岸田文雄首相はブラジル・サンパウロでの記者会見で、憲法改正に関して自民党総裁任期中に実現したいという意向を変えずに維持すると述べた。党総裁任期は今年9月までであるが、「時間的制約がある中でも、一歩でも議論を前に進めるため、最大限努力していきたい」とも述べた。(要約)
岸田文雄首相(矢島康弘撮影)
【サンパウロ=田中一世】岸田文雄首相は4日夜(日本時間5日午前)、訪問先のブラジル・サンパウロで記者会見し、憲法改正に関し「自民党総裁任期中に実現したいという思いは、いささかも変わりはない」と述べ、従来の立場を維持した。党総裁任期は今年9月まで。
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その上で「時間的制約がある中でも、一歩でも議論を前に進めるため、最大限努力していきたい」と語った。