( 167864 )  2024/05/07 17:43:13  
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松阪市南勢病院の精神科医である坂保寛医師は、ゴールデンウィーク明けに気をつけるべきことがあると指摘しています。

新しい環境になった人や連休明けに気持ちを切り替えるのが難しい人は、"五月病"になりやすいと言われています。

次に楽しめる計画を立てることや、生活リズムを整えることが大切だという坂医師の提案によれば、自分へのご褒美を考えることも助けになると言われています。

また、家族や身近な人に気持ちを打ち明けることも大切だとアドバイスされています。

(要約)

( 167866 )  2024/05/07 17:43:13  
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松阪市南勢病院精神科の坂保寛医師 

 

楽しいゴールデンウィークも終わり、仕事や学校モードに気持ちを切り替えるのが大変だという人も、多いのではないでしょうか。 

 

専門家は、特にこのゴールデンウィーク明けは 注意してほしいことがあると言います。 

 

松阪市南勢病院 精神科 坂保寛医師: 

「5月の連休で一息つけてエネルギーが出て、学校や職場に行ける方はいいんですが、一息つけなくて、また問題に向き合わないといけないということになるから“五月病”なんだろうなと」 

 

自分への次のご褒美を考えてみては? 

 

特に憂鬱な気分になりやすいというのが、4月から新しい環境になった人たちです。その対策としてオススメなのが、次に楽しめる計画をつくること。 

 

坂医師は、しっかりとした睡眠やアルコールの量を控えるなど、生活リズムを整えることも大切とした上で、ゴールデンウィーク明けの“しんどい”を乗り切る対策として、連休の最終日に次に楽しめる計画を立てて自分への“ご褒美”を考える、この感覚を大事にしてほしいと提案しています。 

 

家族への声かけも大切 

 

他にも、家族が学校や職場に行きにくそうな雰囲気を感じたら、「疲れている?」「不調なの?」と聞いてあげるのもいいということです。 

 

心配かけたくなくて、なかなか憂鬱な気持ちを話したがらない人も多いといいますが、“しんどい”を乗り切るためには、身近な人に頼るのがいいのかもしれません。 

 

 

 
 

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