリン代は8L×175円=1400円です。 

 

ガソリン代と高速代を合算すると5900円+1400円=7300円になり、自分だけで負担するにはかなりの高額といえます。今回は東京駅から熱海駅までで計算しましたが、距離が遠くなればさらに高速料金とガソリン代も高くなるでしょう。出かけるのが1回限りなら我慢はできても、回数を重ねると負担も不満も増えていくはずです。 

 

労力や各種経費を負担しつつ、車を出して運転もするとなると、不平等だと感じる人は少なくないでしょう。 

 

車を出さず運転もしない友人はガソリン代や高速料金を多めに負担するのがマナーだという考え方もありますが、負担割合に具体的な目安があるわけではありません。運転しない人だけで費用を出し合うケースもあれば、車を出し運転をした人も含め参加者全員で平等に割り勘するケースもあるなどさまざまです。 

 

場合によっては運転手が全額負担するなども考えられますが、友人同士の旅行であれば稀な事例でしょう。費用負担が平等でない場合は、旅行中の食事代を負担するなど、車所有者・運転手への金銭的な配慮はマナーの1つといえるでしょう。 

 

 

せっかくの楽しい旅行での金銭トラブルを避けるためにも、各費用に関するルールを最初に決め、参加者全員が納得できる状態にしましょう。旅行が終わってからでは、何かと理由をつけて支払わない人もいるかもしれません。人によって考え方や経済状況が異なるため、自分の常識が相手に通用するとは限らないので注意が必要です。 

 

もし初めて一緒に出かけるという相手であれば、なおさらあらかじめルールを決めておくべきです。旅先で発生した細かな費用については事後の話し合いになることもあるかもしれませんが、ガソリン代や高速料金など最低限かかる料金については旅行前にある程度試算し、負担割合を決めておきましょう。 

 

東京駅から熱海駅まで往復すると、ガソリン代や高速料金などで約7300円かかります。車を出し運転もしてくれる友人が何も言わなくても「ラッキー」と考えず、費用負担を申し出るのがマナーです。後からトラブルに発展するのを避けるためにも、最初にルールを決めておくのがおすすめです。 

 

出典 

国土交通省 3.(1)ガソリン乗用車のJC08モード燃費平均値の推移 

一般社団法人 通商産業福祉協会 2024年3月16日~31日 ENEOSガソリン価格 

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

ファイナンシャルプランナー 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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